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シティ戦 Awesome Adebayor

2008-02-05 | アーセナル

マンチェスター・シティ 1-3 アーセナル


得点)G・フェルナンデス / アデバイヨール2、エドゥアルド


HOME)マンチェスター・シティ

                    スターリッジ

            M・ペトロフ             エラーノ

                          アイルランド
               G・フェルナンデス

                      ハマン

         ボール                       コルルカ
                  ダン     リチャーズ


                      ハート


AWAY)アーセナル

                 アデバイヨール
                         エドゥアルド

            ディアビー                フレブ

                  セスク
                          フラミニ

        クリシー                         サニャ
                 センデロス   ギャラス


                      レーマン


交代)フレブ → ホイト


主審)アンドレ・マイアー

 

 

試合の詳細は、コチラへ(ランキング)


「Arsenal.com」

 

 

これまでのリーグ戦で「ホーム無敗」マンチェスター・シティを相手に厳しい戦いが予想されましたが、立ち上がりは、彼らの驚く程の元気の無さに良い意味で裏切られました。
試合後、シティ監督のエリクソンが、
「アーセナルに敬意を払い過ぎた。」
と語った通り、シティはホームチームらしい勢いが全く見られず、ただただアーセナルを恐れているように映りました。

こういった状況になれば、こちらとしては楽な展開。
エミレーツでの試合と変わらないような“free flowing football”を披露し、アデバイヨールとエドゥアルドの2トップがコンビでゴールを挙げ、楽勝試合かに思いましたが、自分達のミスから苦戦を招いてしまいました。


クリシーの軽率な判断ミスによる失点が試合難しくしてしまいました。
やはり、アウェイでの失点は、相手の選手とファンを勢いづかせてしまいます。

あのミスは、今後の教訓になるでしょう。
クリシーもそうですし、それ以上にディアビーは、持ちすぎた結果ミスを犯して相手にカウンターのチャンスを与えてしまうことが何度もありました。
“自陣”ではもっとシンプルにプレーをしないと。

クリシーに関しては、試合前にフランス代表に初召集された喜びをやけに大きく語っていたので、少し嫌な予感がしていましたが、案の定となりました。
今回やこのところのFAカップでレーマンが良いパフォーマンスを見せているのは、彼が、
「ユーロのドイツ代表守護神になりたい。」、
「アルムニアからポジションを奪い返したい。」
というモチベーションを抱えているから。

これまでのクリシーもまさにそうで、フランス代表に選ばれるために所属クラブのアーセナルでまず結果を残すことに集中していたわけで、それが叶って、少し気が緩んでしまったのは事実でしょう。

やはり、「何かを達成した選手」よりも、「何かを根気強く追い求めている選手」の方が、メンタリティーが強く、それがプレーに表れるもの。
アーセナルの今の強さの要因の1つに、“ハングリーさ”が挙げられると思うので、今後も誰1人現状に満足することなく、目先の試合に集中してくれることに期待します。

 

 

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これで、アデバイヨールは8試合連続ゴール(計11ゴール)です。
“今現在に限って言えば”、「世界最高のストライカー」と言っても過言ではないと思います。
ここ最近で進歩したと思うのは、得点以外の面での貢献です。
特に今回は、後半はシティに攻め込まれて苦しい時間帯が続いていたので、彼が1トップとして体を張ってマイボールにしてくれたことに大きく助けられました。
ゴール前での自信をつけたことで、ポストプレーの正確さも増しています。

課題は、ヴェンゲルも語っていた通り、ライン際での駆け引きです。
アデバイヨールは、「プレミアシップで最もオフサイドを受ける回数が多い選手」です。
もう少し上手くオンラインで抜け出す回数を増やすことができれば、必然とゴール数も増やせると思います。


エドゥアルドのゴール前での巧さはさすがでした。
あそこでシュートではなく胸トラップを選択して、飛び込んで来たリチャーズのタイミングを外す発想は彼独自のもの。
実はあのシュートが彼にとってこの試合唯一のシュートでしたが、良く決めてくれました。 後半は、慣れない左サイドで守備にも貢献してくれました。
ただ、彼の本職はペナルティエリア内で仕事をすることですので、後半のほとんどの時間帯をサイドで過ごしたのは勿体無かったと思いますし、ヴェンゲルの守備的な采配も気になります。


サニャは、1アシストの他にも良いクロスを入れていましたし、アウェイゲームでは彼のフィジカル面の強さが生きます。 本当にタフな選手です。


センデロスはこの日も安定していました。
1月からここまで、トゥーレの不在の影響はほとんど感じません。
そのほとんどが、一方的な展開でバックラインを高く保って守備ができていたこともありますが、それを差し引いても、健闘していると言えると思います。
トゥレが戻ってから少しまでの間はこの調子で頑張ってもらいたいですし、今度は代わりにギャラスを休ませてあげてほしいです。

 

次戦は、マンデー・ナイトにブラックバーンとホームで対戦します。
通常、マンデー・ナイトは、ライバルチームの結果が出揃っている分に余計なプレッシャーがかかって嫌なものですが、ミッドウィークに各国代表戦を控える今回は、多国籍の代表選手が集まるアーセナルにとっては、(移動日が長くなって調整日が短くなってしまうため)歓迎すべきかもしれません。
まずは、何より怪我人が出ないことを祈りましょう。
ちなみに、センデロスのスイス代表は、ウェンブリーでイングランド代表と対戦します。

 

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2 コメント

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Unknown (tetu)
2008-02-05 22:19:47
ディアビとギブス。ローンに行くべき選手が逆な気が。起用に関してトラオレやウォルコットと、ランドールらその他のユース選手との明確なライン引きの根拠がいまいちよくわかりません。ウォルコットとランドール、ギブスって何でこんな扱い違うのかな。
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>>tetuさん (ピレス)
2008-02-07 17:02:18
ディアビはローンでは絶対に嫌がるでしょうね。

私も、線引きの理由はちょっとわかりません。
ウォルコットはスピードが図抜けていることがトップで使える目処が立つ理由の1つでしょうか。
確かに、ギブスとランドールのライバルがセスクやロシツキーであることを考えると、少し厳しい気もしますが。
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