『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 あすけ: “草の根の人びと” 続き・・・ 』

2011-04-20 00:52:55 | Weblog
                


終日、冷たい雨が降っていた。
お昼近く、薄日が射したので、放蜂した後の竹籠を洗い、干した。 何しろ数が多いので、毎日、水に一昼夜漬け、干す事にしている。 訳は、新品の竹籠、嫌な酸っぱい匂いが強く、女王蜂が参るのでは?と、心配しながら使ってきた経緯がある。 この匂いはどうも頂けない! 何の処理だろう?
水に漬け、洗浄する事によって悪臭は消えた。
本来、点検してから使うべきだったが、洗浄している時間が無く使って来たが、女王蜂には悪い事をした。
エンジニーヤー崩れの老い耄れ、こういう事には至って敏感だ! 何か悪い事が起きるのでは? 際立った事故らしい事故は無かったので、ホッとしているが、あの悪臭だけは頂けない!
暫くすると雨が降り出した。 本降りだ。 慌てて取り寄せる・・・

以降、サテアンに入り、イワチドリの植え替えをした。 手元にない別嬪さんが次から次へと咲いてくれるのでワクワクする・・・

さて、昨日、足助の観光公社の社長:小澤正一の話を書き出したが、齧り読みすると薀蓄(うんちく)があり興味深い!!! 人間様、こうアリタイと思った。
編集後記を読むと、足助に生まれ、高校卒業後、町役場に入り行政の仕事をしてきたと言う・・・ 晩年は、助役にまで上り詰め、引退と同時に観光公社の社長に就任、今日に至る・・・
そして、今春、引退とあった。
見出しを見ただけで町興しに精魂詰めて来た事が伺える。
足助は、古くからの宿場町だったのだろう・・・足助屋敷、萱葺き屋根、田舎町の地場産業、村興し事業、むらの食等々町造りに貢献して来た事が伺える・・・そして、一国の主たるもの、次世代の若者の育成に貢献されている・・・ 「スガレ追ひ」イベントを通して、町興しに気を配り、若者を育ててきた。 事ある毎に余り表には出ず、陰で、「オイ!登美さァ~、これやれ・・・」、「安藤君、蜂追い大会はいつやるデ~~~」等と、巧く若者を煽てて使い込んで居たのが印象的だった。

「あすけ:“草の根の人びと”」の目録だけでも掲げさせて貰おう…

第1章 まちつくり草創
第2章 むらの起業
第3章 多士済々
第4章 むらの食
第5章 交流の中で
第6章 里山に生きる
あとがき 我逢人

とある・・・118ページもある大作。 興味のある方は、足助観光協会事務局に問い合わせるとイイだろう・・・
不肖、老い耄れの紹介も第4章でされていて、一寸、恥ずかしかった。 
余程、印象深かったのだろう? 25.エプソンとヘボ追い人 と題し、足助のヘボサミットと結び付け食の一翼を担っている旨…、書かれていた。

最後に付け加えるなら、足助の「村興しヘボ事業」、このような土壌柄、多くの人達が参画して成り立っているのだろうと推測した。 何となく「結い」のスピリットが強い土地柄のように思えてきた。。。 大和魂の根幹をなす伝統文化と言えるだろう・・・ ついつい、東北地方の漁村魂と重ね合わせていた・・・


