アヤックス 1-2 アーセナル
得点)リュングベリ、ピレス(PK) / ローゼンベリ
HOME)アヤックス
カリステアス
ブハリ バベル
ピーナール リンデンベルフ
ガラセク
エマニュエルソン デ・ヨング
フェルメーレン グリゲラ
フォンク
AWAY)アーセナル
レジェス
リュングベリ
ピレス フレブ
セスク
フラミニ
A・コール ラウレン
キャンベル トゥーレ
アルムニア
交代)レジェス → オウス・アベイェ
ピレス → クリシー
フレブ → シガン
<「満身創痍」対決>
開幕戦、ロスタイムの末に勝ち点3をもぎ取ったアーセナルがアウェイ、アムステルダム・アレナで同じく開幕戦をロスタイムの末に引き分けに持ち込んだアヤックスと対戦!!
両チームとも国内リーグでは不調、怪我人続出(特にアーセナルは、アンリ、ベルカンプ、ジウベルト・シウバが離脱。ピレス、リュングベリも怪我上がりで万全ではなかった。)と最悪のチームコンディションの中で試合は行われた。
<相手に救われたアーセナル>
アヤックスもエールディビジでは他の優勝候補(AZ、フェイエノールト、PSV)に出遅れ、現在のチーム状況は良くないが、今のアーセナルの調子と「アウェイで」グループ2番手と思われているアヤックスとの対戦、ということを考えれば、最悪勝ち点1でもいい、という思いが自分の頭の中にはあったが、意外にも試合は早く動いた。
開始2分、先のオランダユース代表エマニュエルソンのパスをシウバに代わってこの日先発のフラミニがカット!これをレジェスが受けてドリブルで仕掛けて3人を引きつけてリュングベリにパス!キーパーとの1対1の場面を落ち着いてループシュートで決めてアーセナルが先制!!
この後も試合はアーセナルペースで進む。アヤックスはボール支配率は高い数値を示すものの、それはただ単にディフェンスラインで回しているだけ。攻撃陣は前を向けず、チャンスも時折ブハリやバベルが見せる可能性の低いシュートのみだった。
アヤックスサポーターからブーイングが出る始末となった後半はさすがに少しアヤックスに流れが傾くが、69分に1本のパスで抜けだしたレジェスがペナルティエリア内で南アフリカ代表GKフォンクに倒されて(というよりは、自分からうまく当たりに行って)PK獲得!!キッカーは今季いまいち調子の上がらないピレスだったが、ここは落ち着いてキーパーの逆をつき2点目!!
CLアウェイゲームで残り20分で突き放す、というアーセナルとしては近年稀に見る展開となったが、やはり、ヨーロッパでの経験はまだまだのチーム。
PKを決めた2分後、勝利を確信して油断したのか、中盤バイタルエリアでのマークが甘くなり、ガラセクにどフリーでミドルを打たしてしまい、ポストに直撃! これがうまく跳ねかえり、途中から入ったスウェーデン代表のローゼンベリに押し込まれる…
ゴール後勢いに乗って攻撃をしかけるアヤックスだが、これもコンディションが良くないためか、長くは続かない。最後はヴェンゲルが珍しく守備的采配を見せ、危なっかしいながらも試合をこのスコアのまま終えた。
内容は芳しくないが、とりあえず2試合で勝ち点6を獲得!! アンリ他怪我人がいない中でよくやったと思う。
アーセナルは、CLを勝ち抜くために不可欠な「結果」に重きを置くリアリズムの精神が欠けているため、この試合終盤に見せた「守り切ろう」とする姿勢を見せてくれたのは嬉しかった。
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