『HANGAR 18ハンガーエイティーン』(TV放映題『SF謎の宇宙船遭遇』HANGAR 18(80年アメリカ)
監督 ジェームズ・L・コンウェイ
出演 ゲーリー・コリンズ、ダーレン・マクギャビン、ロバート・ボーン、スティーブン・キーツ、トム・ハリック、ジェームズ・ハンプトン
■ストーリー■
スペースシャトルから人工衛星打ち上げの実験の最中、衛星が謎の円盤に衝突、3人の宇宙飛行士のうち、1人は衝突の衝撃で死亡、残った2人の宇宙飛行士スティーブとルーは地球への帰還する。シャトルから発射された衛星と衝突した空飛ぶ円盤はアメリカはアリゾナの砂漠に不時着、政府は空軍基地ハンガー18に収容するのだった。選挙が近いこともあり、政府はこの事実を2週間隠蔽することにする。一方、シャトルの事故が自分たちのミスによるものにされていることを知ったスティーブとルーは独自に調査を始めるのだった。
□■□ネタバレあり!□■□
■感想■
人気TVシリーズ「Xファイル」に多大な影響を与えたであろうアメリカの70年代の傑作ホラーTVシリーズ「事件記者コルチャック」でタイトルロールの主人公コルチャックを演じたダーレン・マクギャビンが06年2月25日に亡くなられました。
その追悼の意味で、ダーレン・マクギャビンが出演している映画を探したんですけど、今作しかなかったので、今作を記事にします!
90年の『キャプテン・アメリカ帝国の野望』にも出演してたらしいんですけど、ちょっと記憶に無いです!すいません
ダーレン・マクギャビンの出演作っていうと、まず思い浮かんじゃうのが、自分的には、劇場映画作品というより、どうしてもTVシリーズ「事件記者コルチャック」(74年)なんですよね。
ヒョウヒョウとしながら、テレコを片手に、毎回、毎回、吸血鬼やゾンビ、切り裂きジャック、狼男とか色んな怪物を退治していたのが、今でも記憶に残ってます!そういや、テレコって今、言わないですネ!時代を感じちゃいます。(テープレコーダーです
)
で、今作も、80年の作品だからなのか、SF映画なのにノリがやたらサスペンス映画調です。
空飛ぶ円盤、宇宙人、謎の地上絵、ピラミッドに残された謎の文字と宇宙人の文字との関連、スペースシャトル、宇宙飛行士、円盤が格納される空軍基地等、Sci-Fi映画に必要な要素が、「これでもかっ!」って詰まってるのにも限らず、ストーリーのメインは、あくまでも宇宙飛行士2名が、隠蔽された謎に迫るってトコロです!
まるで、『カプリコン・1』(77年)の空飛ぶ円盤版って感じです。でも、『カプリコン・1』ほど完成度高くないです。ホントにB級ですからね。
それも、超大作に対する意味でのB級って意味ではなく、ホントにホントにB級ですからネ!
B級作品だからか、意味の無いカーチェイスシーンもなぜか出てきます。まぁ、2つのカーチェイスシーンが、唯一のアクションシーンですけど…。2つのシーンだから、唯一じゃなかったです。
でも、今作もストーリーが弱いです!
大体、空飛ぶ円盤を隠蔽する目的が、“選挙”って。そんな変なリアリズムいらないです!2人の宇宙飛行士の主人公と、同じ配分で、ダーレン・マクギャビンの調査チームの動向も描かれるんで、どっちがストーリーのメインなの??って感じです。
リアリズムと言えば、あの飛行機事故を起こそうと画策するのもリアリズムです。B級なのに、そういうところはエンターテイメントなんだから!
それに、将軍が言ってますけど「最初から、あの2人をハンガー18に参加させれば良かった!」って、遅いよ!
でも、ホント、なぜ、宇宙飛行士の2人を仲間に入れなかったの??だから、話がドンドン大きくなっちゃって!だって2週間後には公表しちゅうんでしょ
まぁ、でもスティーブとルーを参加させちゃうと、ストーリーは次の展開を考えなくちゃいけなくなるから、お金が足りないか
でも、あの最後は、思わずビックリ!どういう風にしたかったんでしょう??スイッチが切れるみたいに「ブチッ」って感じで終わっちゃいますもんネ。
もし、お金があったとしたら、どんなストーリーにしたかったんでしょうネェ??
あの終わり方、逆に続きが気になっちゃいます。あれ、製作者たちの思惑にハマッてるかな?
ダーレン・マクギャビンに、プラス5点で50点
監督 ジェームズ・L・コンウェイ
出演 ゲーリー・コリンズ、ダーレン・マクギャビン、ロバート・ボーン、スティーブン・キーツ、トム・ハリック、ジェームズ・ハンプトン
■ストーリー■
スペースシャトルから人工衛星打ち上げの実験の最中、衛星が謎の円盤に衝突、3人の宇宙飛行士のうち、1人は衝突の衝撃で死亡、残った2人の宇宙飛行士スティーブとルーは地球への帰還する。シャトルから発射された衛星と衝突した空飛ぶ円盤はアメリカはアリゾナの砂漠に不時着、政府は空軍基地ハンガー18に収容するのだった。選挙が近いこともあり、政府はこの事実を2週間隠蔽することにする。一方、シャトルの事故が自分たちのミスによるものにされていることを知ったスティーブとルーは独自に調査を始めるのだった。
□■□ネタバレあり!□■□
■感想■
人気TVシリーズ「Xファイル」に多大な影響を与えたであろうアメリカの70年代の傑作ホラーTVシリーズ「事件記者コルチャック」でタイトルロールの主人公コルチャックを演じたダーレン・マクギャビンが06年2月25日に亡くなられました。
その追悼の意味で、ダーレン・マクギャビンが出演している映画を探したんですけど、今作しかなかったので、今作を記事にします!

