『キリングエッジ狼たちの牙』KILLING EDGE(86年イギリス)
監督 リンゼイ・クレイグ・ションテフ
出演 ビル・フレンチ、メアリー・スペンサー、アル・ランバート、ジュリエッテ・グラスビー
■ストーリー■
戦争が起き、荒廃した世界、出張中偶然トンネルの中にいて助かったスティーブは家を目差すのだった。せめて自分の家で死にたいとの理由だった。しかし、自宅の付近は緑が生い茂り、数人の生きている人々がいた。しかし、その地区では基地から来た者たちが支配していた。
■感想■
86年のイギリス製の“マッドマックス2”風SF映画です。
なんか最近は「@KOBAのムービー!ムービー!」は、B級映画まっしぐらですネ!でも、今作は、B級、C級を通りこしてZ級に近いノリです。
監督がリンゼイ・ションテフなんで、こんなことは無いだろうと思って観たんですけど甘かったです。監督のリンゼイ・ションテフで「ピーン!」と来た人はかなりマニアックな映画好きですネ!
リンゼイ・ションテフ監督といえば、007が大ブームになったとき『殺しの免許証(ライセンス)』(65年)を作った監督です。トム・アダムスが00ナンバーのスパイ、チャールズ・バインを演じてました。舞台はイギリス国内ですけど、こじんまり感とハデなモーゼルを使った銃撃戦は、本家007より面白かったです。
他の作品としては、スパイ映画のパロディ『シークレットサービスNO.1』(a.k.a.ビデオ題『女王陛下のトップガン』)(77年)や『女王陛下のトップガン2』(77年)の監督です。
見始めた瞬間、イヤな予感が!ビデオ録りのような画像が現われました!「しまった~!もしかしたらTVシリーズ??」とも思ったんですけど、TVでオンエア出来るほどの高い完成度もなかったです。
超低予算の作品です。同じテーマのイタリア製B級アクション映画の方が、10倍以上お金がかかってます。イヤ、50倍かも??ホントです。
何の説明もなく、主人公のジョンソン(最後のテロップで名前が出てきます)が、雪の中を歩いてきます。少しづつ、会話の中で説明があるんですけどネ。映画の最初にテロップくらい出して!意味不明でしょ!
それに、核戦争が起きたら、みんな死んでますよ、もう!
大体、何の説明もなく歩き回ってるだけで、30分くらい使ってます。今作はランニングタイムが85分なのに!
85分でも長いかな??あと10分くらいカット出来たでしょ、簡単に!
主人公の設定も「トンネルの中にいて助かった」なんて、今作の核の認識がわかるような感じです。これが、『世界が燃えつきる日』(77年)みたいなB級アクションSF映画だったら、「まだ良いかな??」くらいは思うんですけどネ。
主人公が住んでいたエリアは、被爆前に政府が何か配ったから大丈夫っだったなんて、そこも突っ込むところなのかな??
ところで『28日後...』(02年)、『デイ・オブ・ザ・トリフィド』(81年)といい、イギリス人って、こういう作品で、軍隊を悪者に描くけど、キライなのネ。
まぁ、ビデオバブル時代は、こんな作品まで、ソフト化されてたのね。ということで10点
監督 リンゼイ・クレイグ・ションテフ
出演 ビル・フレンチ、メアリー・スペンサー、アル・ランバート、ジュリエッテ・グラスビー
■ストーリー■
戦争が起き、荒廃した世界、出張中偶然トンネルの中にいて助かったスティーブは家を目差すのだった。せめて自分の家で死にたいとの理由だった。しかし、自宅の付近は緑が生い茂り、数人の生きている人々がいた。しかし、その地区では基地から来た者たちが支配していた。
■感想■
86年のイギリス製の“マッドマックス2”風SF映画です。
なんか最近は「@KOBAのムービー!ムービー!」は、B級映画まっしぐらですネ!でも、今作は、B級、C級を通りこしてZ級に近いノリです。
監督がリンゼイ・ションテフなんで、こんなことは無いだろうと思って観たんですけど甘かったです。監督のリンゼイ・ションテフで「ピーン!」と来た人はかなりマニアックな映画好きですネ!
リンゼイ・ションテフ監督といえば、007が大ブームになったとき『殺しの免許証(ライセンス)』(65年)を作った監督です。トム・アダムスが00ナンバーのスパイ、チャールズ・バインを演じてました。舞台はイギリス国内ですけど、こじんまり感とハデなモーゼルを使った銃撃戦は、本家007より面白かったです。
他の作品としては、スパイ映画のパロディ『シークレットサービスNO.1』(a.k.a.ビデオ題『女王陛下のトップガン』)(77年)や『女王陛下のトップガン2』(77年)の監督です。
見始めた瞬間、イヤな予感が!ビデオ録りのような画像が現われました!「しまった~!もしかしたらTVシリーズ??」とも思ったんですけど、TVでオンエア出来るほどの高い完成度もなかったです。
超低予算の作品です。同じテーマのイタリア製B級アクション映画の方が、10倍以上お金がかかってます。イヤ、50倍かも??ホントです。
何の説明もなく、主人公のジョンソン(最後のテロップで名前が出てきます)が、雪の中を歩いてきます。少しづつ、会話の中で説明があるんですけどネ。映画の最初にテロップくらい出して!意味不明でしょ!
それに、核戦争が起きたら、みんな死んでますよ、もう!
大体、何の説明もなく歩き回ってるだけで、30分くらい使ってます。今作はランニングタイムが85分なのに!
85分でも長いかな??あと10分くらいカット出来たでしょ、簡単に!
主人公の設定も「トンネルの中にいて助かった」なんて、今作の核の認識がわかるような感じです。これが、『世界が燃えつきる日』(77年)みたいなB級アクションSF映画だったら、「まだ良いかな??」くらいは思うんですけどネ。
主人公が住んでいたエリアは、被爆前に政府が何か配ったから大丈夫っだったなんて、そこも突っ込むところなのかな??
ところで『28日後...』(02年)、『デイ・オブ・ザ・トリフィド』(81年)といい、イギリス人って、こういう作品で、軍隊を悪者に描くけど、キライなのネ。
まぁ、ビデオバブル時代は、こんな作品まで、ソフト化されてたのね。ということで10点