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『チャーリーとチョコレート工場』ロアルド・ダール原作

2008-02-03 00:22:44 | ファンタジー
チャーリーとチョコレート工場
CHARLIE AND THE CHOCOLATE FACTORY(2005年アメリカ)
 監督 ティム・バートン
 脚本 ジョン・オーガスト
 原作 ロアルド・ダール
 出演 ジョニー・デップ、フレディ・ハイモア、デビッド・ケリー、ヘレナ・ボナム=カーター、ノア・テイラー、クリストファー・リー

 ■ストーリー■
 チョコレート会社を経営するウィリー・ウォンカは、世界中で売られている自分の会社のチョコレート、ウォンカバーの5枚に、チョコレート工場に招待する「ゴールデンチケット」を入れるのだった。貧しいチャーリーは、偶然落ちていたお金で買ったウォンカバーに入っていた「ゴールデンチケット」で工場に行くことが出来るのだった。チャーリーは、かつてチョコレート工場で働いていた祖父と一緒に工場に行くのだった。

 □■□ネタバレあり!□■□
 ■感想■
 ジョニー・デップ主演、ティム・バートン監督のファンタジー映画。
 原作はロアルド・ダールの児童文学「チョコレート工場の秘密」。
 ロアルド・ダールといえば、イギリスの作家で短編小説が有名ですよね。映像ファンにも、TV東京で放映されたロアルド・ダールがホストを務めるアンソロジーシリーズ「予期せぬ出来事」で有名ですよね!(「予期せぬ出来事」のDVDには吹き替えが付いてないんですよね!残念!)他には劇場映画の『007は二度死ぬ』(67年)、『チキ・チキ・バン・バン』(68年)の脚本を書いてるので、映画のスタッフをチェックしている人にはお馴染みの作家ですよね!

 今作は1971年にジーン・ワイルダー主演で同じ原作を『夢のチョコレート工場』として映画化されています。なんでリメイクってことになりますね。
 
 今作も観よう!観よう!と思っているうちに2008年1月11日NTV系「金曜ロードショー」で放映してくれました。
 
 原色で出来た工場の内部とかがいかにも毒々しくて、作り物っぽくて楽しそうな感じです!児童文学が原作ですけど、ロアルド・ダールが原作だけあって特に教訓めいたこともなく、おとなしくしていたチャーリーが最後に「副賞」をもらうことになります。
 それにしても、主人公のチャーリーが「ゴールデンチケット」の入ったウォンカバーを手に入れるためのお金を手に入れ方が最高です!
 「え、マジ??」
 って感じ!これが児童向け??
 今作って、児童向けじゃなくて、大人向けの作品なんですね!もちろん、子どもが見ても十分面白いんでしょうけどね!
 主人公のチャーリー以外に「ゴールデンチケット」を手に入れた金持ちの子どもやガム好きな子どもとか、食い意地のはった子どもとかが、なんの風刺にも教訓にもなっていないところも最高です!だって主人公のチャーリーが最後まで生き残るのも、特に何にもしてなかったからだなんて、いかにもイギリス的!
 
 とりあえず、大人が見ても、子どもが見てもウンバルンバの歌とダンスは楽しめるはず!ここを楽しめるかどうかが今作を楽しめるかの1つのポイントなんで、ここは思いっきり楽しんじゃいましょう!!下手したらすごく年令の小さい子が見たら、楽しむどころかトラウマになっちゃうかな??

 ここは、いやなことを忘れて、ジョニー・デップのメイクや、工場で働いているウンバルンバの歌と踊りを楽しめば良いんでしょうね!!これといった毒もないし、家族みんなで観れるファミリームービーとしては十分の面白さです。たまにはこういうファミリームービーも良いですね。中盤までかなりふざけた感じで進んでいきますが、最後はしっかり、家族みんなで観れるファミリームービーのような普通のオチになるんでそこも安心!!50点
チャーリーとチョコレート工場

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夢のチョコレート工場

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コメント (2)
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