クリスマスのシーズンがやってきた。そんな時に話題になるのがヤドリギだ。
西欧ではクリスマスになるとヤドリギを玄関につるす習慣があるところがある。中にはヤドリギを球状に編み込んだキッシングボール(Kissing Ball)を飾るらしい。
Kissing→kissをするということかな・・
ヤドリギの下で恋人同士がキスをすることで永遠に結ばれるという言い伝えもある。玄関につるしたヤドリギには魔除けの意味があり、その下を通ることで不死の力を得るという伝説があるそうだ。
アダージョの森には、西側のエリアにヤドリギが沢山育っている。たまたま、先日の大きな栗の木を伐採した時に枝の先に付いていたヤドリギが取れてしまった。
それを、小屋のドアに飾って、「魔除け」にしてみた。
樹上高いところでボール状になって育っているヤドリギ
ヤドリギの実を食べた鳥たちは糞とともに種を落とすが、その種には特有の粘液が付いていて樹木の枝にくっつく。そこから根を生やし、樹木から水分と栄養分を吸収する。
少し大きくなってきたヤドリギ
これはまだ小さい苗 テープは「この樹木伐採」の目印 この栗の木は伐採はやめておこう
老木にはヤドリギが沢山付いている
ひとつのヤドリギができれば、その実を鳥が食べるので、そのヤドリギの近くに新しい苗が育つようだ
ヤドリギ
学名 viscum album
ビャクダン科(ヤドリギ科) ヤドリギ属
種は土に落ちても根を生やすことはない