1967年だったと思うが、俳優座が日生劇場で、チェーホフの『三人姉妹』を上演した。
当時、付き合っていた女性と見に行ったが、このときの3姉妹は、岩崎加根子、河内桃子、そして人気スターになっていた栗原小巻で、「大河ドラマに便乗した公演」と言われた。
内容はよく憶えていないが、俳優座も、この頃が一番良かったのではないかと思う。
当時、「新劇3代美女」という言い方があり、岩崎加根子、河内桃子、そして渡辺美佐子だったと思う。
河内桃子は、早く亡くなられてしまったが、岩崎と渡辺が、ご健在なのは、喜ばしいことである。