     『 あすけ:“草の根の人びと・・・” 』

2011-04-19 01:26:03 | Weblog
                  


一頃、愛知県・足助通いをよくした!
高速中央道を飯田まで走る事1時間、それから1時間半153号線、通称飯田街道(三州街道)と称される山岳道路を阿智、浪合、平谷、根羽と南信濃を通り抜け、愛知県・稲武に出る。 稲武に出てトンネルを潜ると足助はもう、直ぐ、ソコだ!!!
言わずと知れた蜂狂と言うより蜂博士、Docter Andoh さん(大阪大学の蜂:農学博士)からのお誘いが多かった。 多い年は、3回位訪問した。
人懐こいドクちゃん、粘りっこく語り掛ける人柄に曳かれ訪問する機会が多かった。 初めての訪問は、雨の日だった。 雨の日を選んだ訳ではない! 約束した土曜日が、生憎、雨になってしまったのである。 ドクちゃんの懇切丁寧な地図を頼りに一発で辿り着けた。
雨にも拘らず、歓待を受け、ドクちゃんの作業場で奴豪いものを見せて貰った。 50数個も造ってある「入母屋式飼育箱」!  理論的考察が加えられた知恵の「ヘボ飼育箱」だった。 
行くなり、「持てるだけ持って行け!」と、気前がイイ!!! ドクちゃんのキャラクターそのものだ!
そしてそして、その「入母屋式飼育箱」で“アカンバチ(キイロスズメバチ)”の強制営巣実験をしていた。 既に、2巣強制的に仕込んだ女王蜂を入母屋式飼育箱にタカラせ!その場所を拠点に営巣開始!2つの箱から通っていた。 その時の弁、“ヘボ”ちゃんも強制営巣に成功し、山の林で飼っている!と、言う話だった。
夢にまで見てきた超超ハイレベルな飼育術である。
ドクちゃんの作業場には、足助中の蜂狂が数人集まって来た。 1時間位ヘボ談議をしたであろうか?
雨も降って居るので、場所を移し、大ヘボ談議をすると言う!
連れられて行ったのは、「道の駅」だった。 そこには足助中の蜂狂が30人近く集まっていた。 ドクちゃんに紹介され、30人衆とヘボ談議に入る・・・yの“ヘボ”交尾ビデオも披露した。 話は次から次へと果てしなく続き、別れの挨拶をしたのは、5時を回っていた。 土砂降りの雨!!! 外は真っ暗!!!
それからと言うもの、足助の人達とは阿吽の呼吸の仲となった。 その年、足助で「スガレ追ひ」大会が行われ極楽蜻蛉流スガレ追ひ術等披露した記憶が残っている。 確か、翌年も出掛け一層の懇親を深めた。 何だかんだで10数回訪問したと思う。。。
その折々に、足助の観光協会社長、Ozawa さんが、必ず、顔を出し老い耄れ蜂狂を歓待してくれた。 日にちは忘れたが、スガレ追ひ大会の日「へぼ講」と称して、簡単な蜂追い知識の講習会があった。 主催は、観光協会会長 Ozawa 社長さんだった。 言うなれば、若者を巧く育て、村興しを考えている! 「へぼ講」の集会場には、前日造った飼育箱が20数個も並べられて居て、壮観なモノだった。 スガレ追ひ大会で見付けた巣をこれに入れ、分配するのだと言う!
スガレ追ひ大会は、当然、大盛況! 各地から50人近く集まった!!!
足助のヘボの会会長安藤さん、観光協会社長: Ozawa さん、それにドクちゃん、皆、役者揃いで、「スガレ追ひ」大会を盛り上げるに事欠かなかった。 
そんなこんなで、足助には知人が多く、ヘボ・サミット等では、お互い、よく声を掛け合う!

Ozawa さんの家は、古くからの豪邸で、小高い田圃の上にあった。 門構えもド凄く、昔の庄屋を思わせる! そして、そこで、「ギボシ」を沢山栽培していて、それはそれは見事だった。
当時、「ギボシ」には、余り詳しくないので、失礼したが、お土産に2鉢も頂いた。
何年かして「ギボシ」に興味を持つようになり、チャンスがあったら、また、拝見したいなどと、慾深い事を考えてきた・・・

足助詣での事も縷々書きたいが、今日は、Ozawa 社長さんが「あすけ: 草の根の人びと」と言う本を送って下さったので紹介したい・・・
来たばかりで、まだ、読んでないが、目次を追っただけで社長の足助に掛けた村造りの信念が伺える!
長くなったので、この続きは、また、明日にしたいと思っているが、ドクちゃん等の話も総合して、この地:足助には古くからの日本文化が残っていて、実に、味わい深い古い文化の郷(さと)である。
武道等非常に盛んな郷で、また、蜂狂の多くは、非常に勉強家が多く、研究熱心。 人懐こく仲間意識も強く、老い耄れにとって好きな人材が多く居る・・・人の輪を重んずる「結い」の故郷かも知れない?

