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『スパニッシュ・ホラー・プロジェクト』リアル・フレンド

2006-11-07 01:22:55 | 外国テレビシリーズ
 スペインのTV向けホラーアンソロジー「スパニッシュ・ホラー・プロジェクト」の2番目に見たエピソードは『ナインスゲート』(99年)の脚本家エンリケ・ウルビスが監督した『リアル・フレンド』です。

リアル・フレンド
ADIVINA QUIEN SOY
 監督 エンリケ・ウルビス
 脚本 ホルヘ・アレニヤス
 出演  ゴヤ・トレド、ネレア・インチャウスティ、エドゥアルド・ファレロ、
ホセ・マリア・ポウ

 ■ストーリー■
 母親のアンヘラと2人暮らしの少女エストレイヤ。母が仕事で留守中、エストレイヤはホラー映画を見て過ごしていた。彼女の友達はチェーンソーを持ったレザーフェイスだった。ある日、彼女の前に、謎の男が現われる。エストレイヤはその男のことを吸血鬼だと思うのだった。

 ■感想■
 ホラー映画や、怪奇小説が好きな少女が、巻き込まれる事件を描くホラー映画です。最初の病院のような収容所のシーンが、何の意味があるのかな??とか思ってると、最後の方まで出てきません!(出てきても、アレですけど)
 「引っ張る」って意味では、冒頭の病院のシーンも意味ありますけど、こうなると、ほとんど反則技って感じです。
 
 まぁ、TVムービーだから、こんなデキでもしょうが無いですかね。デキというより、今作のオチって!このオチ、劇場作品だったら、マイナス50点ですけど、まぁ、TVムービーだから、許しましょう。自分が最も、嫌いなオチの1つです!(あれ、ばれちゃったかな?? 許して!)
 最初の方で、突然、チェーンソー持ったレザーフェイスが出てきたときは、期待できたんですけどねぇ。

 「ベビー・ルーム」を見たときは、もっと感想が思いついたんですけど、今作の場合、“オチですべてが、ぶち壊し”って感じです。
 スペインのTVムービーだと、これくらいの作品になってしまうんですかね。

 スペインなんだから、ポール・ナッチーに「狼男」モノでも撮って欲しかった気もするんですけどね。「狼男」物以外でも、ポール・ナッチーだったら、色々とオカルト映画から、正統派ホラー映画まで、すごい映画を作ってくれた気がするんですけどね。

 ポール・ナッチーの作品だったら、色んな物入れ過ぎて、すご過ぎるホラー映画『ザ・ゾンビ黒騎士のえじき』(73年)みたいな作品を見たかったです。(実際は、『ザ・ゾンビ黒騎士のえじき』は、すご過ぎて、まとまりが無いという話も。)

 スペイン映画って、けっこう見ちゃうんですよね。あ、エンターテイメント系のサスペンス、ホラーのジャンルだけですけど。とにかく、「スパニッシュ・ホラー・プロジェクト」残り4作品に期待してますからね。

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