@KOBAのムービー!ムービー! 

映画感想のブログ!!
自分勝手な感想です!
このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています!

『ドッグ・バイト・ドッグ』後味悪し。

2008-02-17 09:10:22 | 香港映画
ドッグ・バイト・ドッグ
DOG BITE DOG 狗咬狗(2006年香港)
 監督 ソイ・チェン
 脚本 セット・カムイェン、メルビン・リー、マット・チョウ
 出演 エディソン・チャン、サム・リー、ラム・シュー

 ■ストーリー■
 香港に殺し屋がやってくる。殺し屋はレストランで標的を殺すのだった。捜査にあたった刑事リンとワイは犯人を追い詰めるがリンが殺されてしまうのだった。相棒の刑事を殺されたワイは、犯人逮捕に執念を燃やすのだが。

 ■感想■
 『ノイズ』(01年)のソイ・チェン監督の描くアクション映画。
 トラウマをかかえた刑事と殺し屋の対決を描くストレートなアクション映画と思いきや、良くわけの分からない作品になってます。
 主演は『インファナル・アフェア無限序曲』(03年)、『ベルベット・レイン』(04年)のエディソン・チャンと『ワンナイトインモンコック』(04年)のサム・リー。
 自分は、香港映画のアクション映画が好きなんですけど、今作はダメでした!舞台になるのが、船底だったり、ゴミの山だったりするのがもうダメでした!
 それぞれのシーンとか暴力的なんですけど、ただ暴力的なだけで全然盛り上がらないです。そのシーンに行くまでのストーリーの流れとかが、いきあたりばったりのような気が!演出なんでしょうけど、画面の色調もくすんでるし、アクション映画としてスッキリしない感じです。

 刑事側の主人公サム・リーもなんか家族のトラウマを抱えていて、スッキリしない感じです。ソイ・チェン監督ってアクション映画向きで無いのかな??『ノイズ』を観るかぎり、ホラー映画にも向いてないと思いますけどね。
 
 ところで、今作は世界各国で絶賛されたらしいですけど、それってどんな人たちから絶賛されたんですかね??映画評論家??一般の映画ファン??
 普段からエンターテイメント映画を観まくっている映画ファンやジャンル映画のファンから絶賛されたとは思えないんでうすけどね。どちらかといえば、絶賛されない作品だと思うんですけど。ストーリーもありきたりだし、バイオレンス描写も香港映画としては、ごくごく普通だし、特別面白い作品だとは思わないんですけどね。今作は、東京国際映画祭でコンペティション部門出品作品ですけど、香港映画のあるジャンルの作品を知るってためには、良いかもしれないですけど、もっともっとエンターテイメントで面白い作品がある気がするんですけど。バリー・ウォン監督のエンターテイメント作品とかがもっと観たいなぁ!って思うんですけどね
 こういう大ざっぱで荒い雰囲気の作品をハードボイルドだと感じるんですかね??香港映画ではごくごく普通のアクション映画だと思うんですけど。『ロンゲストナイト』(97年)の衝撃度が100だとしたら、今作の衝撃度は10くらいかな??そんな名作と比べないでも『ディバージェンス運命の交差点』(05年)の方がよっぽど面白いです!

 ストーリー上、ちょっと疑問に思ったんですけど、ヒロインって大きい病院への移送中にさらってきたんですよね。破傷風の治療って大丈夫だったんですか??別にそんなに気にしてないんですけど。
 今作を一言で言うと後味が悪い作品でした。香港映画ファン以外にはオススメできない感じです。あんまり今作の感想は無いです。20点
ドッグ・バイト・ドッグ

アートポート

このアイテムの詳細を見る

殺し屋と刑事の対決と言えば!
ロンゲストナイト~暗花~

ハピネット・ピクチャーズ

このアイテムの詳細を見る

こちらも、刑事物!
ディバージェンス ~運命の交差点~

タキコーポレーション

このアイテムの詳細を見る
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする