『Mr.& Mrs.スミス』
MR. AND MRS. SMITH(2005年アメリカ)
監督 ダグ・リーマン
出演 ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー、ヴィンス・ヴォーン
■ストーリー■
南米コロンビアで運命的な出会い電撃結婚したジョンとジェーンのスミス夫妻。しかし、結婚して5~6年後、少し倦怠期に入り始めた2人には、お互いに秘密にしていることがあった。それは、ジョンとジェーンは殺し屋だったのだ。しかし、2人はある任務の最中に、標的が、かちあいお互いに正体を知ってしまうのだった。
□ちょっとネタバレ!最後にふれてます□
■感想■
ハリウッドのビッグスター、ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー主演の大ヒットアクション映画です。少しだけコメディ風味付けです!あ、かなりコメディ風です!
ハリウッドのメジャー作のコメディだけあって安心して見れますけど、それだけです!実はブラッド・ピットの出演してる映画って、あまり好きじゃ無いんですよネ。
ブラッド・ピットが出てる映画で見た作品というと、
『12モンキーズ』(95年)、『セブン』(95年)、『デビル』(97年)、『ファイト・クラブ』(99年)、『スパイ・ゲーム』(01年)等々、どれもこれも期待はずれの作品ばかりで、どうもブラッド・ピットが出演してるっていうだけで、少し躊躇しちゃうんですよね。
でも、今作は、アクション映画だし、テーマも好きそうな感じだったんで見ましたけど。まぁ、ブラッド・ピットが出演してる作品の中で自分が見た作品の中では最も面白かったかな??
でも、夫婦がお互いに殺し屋で、相手の正体を知らないで夫婦生活を行なっているなんて、ちょっと考えたら、アメリカのTVシリーズがお得意とするシットコム(シチュエーションコメディ)になりそうなテーマですよね。
なのに、シットコムにする気はなかったみたいで、普通のハリウッドのアクション映画になってます。ブラピとアンジーの夫婦の日常の描写はお互いに正体がバレないように悪戦苦闘するようなコメディ調の方が良かったのに!!
で、一転、殺し屋のシーンは、超ハードな描写とかだったら、けっこう面白くなった気がするんですけどネ。ブラピとアンジーで、ターゲットの観客層が決まったのか、アクションシーンも、ソフトです!直接的な描写もあんまり無いですしネ!
とにかく、見てる間は、それなりに面白いけど、見終わったらどんな映画だったか、忘れちゃいそうな作品です!毒にもクスリにもならないような感じって言ったらわかりやすいですかね??
う~ん、惜しいです!!!いくらでも面白くなりそうな映画だったのに!
夫婦の日常生活は、アメリカのシットコムのTVシリーズのようにバカバカしく笑わせてくれて、殺しのシーンはX指定みたいな作品を観たかったです!
まぁ、それはムリでも、もう思いっきり、コメディ方面に振ってくれても良かったですかね??どうせアクションシーンは、007映画みたいな感じで妙に映画的でリアルな感じじゃないんだからネ!
リアルじゃないといえば、ブラピとアンジー、素顔で殺しをやりまくりです!あれじゃ、すぐ捕まっちゃうでしょ!
「映画なんだから!」なんて言われちゃうかもしれないですけど…。
シルベスター・スタローンとアントニオ・バンデラスの『暗殺者』(95年)みたいなコミックみたいなアクションムービーだったら、素顔で殺しまくってもまだ納得できますけどネ。スタローンの映画だし!
コメディ風の今作だからこそ、そういうリアルさが欲しかった気もするんですけどネ。
今作って、コメディとしても中途半端、アクション映画としても中途半端な印象を受けるんですけど。まぁ、旬のスターの映画を見てると思えば良いんですかネ。
ところで、今作は、映画そのものよりも、映画外でのブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーのゴシップの方が話題になっちゃいましたネ~。
まぁ、映画的には良い宣伝になったのかなぁ??まぁ、良い男のブラピと色気ムンムンのアンジーでお似合いといえばお似合いですけどネ。
ジェーン・スミス役は当初、ニコール・キッドマンだったんですけど、スケジュールの都合でダメになって、その後、キャサリン・ゼタ・ジョーンズに!なんて話もありましたけど、結局、アンジェリーナ・ジョリーになりました。
一方、ジョン・スミス役は、ブラッド・ピットが出演を了承する前の他の候補の中にはジョニー・デップの名前も上がっていた気が!
ジョニー・デップとキャサリン・ゼタ・ジョーンズのスミス夫妻!も見てみたい気もします!