この著書を拝読して、今年、再度、足助詣でをしたいと思っている。。。 また、そこから新しい「足助」が見えて来る・・・

     『 放蜂(ほうほう)闌(たけなわ)? 』

2011-04-18 00:06:26 | Weblog
               


昨夜は冷え込んだ。
毎朝7時は起き、サテアンの戸や天窓を開ける事にしている。 冷え込んでいても新鮮な空気を入れてやり蒸れ防止を・・・ そして夜間の間に咲いた花を見るのを楽しみにしている。
時々、ドキン!と、する花が咲いている事がある!

TV 日曜討論を少し聞き、放蜂準備に掛る。 今日は4000匹撒く予定だ。
グリーンボックスのカンカン氷は、略、解けていた。 序に入れ替えを。 今陽気、一日、高温の日があると溶けてしまう! その位敏感に反応する!
そして、グリーンボックスを2箱選ぶ。今日、撒けば、2/5はけた事になる。
カメラも「蟲の目レンズ」付きの1眼レフを2台用意した。

先ず、1000m地点の目的地に着いたが、肌寒い! 日陰には、まだ、残雪の大きな塊があった。 迷ったが、ここは後日と言う事に・・・
一寸予定が狂ってしまった。   
低地の谷合からやる事にした。
道中西山を見ると、北アルプス連峰は、昨日辺りの新雪で真っ白!!! 相当降ったらしい? 眩しいばかりの輝きよう。 道理で寒い訳だ!
チグハグニなったが、車を20分ほど走らせ、目的地に着いた。 流石谷合は暖かいと見え、拳(こぶし)が咲いていた。 霜には当たって居ないと見え、真っ白で綺麗だ! 白梅、紅梅も咲いていた。 赤いのは桃のようにも思えるが、桃にしては、まだ、早い!
車を降り、少々、歩く。 道中に大きな鹿の死骸が!!! もう、大分経っていると見え、大きな皮と背骨から肋骨がゴッソリ残っていた。 少々、薄気味悪い!      気の弱い老い耄れ、こういうのは苦手だ! 帰りは回り道をする事にした。
日向を選んでリュックサックを降ろし籠を広げる。
もう車の中でかなり温めれれて来たので、広げると半分は舞い立つ! 心地いい響きだ!!!    
サッと籠を総て広げ、飛ばしてやる。 水を得たりとばかりに小躍りして飛び去る。 中には、舞い戻って来る御仁もかなり居る! 持参したオヤツを食べながらノンビリ撮影を兼ね観察をする。 今日の口は、生存率が抜群だった。 大方、95パーセントは超えているだろうと推測。 中に一つだけ柿の葉の無い籠があった。 これは、最後に掻き集めた女王蜂やイワチドリの植え替えをしながら捕獲した残党で、○印を付け区別されていた。 どういう訳か?この口は死骸が多かった。 30~40パーセントは遣られている。 原因は、休眠道中の目覚めさせ、隠れ家になる柿の葉を入れなかった事、入れ過ぎによる相互の騒ぎ立て等々考えられるが、ハッキリした原因は判らない。
タップリ写真撮影をした。

放蜂は、こんな要領で、4か所にそれぞれ1000匹口を放した。
敢えて、特記事項として掲げて置きたいが、1ヶ所だけ山中に入り、車の巣場で放蜂した。 放垂れた女王蜂、車の中に数多く入り込んだのには驚かされた。 そして、渦り込む御仁も居る。
1匹や2匹ではない。 5~6匹そっと追いやって外のい出してやった。 安住の地を求めての行動だろうか? 少々、気になる行動だった。
蜂放4か所は関連性が、全く、なく、夫々遠く離れている。 一部天敵に入られそうな場所もあるが、初期営巣の確認を目的にしているので、仮に遣られても憎まない事にしている・・・