90年の『キャプテン・アメリカ帝国の野望』にも出演してたらしいんですけど、ちょっと記憶に無いです!すいません

ダーレン・マクギャビンの出演作っていうと、まず思い浮かんじゃうのが、自分的には、劇場映画作品というより、どうしてもTVシリーズ「事件記者コルチャック」(74年)なんですよね。
ヒョウヒョウとしながら、テレコを片手に、毎回、毎回、吸血鬼やゾンビ、切り裂きジャック、狼男とか色んな怪物を退治していたのが、今でも記憶に残ってます!そういや、テレコって今、言わないですネ!時代を感じちゃいます。(テープレコーダーです

で、今作も、80年の作品だからなのか、SF映画なのにノリがやたらサスペンス映画調です。
空飛ぶ円盤、宇宙人、謎の地上絵、ピラミッドに残された謎の文字と宇宙人の文字との関連、スペースシャトル、宇宙飛行士、円盤が格納される空軍基地等、Sci-Fi映画に必要な要素が、「これでもかっ!」って詰まってるのにも限らず、ストーリーのメインは、あくまでも宇宙飛行士2名が、隠蔽された謎に迫るってトコロです!
まるで、『カプリコン・1』(77年)の空飛ぶ円盤版って感じです。でも、『カプリコン・1』ほど完成度高くないです。ホントにB級ですからね。
それも、超大作に対する意味でのB級って意味ではなく、ホントにホントにB級ですからネ!
B級作品だからか、意味の無いカーチェイスシーンもなぜか出てきます。まぁ、2つのカーチェイスシーンが、唯一のアクションシーンですけど…。2つのシーンだから、唯一じゃなかったです。
でも、今作もストーリーが弱いです!

大体、空飛ぶ円盤を隠蔽する目的が、“選挙”って。そんな変なリアリズムいらないです!2人の宇宙飛行士の主人公と、同じ配分で、ダーレン・マクギャビンの調査チームの動向も描かれるんで、どっちがストーリーのメインなの??って感じです。
リアリズムと言えば、あの飛行機事故を起こそうと画策するのもリアリズムです。B級なのに、そういうところはエンターテイメントなんだから!
それに、将軍が言ってますけど「最初から、あの2人をハンガー18に参加させれば良かった!」って、遅いよ!
でも、ホント、なぜ、宇宙飛行士の2人を仲間に入れなかったの??だから、話がドンドン大きくなっちゃって!だって2週間後には公表しちゅうんでしょ

まぁ、でもスティーブとルーを参加させちゃうと、ストーリーは次の展開を考えなくちゃいけなくなるから、お金が足りないか

でも、あの最後は、思わずビックリ!どういう風にしたかったんでしょう??スイッチが切れるみたいに「ブチッ」って感じで終わっちゃいますもんネ。
もし、お金があったとしたら、どんなストーリーにしたかったんでしょうネェ??
あの終わり方、逆に続きが気になっちゃいます。あれ、製作者たちの思惑にハマッてるかな?

ダーレン・マクギャビンに、プラス5点で50点