フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

ベルリン博物館島めぐり

2012-06-29 | ドイツ旅行

昨日のポッダム・サンスーシー宮殿めぐりですっかり疲れてしまった。今日も朝食はしっかり食べよう。 


今日は天気が崩れるとの予報だったが、見事にはずれた。今日はベルリンの博物館島めぐりに出る。ホテルのあるメンデルスゾーン・バルトルディ・パーク駅からU2に乗りポッダマー・プラーツ駅下車、S1に乗り換えてフリードリッヒ・シュトラーセ駅下車、繁華街を抜けると5つの博物館のある博物館島に着く。こあの島は世界遺産に登録されている。
市内交通機関とセットで博物館入場券が付いているかれてしwellcome cardがあるので便利だ。
まず島の先端にあるボーデ博物館へ入る。ドーム状の屋根が目印だ。


入り口でバックは、ロッカーに入れるように指示される。




ビザンチン芸術が展示されていた。大きな博物館なので、丁寧に見ていれば、何時間あっても時間が足りない。

続いて、ベルガモン博物館へ。


ここは人気の博物館で入り口で沢山の人が並んでいる。日本語版のオーディオガイドを貸してくれるのがありがたい。入ると、紀元前2世紀古代ギリシャ・ベルガモンの祭壇を再現した巨大な空間に驚く。周りはギリシャ神話の浮き彫りが施されていて、ヘレニズム期の傑作だ。



更に行くと、「イシュタール門」がある。紀元前7世紀バビロニア王国の古都バビロンの北側入り口を再現している。青色の釉薬を使った美しい門である。


そのほか、実に多くの展示品があり、見ごたえ十分でふらふらになってしまった。
ここで昼食休憩。通りの角にあったイタリアンレストランに入る。メニューを見ると、わかりやすいピッツァ・マルゲリータとポロネーゼ・スパゲッティ、それに飲み物を注文した。全部で19.7ユーロと安い。ボリュームが多く、食べきるのに大変だった。


腹ごしらえができたら、次は新博物館へ行こう。ここは古代エジプトの考古品の数々が展示されている。「王妃ネフェルティティ像」の周りには多くの見学者がいた。(撮影禁止)

続いて旧ナショナルギャラリーへ入る。ここは1876年に開館したところで、ルノワールやモネなどフランス印象派の作品が充実している。




最後に入ったのが、プロイセン王家の収蔵品がある旧りつ博物館だ。入り口には18本の石柱が立っている。古代ギリシャ・ローマのコレクションがおびただしい。長い時間博物館めぐりをしていると、足が棒のなってふらふらになった。最後のほうでは展示品も何がなにやらわからなくなってしまった。

旧博物館を出ると、目の前には、巨大なベルリン大聖堂が屹立していた。

そこからフリードリッヒ・シュトラーセ駅まで戻る道のは、暑くて足取りが重く疲れた。駅にたどり着き、アイスクリームを食べるとほっとする。夕食を食べに出かける気がしないので、駅にある店でサンドイッチと飲み物を買う。