フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

ライン川船くだり

2012-06-26 | ドイツ旅行

今日は、ドイツ旅行の定番コース「ライン川くだり」へ行こ。フランクフルト発7:53VIASというローカル電車に乗る。ジャーマンレイルパスは、DBだけでなく、このVIAS、ライン船くだりのKDなど、すべての乗り放題なので実に便利だ。発車する24番ホームは一番端のホームだった。

電車は時刻どおり発車した。

フランクフルトを出るとすぐにドイツ郊外の景色だ。1時間少しで、リューデスハイムに到着。

ここから、ザンクト・ゴアルスハウゼンまで2時間弱の船旅だ。乗船前にリューデスハイムの町を見学する。坂のあるごく小さな町だが、日本人が多い。

みやげ物売り場やホテル、ワイン酒場などが細い路地のようなところにひしめいていた。みやげ物は、これといったものはなかった。


時間が来たので、KDラインの船に乗車。2階建てで、1階はレストランになっている。2階の右端に陣取る。ここからは、かのローレライがよく見えるとのこと。日本人観光客がわんさか乗ってきた。

ほとんどがツァー客だが、中に個人旅行を楽しんでいる人がいる。ライン川の両側の美しい古城や、家並みを見ながらのビールはさすが旨い。

ふとしたことから隣の個人旅行をしている二人の女性の方と親しくなった。

お聞きすると、フィンランドから旅行を始めて60日間にわたり、欧州を回るとのこと。さすが旅なれた方々だ。

そうこうしてるうちに、メインのローレライがやってきた。日本人団体観光客の男性が後ろから出てきてビデオカメラを回し始めた。非常に感動しているようだ。船のほうも日本人観光客向けに、「ローレライ」の歌を放送するという、手の入れようだ。こちらは、そのために視界がさえぎられてしまった。しかし思っていたほどの感動は無かった。

ラインの景色をそっちのけで、旅の話を楽しむ。あまりに話し込みすぎて、驚いたことにザンクト・ゴアハウゼンで下車するのを見過ごしてしまった。二人の女性の方から、「私たちはボッパルトまで行くので一緒に行きましょうか」とお誘いを受けたので、同行することにした。
ボッパルトは、そこからライン川が大きく右側に湾曲する景勝地だ。

ホテルや飲食店もたくさんある。しばらくご一緒に観光した。昼ごはんを食べていなかったの、ご一緒に屋外で食事をとる。ビールやソーセージを注文した。

ボッパルトの駅では日本語の堪能な若い青年がスマートフォンを使ってフランクフルト行きの列車時刻を調べてくれたのが、ありがたかった。

その後、ボッパルトからDBに乗りフランクフルトに午後7時過ぎ到着した。午後7時といっても、明るくて実感がわかない。疲れてしまったので、街に出かける気もしないので駅の構内で夕食を買う。有名なトルコ料理デナー・ケバブを食べよう。長いナイフで肉をそいでたっぷりと野菜を挟みこんだサンドイッチだ。店員さんがポーズを取ってくれた。

ホテルに戻り、早速夕食とする。ボリュームが多いので、満腹だ。ビールと思って買った缶ビールはなんとノンアルコールだった!