指田文夫の「さすらい日乗」

さすらいはアントニオーニの映画『さすらい』で、日乗は永井荷風の『断腸亭日乗』です 日本でただ一人の大衆文化評論家です

『76 歌声はひばりと共に』

2023年12月28日 | 音楽

音楽については、私は大衆文化評論家として、三つの自慢がある。

一つは、1964年7月のマイルス・デイヴィスの初来日コンサートに行っていること。

二つ目は、パキスタンのカワーリーのグループのヌスラット・ファテ・アリ・ハーンのコンサートを3回とも見ていること。

そして、最後の一つは、美空ひばりの新宿コマ劇場公演を見ていることだ。

これは、かの佐藤利明さんも、実際には見たことがないそうで、大いに自慢したものだ。

さて、この公演は1976年6月で、歌手芝居の例で、1部は林与一との共演の『お島千太郎』で、二部のコンサートの録画で、東京12チャンネルが放送したものらしい。

実は、私は、この1年後の1977年7月の美空ひばり公演を見ていて、このときは『富士に立つ女』という、『河内山宗俊』と『富士に立つ影』を一緒にしたような話で、「これが沢忠なの」と思った。

だが、二部の歌は、本当にすごかった。

                  

実は、この1カ月前の6月には、渋谷公会堂で、シリアポールが女性歌手のゲストで出た、大滝詠一の『ファースト・ナイアガラ・ツアー』を見ていて、8月には、岡崎友紀主演の『魔女はロックがお好き』なんてのも日劇で見ていて、「岡崎は、スタイルもいいし、意外と歌も上手いなあ」と思ったものだ。

当時は、劇と言うかコンサート等も年間30本くらい見ていたのだ。

映画、劇・コンサート、劇の読書を「全部合わせて年間200本」を目標にしていたのだ。

若さと言うか、馬鹿さというしかない。


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1 コメント

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2023-12-29 09:50:06
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