でも、自分だったらスミス夫妻のキャスティングですけど、夫のジョン役ですけど、
『トランスポーター』(02年)のジェイソン・ステイサムとか
『ビッグ・ヒット』(98年)のマーク・ウォールバーグとかで見たかったかも…。
主演の俳優が代わるだけで、映画の雰囲気も全然変わりそう!
ここは、『隣のヒットマン』(00年)のマシュー・ペリーとナターシャ・ヘンストリッジなんていうカップルもいいかも!でもマシュー・ペリーだと完全にコメディになっちゃいますネ!
コメディ路線なら、『奥さまは魔女』(05年)のウィル・フェレルとニコール・キッドマンのカップルのスミス夫妻も見てみたいかも…。
ところで、今作の殺し屋稼業って、まるで007映画のエージェントみたい!
特に、アンジーの組織の秘密基地とかネ!殺し屋っていう設定そのものムリがあるかも。スミス夫妻の設定も敵対する政府の組織のエージェントとかにすれば、あの秘密基地の設備とかもおかしく無いですけどネ。
アンジーの勤め先って、007のイギリス情報部の基地みたいですよ。そこまで行かなくても『トリプルXネクスト・レベル』(05年)のNSAの基地みたいでした。
それに、2人が使う武器や装備もSF映画みたいなのも使ってたしネ。ターゲットのタンクを狙うときのブラピのバズーカ砲みたいな兵器とか。アンジーが使ってる双眼鏡とか。まぁ、双眼鏡の方は実際に存在してそうですけどネ。
まぁ、コメディだから、あえて大げさに描いているんでしょうけど。
ところで、あのラストは何??あれじゃ、すまないでしょ。組織のボスたちは生きてるんだから!!!
続篇を作る気もなさそうだし、いくらコメディ風の作品でも、あれで映画が終わりっていうのは、ちょっと尻切れトンボな気がするんですけどネ!65点
MR. AND MRS. SMITH(2005年アメリカ)
監督 ダグ・リーマン
出演 ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー、ヴィンス・ヴォーン
■ストーリー■
南米コロンビアで運命的な出会い電撃結婚したジョンとジェーンのスミス夫妻。しかし、結婚して5~6年後、少し倦怠期に入り始めた2人には、お互いに秘密にしていることがあった。それは、ジョンとジェーンは殺し屋だったのだ。しかし、2人はある任務の最中に、標的が、かちあいお互いに正体を知ってしまうのだった。
□ちょっとネタバレ!最後にふれてます□
■感想■
ハリウッドのビッグスター、ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー主演の大ヒットアクション映画です。少しだけコメディ風味付けです!あ、かなりコメディ風です!
ハリウッドのメジャー作のコメディだけあって安心して見れますけど、それだけです!実はブラッド・ピットの出演してる映画って、あまり好きじゃ無いんですよネ。
ブラッド・ピットが出てる映画で見た作品というと、
『12モンキーズ』(95年)、『セブン』(95年)、『デビル』(97年)、『ファイト・クラブ』(99年)、『スパイ・ゲーム』(01年)等々、どれもこれも期待はずれの作品ばかりで、どうもブラッド・ピットが出演してるっていうだけで、少し躊躇しちゃうんですよね。
でも、今作は、アクション映画だし、テーマも好きそうな感じだったんで見ましたけど。まぁ、ブラッド・ピットが出演してる作品の中で自分が見た作品の中では最も面白かったかな??
でも、夫婦がお互いに殺し屋で、相手の正体を知らないで夫婦生活を行なっているなんて、ちょっと考えたら、アメリカのTVシリーズがお得意とするシットコム(シチュエーションコメディ)になりそうなテーマですよね。
なのに、シットコムにする気はなかったみたいで、普通のハリウッドのアクション映画になってます。ブラピとアンジーの夫婦の日常の描写はお互いに正体がバレないように悪戦苦闘するようなコメディ調の方が良かったのに!!
で、一転、殺し屋のシーンは、超ハードな描写とかだったら、けっこう面白くなった気がするんですけどネ。ブラピとアンジーで、ターゲットの観客層が決まったのか、アクションシーンも、ソフトです!直接的な描写もあんまり無いですしネ!
とにかく、見てる間は、それなりに面白いけど、見終わったらどんな映画だったか、忘れちゃいそうな作品です!毒にもクスリにもならないような感じって言ったらわかりやすいですかね??
う~ん、惜しいです!!!いくらでも面白くなりそうな映画だったのに!
夫婦の日常生活は、アメリカのシットコムのTVシリーズのようにバカバカしく笑わせてくれて、殺しのシーンはX指定みたいな作品を観たかったです!