後口が「キイジス」を含め7~8000匹近く居る筈だが、もう数日我慢し、陽気が暖かくなる日を選んで出掛けようかと思っている。 「キイジス」は亜高山に撒く予定なので、より一層暖かい日が望まれる。

     『 迷った挙句に・・・ 』

2011-04-16 23:55:56 | Weblog
                 


サテアンの「イワチドリ」が咲き出し、給水、消毒、植え替え等々遣る事が多くなった。
本業?の蜂放もしなければならない! 放蜂は始まったばかり。 昨日、陽気がかなり遅れて居るので放蜂時期を再考している。
実は、今日、陽気が遅れているとは言え撒きに行こうか?迷っていた。 天気予報によると、雨の予報。 だが、晴れたり曇ったり、小雨がパラついたりで何となく怪しげな天気だった。依って、山行きは躊躇! サテアンに入り戸を開けてやると何処ぞから女王蜂が入り込んで来た。 見ていると、出たり入ったり、生まれ故郷を懐かしんでいるかの如く思えた・・・隠れ家を探しているのか?巣穴探しの前哨戦なのか?探し事をしていたように見えた。
大した雨ではなかったがパラパラと降り出した。 すると、陽が射し出し、何となく落ち着かない!
お昼過ぎても行こうか?行くまいか?未だ、迷っていた。
しかし、突風のような強い風が吹き荒れていた。 2階の窓を開けようとすると、砂埃が顔面を打った。 よくよく見ると、西山も東山も春の砂塵で、全く、見えない! 20m先は視界不能の状態。 凄い砂埃だ!
黄砂も交じっていたのかも知れない? 突風のような春の強風は、松本平の畑や田圃の土を巻き上げ視界を悪くしていた。
この光景を見て、山行きは断念した。

4時まで今年咲き出した新花の植え替えを5鉢程する。
実は、一昨年の秋仕入れた苗が今年花時を迎えて居るのでサテアンに入り込むのが楽しみ、日課となっている。 そして、写真撮影もしなければならない!
今日は、高級品の獅子咲き「手裏剣獅子」「韋駄天獅子」「韋駄天」各種等を選別、自前の手創り鉢に植え替えた。 手捻り鉢に植え替えると、また、一段と趣が変わり、観賞価値が上がる!!! こんな作業が5月一杯続く・・・

4時からゴルフの中継を見た。
言うまでもない! 稜ちゃんの応援である。
石川の根性には見習うべきものがある。 マスターから帰り、日も浅い。時差も取れていなかっただろう?
スタート遅れはあったものの、今日は、1打差の2位に点けて居る!!!!! 今日の三重県も強風だった。 強風の中、多くの選手、スコアーを落とす中、-2で回り、6アンダーとしている・・・
優勝する事を祈る。 明日も TV 観戦予定。 優勝賞金が被災者の元に義捐金として贈られる…と、聞いている。 これから年間通してやり抜くと言うから大物だ! 更に、バーディーが出る毎に@10万円加えると言うから器は大きい!!!
東北出身の有村知恵選手も同様な行動をとっている。 ツイツイ応援したくなる!
「豪い若者達だなァ~~~」と、感心。 
yのような老い耄れ爺は、せめて、地元サッカー・チームの観戦を通して小さい支援を続けたい!と、今年は、年間チケットに切り替えた!!! 「塵も積もれば山となる!」。 
応援タオルも買ったゼ~~~!!! 老い耄れでも一端のサポーターだ!      
来週から始まる・・・

