『銀河ヒッチハイク・ガイド』
THE HITCHHIKER'S GUIDE TO THE GALAXY(2005年アメリカ、イギリス)
監督 ガース・ジェニングス
出演 マーティン・フリーマン、サム・ロックウェル、モス・デフ、ジョン・マルコヴィッチ
■ストーリー■
ある日、アーサー・デントは、バイパスを作るため自宅を破壊されることになってしまう。そんなとき、友人のフォード・プリーフェクトがやってきて、地球があと12分でなくなってしまうと言ってきた。実はフォードは宇宙人で、命の恩人のアーサーのことは助けるというのだ。地球が銀河バイパスの建設用地のため破壊されるのだ。その後、世界各地に謎の飛行物体が現われ地球は破壊されてしまう。アーサーはフォードとともに、“銀河ヒッチハイク・ガイド”とタオルを手に銀河系を旅することに…。
■感想■
ダグラス・アダムスの超有名なSF小説「銀河ヒッチハイク・ガイド」(河出文庫)の映画化作品です。
もともとは、BBCのラジオドラマとして書かれたもので、その後、小説化されて、81年にはイギリスでTVシリーズ(ミニシリーズかな??)となりました。
今回は、大作としてアメリカ、イギリス合作で映画化ということですが…。
数多くの「銀河ヒッチハイク・ガイド」ファンが、長年、長年、映画化を望んでいた作品です!
ガース・ジェニングス監督は、またまた、いつものようにミュージックビデオを撮ってた人らしいです!今作が長編デビュー作のようです。ミュージックビデオから長篇デヴューする監督って多いですよネ。まぁ、そういう経歴の監督にしては、普通に撮れてる方ですかネ。
オリジナルのラジオドラマはモチロン聞いていないですし、小説版も読んでいないし、81年のTVシリーズも見ていないので、なんとも言えないですけど、今回の映画化された『銀河ヒッチハイク・ガイド』は、アメリカの観客を意識したためか、イギリス作品特有の“ナンセンス度”が、少し低い気がするんですけど、気のせいですか??
シニカルな笑いも、あんまり無くて、誰が見ても、みんなで笑えるって感じです。でも、やっぱり、どうもメジャー色が強い気がするんですけどネ。
これは監督のせいですかネ??
自分的には、なんか、コントみたいなドタバタシーンが、少しうるさかったですけど、まぁ、超大作でこういうドタバタも良いです。
でも、全体的な雰囲気は、もっとチープな感じで作った方が面白かったかもしれないですネ。
キャラクター的には、なんの才能も無い主人公アーサー・デントを始め、迷惑なヒッピー系銀河系大統領ゼイフォードとか、Sci-Fiコメディとして十分、魅力的なキャラクターで笑わせてくれます。
そのキャラクターの中でも最高なのが、最も優秀なロボット「マーヴィン」のキャラクターです!思考力がありすぎて、性格が暗くなってしまったロボットだなんて!!
ところで、今作を観ると、なんと
“生命、宇宙、そのすべてに対する答え”がわかります!
宇宙で2番目に優れたコンピュータが750万年かけて出した答えですからネ!!
答えは、映画を見てくださいネ
ドタバタシーンが、妙に印象に残りますけど、ランニングタイム109分、退屈もしなかったし、それなりに楽しめましたし、まぁ、及第点かな??
原作ファンが、どう思って見たのかが気になりますけど、原作を知らないで見たので十分面白かったですヨ。60点
THE HITCHHIKER'S GUIDE TO THE GALAXY(2005年アメリカ、イギリス)
監督 ガース・ジェニングス
出演 マーティン・フリーマン、サム・ロックウェル、モス・デフ、ジョン・マルコヴィッチ
■ストーリー■
ある日、アーサー・デントは、バイパスを作るため自宅を破壊されることになってしまう。そんなとき、友人のフォード・プリーフェクトがやってきて、地球があと12分でなくなってしまうと言ってきた。実はフォードは宇宙人で、命の恩人のアーサーのことは助けるというのだ。地球が銀河バイパスの建設用地のため破壊されるのだ。その後、世界各地に謎の飛行物体が現われ地球は破壊されてしまう。アーサーはフォードとともに、“銀河ヒッチハイク・ガイド”とタオルを手に銀河系を旅することに…。
■感想■
ダグラス・アダムスの超有名なSF小説「銀河ヒッチハイク・ガイド」(河出文庫)の映画化作品です。
もともとは、BBCのラジオドラマとして書かれたもので、その後、小説化されて、81年にはイギリスでTVシリーズ(ミニシリーズかな??)となりました。
今回は、大作としてアメリカ、イギリス合作で映画化ということですが…。
数多くの「銀河ヒッチハイク・ガイド」ファンが、長年、長年、映画化を望んでいた作品です!

ガース・ジェニングス監督は、またまた、いつものようにミュージックビデオを撮ってた人らしいです!今作が長編デビュー作のようです。ミュージックビデオから長篇デヴューする監督って多いですよネ。まぁ、そういう経歴の監督にしては、普通に撮れてる方ですかネ。
オリジナルのラジオドラマはモチロン聞いていないですし、小説版も読んでいないし、81年のTVシリーズも見ていないので、なんとも言えないですけど、今回の映画化された『銀河ヒッチハイク・ガイド』は、アメリカの観客を意識したためか、イギリス作品特有の“ナンセンス度”が、少し低い気がするんですけど、気のせいですか??

シニカルな笑いも、あんまり無くて、誰が見ても、みんなで笑えるって感じです。でも、やっぱり、どうもメジャー色が強い気がするんですけどネ。
これは監督のせいですかネ??
自分的には、なんか、コントみたいなドタバタシーンが、少しうるさかったですけど、まぁ、超大作でこういうドタバタも良いです。
でも、全体的な雰囲気は、もっとチープな感じで作った方が面白かったかもしれないですネ。
キャラクター的には、なんの才能も無い主人公アーサー・デントを始め、迷惑なヒッピー系銀河系大統領ゼイフォードとか、Sci-Fiコメディとして十分、魅力的なキャラクターで笑わせてくれます。
そのキャラクターの中でも最高なのが、最も優秀なロボット「マーヴィン」のキャラクターです!思考力がありすぎて、性格が暗くなってしまったロボットだなんて!!

ところで、今作を観ると、なんと
“生命、宇宙、そのすべてに対する答え”がわかります!
宇宙で2番目に優れたコンピュータが750万年かけて出した答えですからネ!!

答えは、映画を見てくださいネ

ドタバタシーンが、妙に印象に残りますけど、ランニングタイム109分、退屈もしなかったし、それなりに楽しめましたし、まぁ、及第点かな??
原作ファンが、どう思って見たのかが気になりますけど、原作を知らないで見たので十分面白かったですヨ。60点