まぁ、それはムリでも、もう思いっきり、コメディ方面に振ってくれても良かったですかね??どうせアクションシーンは、007映画みたいな感じで妙に映画的でリアルな感じじゃないんだからネ!
リアルじゃないといえば、ブラピとアンジー、素顔で殺しをやりまくりです!あれじゃ、すぐ捕まっちゃうでしょ!
「映画なんだから!」なんて言われちゃうかもしれないですけど…。
シルベスター・スタローンとアントニオ・バンデラスの『暗殺者』(95年)みたいなコミックみたいなアクションムービーだったら、素顔で殺しまくってもまだ納得できますけどネ。スタローンの映画だし!
コメディ風の今作だからこそ、そういうリアルさが欲しかった気もするんですけどネ。
今作って、コメディとしても中途半端、アクション映画としても中途半端な印象を受けるんですけど。まぁ、旬のスターの映画を見てると思えば良いんですかネ。
ところで、今作は、映画そのものよりも、映画外でのブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーのゴシップの方が話題になっちゃいましたネ~。
まぁ、映画的には良い宣伝になったのかなぁ??まぁ、良い男のブラピと色気ムンムンのアンジーでお似合いといえばお似合いですけどネ。
ジェーン・スミス役は当初、ニコール・キッドマンだったんですけど、スケジュールの都合でダメになって、その後、キャサリン・ゼタ・ジョーンズに!なんて話もありましたけど、結局、アンジェリーナ・ジョリーになりました。
一方、ジョン・スミス役は、ブラッド・ピットが出演を了承する前の他の候補の中にはジョニー・デップの名前も上がっていた気が!
ジョニー・デップとキャサリン・ゼタ・ジョーンズのスミス夫妻!も見てみたい気もします!
でも、自分だったらスミス夫妻のキャスティングですけど、夫のジョン役ですけど、
『トランスポーター』(02年)のジェイソン・ステイサムとか
『ビッグ・ヒット』(98年)のマーク・ウォールバーグとかで見たかったかも…。
主演の俳優が代わるだけで、映画の雰囲気も全然変わりそう!
ここは、『隣のヒットマン』(00年)のマシュー・ペリーとナターシャ・ヘンストリッジなんていうカップルもいいかも!でもマシュー・ペリーだと完全にコメディになっちゃいますネ!
コメディ路線なら、『奥さまは魔女』(05年)のウィル・フェレルとニコール・キッドマンのカップルのスミス夫妻も見てみたいかも…。
ところで、今作の殺し屋稼業って、まるで007映画のエージェントみたい!
特に、アンジーの組織の秘密基地とかネ!殺し屋っていう設定そのものムリがあるかも。スミス夫妻の設定も敵対する政府の組織のエージェントとかにすれば、あの秘密基地の設備とかもおかしく無いですけどネ。
アンジーの勤め先って、007のイギリス情報部の基地みたいですよ。そこまで行かなくても『トリプルXネクスト・レベル』(05年)のNSAの基地みたいでした。
それに、2人が使う武器や装備もSF映画みたいなのも使ってたしネ。ターゲットのタンクを狙うときのブラピのバズーカ砲みたいな兵器とか。アンジーが使ってる双眼鏡とか。まぁ、双眼鏡の方は実際に存在してそうですけどネ。
まぁ、コメディだから、あえて大げさに描いているんでしょうけど。
ところで、あのラストは何??あれじゃ、すまないでしょ。組織のボスたちは生きてるんだから!!!
続篇を作る気もなさそうだし、いくらコメディ風の作品でも、あれで映画が終わりっていうのは、ちょっと尻切れトンボな気がするんですけどネ!65点
こういうの撮らせたら、韓国映画、すごいですyo。
ぜひ!韓流でリメイクしてもらいたいです。
TB&コメありがとうございます!
シチュエーションコメディー(Situation Comedey)を略してシットコム(Sitcom)というみたいです。
韓国でリメイク!面白いかもしれないですネ!
レイティングとか気にしなさそうだし!
アクションシーンとかすごそう!
私のブログの記事にコメントありがとうございました。
>う~ん、惜しいです!!!いくらでも面白くなりそうな映画だったのに!
ですよねぇ。
なんだか設定とかがもったいない感じなんですよねこの映画。
かといって退屈な映画でもないから、やっぱり可も無く不可も無いという感想になってしまいます。
では、またきます。
今後ともよろしくおねがいいたします。
TVの映画劇場とかで放映してたら
何度でも見ちゃいそうな、そんな感じの1本でした!
こちらこそよろしくお願いいたします。