日本U-21 1-2 北朝鮮U-23
得点)一柳夢吾 / ホン・ヨンジョ、キム・ヨンジョン
日本U-21)
平山相太
増田誓志
家長昭博 本田圭佑
谷口博之
青山敏弘
一柳夢吾 辻尾真二
水本裕貴 青山直晃
松井謙弥
交代)水本裕貴 → 本田拓也
青山敏弘 → 前田俊介
青山直晃 → カレンロバート
これは国の「恥」ですね…。 何が「恥」って、あんな、サッカー文化の存在が全く感じられないような応援をする国に負けたことが。
これで「対北朝鮮戦」はU-16、U-19を含めて「3戦1勝2敗」。
問題なのは、3つの年代のうち、上の2つの年代が負けてしまったことです。
日本と世界との距離が最も近いのが(A代表ではなく)若年層であるのと同様に、アジアトップクラスに位置する日本が他のアジア諸国と「差がつけられない」のもまた若年層。 おそらく、日本が最も世界と近い距離に位置する年代は、中学生以下のユース代表でしょう。 ドイツやフランスなんかに普通に勝ってますもんね。
しかし、年代が上がるにつれて、その国の国内リーグの充実度・レベルやサッカーを取り巻く環境の差が徐々に「実力差」を生むもの。
多くの選手が「Jリーグ」というアジアで最も恵まれた環境を持つリーグに身を置いているU-19代表とU-21代表が、北朝鮮に負けていたのでは話になりません。
長いシーズンを戦った後の疲れの蓄積や、合流時期などの日程の問題が言い訳に出来ないわけでもないですが、それが原因ではないでしょう。
選手達は明らかに集中を欠いていました。 前半で下げられた水本はその顕著な例。
しかし、反町監督はいつもそうなのですが、CBやSBの選手を下げる時、同じポジションの選手を入れずに、本来は攻撃的な家長や本田を最終ラインに下げてしまうことがよくあります。
この試合、日本の攻撃の生命線は家長・本田の両サイドハーフでした。 1トップの平山は相変わらず精彩を欠いていて前線で起点になれず、谷口・青山敏弘のダブルボランチもパスミスが多く、リズム乱してしまいました。 その中で唯一光明が見えたのが、家長の鋭いドリブル突破と本田の絶妙なパスセンス。
しかし、(今回は)本田を左SBに下げたことで、彼のボール触る機会が減って攻撃がうまく作れなくなり、彼が守備に追われることが増えて苦手のディフェンスでボロが出てしまうという、悪い流れが芋づる式に起きてしまいました。
しかし、これは予期できたはず。 どれだけ「控えDF」の質に不安があるのかわかりませんが、本田や家長が最終ラインに入ることで日本にもたらすメリットは、あまりないでしょう。 いつもながら、この采配には不満を覚えます。
失点は2つの直接FK。 1失点目は辻尾が「右SBが本職ではないこと」が明らかにわかってしまうような拙い対応が原因でありましたが、守備よりも、点が取れないことが問題でしょう。
攻撃という攻撃が、全て「平山の高さ頼み」に終わってしまうのでは、先が思いやられます。日本は「平山のコンディション」と心中しなければならないようです。
また、失点後の動き自体も遅すぎました。 点を取らなければそこで敗退の状況下で、最後にカレンを投入したのは89分。
反町監督は自分の大学の先輩であり、出身がさいたま市(自分は出身は違いますけど)ということもあり、応援している監督でありますが、日本のためを考えれば、「世界と戦える監督」への変更を希望します。
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それにしても、プレミア勢は揃って首位通過と乗ってますね。来週の組み合わせ抽選もかなり楽しみになってきました。
そんなこんなで我が国のU-21代表ですが、反町さんの家長SB起用にはホトホト呆れました。(SBに下がったのは本田でしたっけ?)で、それ以降はほとんど早送りしてました(笑)
サイド攻撃がカギとか言っといて、後半に右からの攻撃を捨てる人が監督ですからねぇ。なんだかなぁ。(阿藤快かよっ)
まあ書けばキリがないので、最後にできるだけまとめて。
・アジア相手に、ボールを収められない平山はもう結構。(最悪、控えでパワープレー要員)
・攻撃の核は家長であると、はっきりとしたチーム内での共通認識が必要。(チームとして崩せないなら、個の力を持つ家長を、周りがどう使うかが求められた試合だったと思います。)
・反町監督は、しっかりこの大会の采配を反省すべき(次も平山1トップなら、もうどうしようもありませんな)それでは、また。
U-20の時から、平山がこの年代でアンタッチャブルな扱いを受けているのが疑問ですね~。
とりあえず、自分も1トップはやめてほしいです。