     『 放蜂開始!!! 』

2011-04-16 00:08:53 | Weblog
                 


朝から暖かかった!
昨日、サテアンの周りを出入りしている女王蜂を2匹も見たので、放蜂時期と判断!今日の放蜂実行となった。
最近の日課は、サテアンの戸を開ける事から始まる! 更に、今日は、廃品収集日だった。 サテアン内に女王蜂捕獲に使ったクシャクシャ新聞紙が積まれていたので、廃品置き場に出す作業が加わる。 棚の下に別の積み重ねた新聞紙があった。 序にこれも…
束ねようとすると、  中から女王蜂がコロコロ出て来た。    その数14~5匹!!!      
案の定、こんな所にも潜り込んで居たのだ! 想定内だったので、驚きはしなかったが、数の多さに吃驚した!
日向に出してやると、直様、目覚め、飛び立って行く!!! 中には、また、舞い戻り老い耄れの周りを旋回する御仁も居るからカワユイ! 越冬したサテアンに入り込む御仁も居た!
ヨッシヤァ~~~~!と、今日の放蜂、勢い付く!

小屋から管理箱さら1箱取り出す。 大凡、2千数百匹口だ。 トップバッターはこれにしよう!と、カンカン氷のペットボトルを外し、玄関先まで運ぶ。 そして、何時ものパターン、カメラを用意、Pajero に跨る。 出動だ! 内心、ワクワク!!!!! 今年、最高の日を迎えた。
車を走らせて不安が過ぎる! 思っていたより春の訪れが遅れている! 最近、風邪気味の為外出をしていなかったので、思い込み違いをしてしまったのである。 それでも、拳(こぶし)は咲いているし、木々の芽が萌え出していたので、計画は実行した。
暫くして、目的地に着いた。 目的地の選定は、この所、富に気を使っている。 総ての所に“頭の黒い天敵”が入り込んで来るから! ほんの数ヶ所に限定する事にした。
大きなリュックサックに竹籠箱を移し替える。 3~4匹、何処ぞから這い出していた。 昨年、購入した竹籠は、中国製からベトナム製に代わり、造りも粗雑になり、大きな隙間がザラザラ!!! 目に着いた所にテープを貼ったのだが、まだ、不十分なのだろう?
ウッカリ掴んで刺されてもいけないので、皮手袋を填め、リュックに詰める。 歩く事、5~6分。 日向を見付け店を開く事にした。
外界温度、かなり上昇して居るので、蓋を開けるとドンドン飛び立つ! 
毎度の事だが、飛び立ちに幾通りかのパターンがある。 一気に飛び去る御仁、飛び出して老い耄れの所にバイバイの挨拶に来る御仁、yの懐に入りたがる御仁、ジックリ構え、体温上昇を待っている御仁、モデルさんになれ!と言わんばかりに色々な仕種を提供して呉れる御仁等々様々。。。
この瞬間、人生で最も悦に入る時間帯だ!
今日も、沢山のヘボちゃん画像を撮った! 野球観戦でこんな時間になり、まだ、見ていないが、追々、このブログた Top 画像に載せて行こう!
大方飛び去るのを確認して、次の場所に移った。

面白い事実がある。
何年、放蜂しても営巣しない場所がある! 何故か判らない? 土竜や鼠、蛇の穴倉が乏しいのだろうか? 経験的に、こういう所は避けている。
次の場所は、北面向きの難波を選んだ。 言うなれば「スガレ追ひ」が出来ない場所。 一寸、高等技術を要しないと見付けられない場所。 敢えて、こういい所を選んでいる。
これも自然保護の為だ。

美味しい空気をタップリ吸い込み、ゴホゴホ咳は出たが、何とか今日の目的は実現出来、帰る事にした。 
7~8月の楽しみの種蒔が出来、一寸、悦に入る!!!        蜂狂に与えられた特別な喜びだろう?
だが、今日、一寸気になる事があった。 老い耄れてきた所為か?視力が、大分、悪くなった。 何となく視界が効かなくなって来たのである。 何となく潮時が近付きつつあるように思えた・・・    

