NO FOOTBALL NO LIFE

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正念場のバルセロナ、ポルト

2007-02-24 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯

◯バルセロナ 1-2 リバプール

得点)デコ / カイト、リーセ

HOME)バルセロナ

                     サビオラ
                                  メッシー
           ロナウジョーニョ

                  デコ       シャビ

                       モッタ

        ザンブロッタ                       ベレッチ
                 プジョル    マルケス


                    V・ヴァルデス

交代)モッタ → イニエスタ
    シャビ → ジュリ
  サビオラ → グジョンセン


AWAY)リバプール

                          カイト
                  ベラミー

           リーセ                  ジェラード

                  シソッコ
                       シャビ・アロンソ

        アルベロア                       フィナン
                  アッガー   キャラガー


                      レイナ

交代)ベラミー → ペナント
    シソッコ → ゼンデン
      カイト → クラウチ


主審)バサラス(ギリシャ)


Well done !!! LIVERPOOL !!!
やはり、このチームは何か“不思議な力”を持っていますね。 優勝した一昨季のような「アウェイでの戦い方のうまさ」が蘇ったようです。 バレンシア時代に分が良かった実績からか、ベニテスからも自信の表情が窺えました。

ベラミーのパスからリーセが右足でシュートを決めた瞬間、スペイン独特の口笛が木霊していたスタジアムに、一瞬の静寂が包み込み、イングランドの男衆の野太い「Yeah !!!」という歓喜の叫び声が響き渡りました。

痛快でしたね。 これは、やはり、リバプールの“チームとしての勝利”であり、“守備の勝利”、“集中力の勝利”でしょう。
監督のプランを、交代選手を含めた選手全員がハードワークをして実行し、相手の攻撃に最後の最後まで喰らいついて、カウンターやセットプレーからチャンスをものにしました。 チーム全体の意識統一は、ほぼ完璧だったと思います。

個人面では、シソッコが秀逸でした。 彼の献身的な守備がなければ、前半で崩壊していた可能性すらあったと思います。 このシソッコといい、シャビ・アロンソといい、レイナといい、“リーガ経験者”がピッチで生き生きとしていましたね。

ただ、もちろん、この試合は両チームの「コンディションの差」も感じました。
バルサが直前のリーグ戦で強敵バレンシアと死闘を演じたのに対し、リバプールはカップ戦で試合がなかったため、ポルトガルでトレーニングキャンプを行って、コンディションは万全でした。
FAカップとカーリングカップでリバプールを下したアーセナルが、現在過密日程で苦しんでいますから、この辺りは素直に“勝って良かった”や“負けて駄目だった”とは言えませんね。 難しい問題です。

それにしても、バルサはパワープレーが下手でしたね(笑) 世界一華麗なサッカーを見せるチームかもしれませんが、パワープレーの下手さも世界一なチームであるかもしれません。 また、うまくいかなると全員がキレる癖があるのはダメですね。 特に、ロナウジーニョはいつもそう。 感情が表に出やすいせいか、非常に見苦しいです。


2nd legも、激しい試合となるでしょう。
リバプールは、昨季はリーグ戦でチェルシーに「1-4」、CLでベンフィカに「0-2」、今季はFAカップでアーセナルに「1-3」、カーリングカップで同じくアーセナルに「3-6」と、ホームで負けてしまっているので、アンフィールドと言えどまだまだ何があるかわかりませんが、絶対的優位であることは間違いありません。

リバプールがバルセロナを退けるには、2つの方法があると思います。
1つは、アンフィールドのコップスタンドの大声援を背に、序盤から勢いに任せて猛攻を仕掛け、先制点を奪って試合を楽にする方法。
もう1つは、ホームでも今回のような“アウェイの戦い”を突き通し、バルセロナを焦らしながら、1st legで得たリードを存分に生かす方法。
リバプールの本来のチームカラーを考えれば「前者」ですが、ベニテスは「後者」の方が得意な感じですね。 どちらにせよ、最終的にはバルセロナが押せ押せの展開になるでしょう。

 

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◯ポルト 1-1 チェルシー

得点)R・メイレレス / シェフチェンコ


グループリーグで、アウェイのポルト戦がいかに難しい試合であるかを思い知らされましたが、アーセナル同様、チェルシーも苦戦したようです。
アーセナル戦でシュートを2度ポストに当てたクアレスマは、この日はクロスバーに当ててしまったようですね。 この選手はどうも不運なイメージがつきまといます。 何か“あと1歩”が足りない。
例えば、先のアーセナル戦と今回のチェルシー戦でゴールを決めていれば、彼の“市場価値”は大きく跳ね上がり、3大リーグのトップクラブからのオファーも夢ではなくなるはずです。 しかし、この“少しの差”が彼を苦しめている気がします。 まぁ、サッカー選手のキャリアとはそれだけ紙一重なものなのかもしれません。

シェフチェンコのコンディションがようやく上がってきたようですね。 これまでは、得点を重ねたと言っても、カップ戦で3部や4部の相手にゴールを決めただけでしたから。 しかし、今回は体のキレも感じさせました。

またこの試合で、テリーが負傷退場し、カーリングカップ決勝の出場は無理な様子。怪我から復帰したばかりなのに、辛いですね。癖になると危ないですよ。
「ディフェンスリーダー」が出てきては怪我、出てきては怪我を繰り返し、チームが不調に陥ってしまうサイクルは、アーセナルファンである自分はここ丸2年のキャンベルで経験していますから、現在のチェルシーファンの気持ちは痛いほどわかります(笑)

まぁ、カーリングカップ決勝に関しては、こちらはもっと多くの主力を休ませる予定なので、ご安心を(笑)

 

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