     『 ブンブン、ぶ~~~・・・・ 』

2011-04-14 21:07:59 | Weblog
                 


この所、絶不調である!
チャリティー・サッカーの応援に行き風邪を曳いたらしい? 一週間以上、微熱に悩まされている。
医者嫌いで通る老い耄れ、流石に耐え切れず医者へ出掛けた。 トンプクや風邪薬を飲んでいるが一向に回復の兆しが見えない。 喉と鼻が詰まって息苦しい! 咳と痰、鼻水と闘っている。
家の中にジッとしているのも辛い! サテアンに入り、昨年のイワチドリ苗の選別と、植え替えをしている。 予想外の種が咲いたので、ニコニコしながらノンビリと植え替え作業をしている。 誰に拘束される事もなく、ラジオを聴きながらノンビリと・・・
5分、10分おきに出る咳に悪戦苦闘! 時にノタ打ち回っている。

するとドウだろう!!!
今日は、この春一番の温かさ!!! これに釣られたかのように、ヘボ女王蜂がサテアンに入ったり出たりしている。
気を付けて見ているとどうやら植物に呉れた水を飲みに来ているらしい! 僅かな水で体を潤しているのだろう。。。 羽音は、所謂、響きのあるビンビンの響きに・・・
まだまだ、お散歩の領域を出ていないだろうが、暖かい日には顔を出してくれるので嬉しい!
風邪を治すのに一番の特効薬だ!
これを見て、明日、放蜂を決断した!!! 
取敢えず、近在から始め、4/20位までには播き終えてしまいたい! 外に出ないので判らなかったが、昨日今日の温かさで、陽気は一気に進み、三つ葉躑躅が咲き出し、庭の山野草が一斉に咲き出した。 カタクリ、一人静、アズマイチゲは、パラパラとひっそり咲き可愛らしい! 熊谷草も芽を動かし出した。
愈々、待ちに待った春だ!     

当然の事ながらヘボちゃん管理箱の冷温管理も頻繁になって来た。 最低、一日置きには氷の取り換えが必要となる。
明日から、最低、1箱づつ減って行くので、厄介の管理も一週間で終わる! 撒き終わるまで、キメ細かく、注意深くやろう!

     『 壁紙の変更! 』

2011-04-13 23:39:01 | Weblog
                


このブログは、「 g o o 」を借りている。 貸出容量が、1GB と桁違いに大きい! ここに魅力を感じてきた。
長い事お借りしていて、彼是、5年近くになる・・・
「ヘボのアルバム」は、スガレ好きな老い耄れ爺の偏見日記として書いて来たが、「ヘボ」ばかりではなく、昨今では、色々な事を書いている・・・ 冬場ともなると、怱々、ヘボちゃんが活動する訳でもないのでネタ切れになるのは言うまでもない。
「ヘボのアルバム」の壁紙は、沢山の既集の中から、野性的なアフリカ、サバンナ地域を思わせる動物群を選んだ。 象さんや麒麟さん等が目立っていた。
昨夜、勃々、変えて見ようかと悪戯をしていると、本当に替ってしまった!!!! ギョギョ!!!    、コリャァ~大変! 後の祭り!
そして、最近の壁紙集にサバンナ光景は無かった! 依って、なお、大変!
現存する壁紙を一通り拝見したが、一寸、yの趣向に見合うモノが無かった。 
だが、現存する壁紙の中から探すしかない!
こんな物を選んでみたが、どうだろう? 地球物理学や宇宙の事は遠大で大好きだ。 
背景が黒ベース、嫌いではない。 当分、使って見ようかと思っているが、如何だろう?        
見難いとか?あったらご意見をお聞かせ頂きたい。

4~5日前から風邪を拗らせ、絶不調!!! 医者に掛る事、滅多にないy、が、滔々、ご厄介になった。
処方してもらった薬を飲んではいるが捗捗しくない・・・
鼻水、鼻汁、痰で悩まされている!!! 微熱が下がらないので苦しい・・・      

管理箱の女王蜂もウズウズし出した!
体調を整え、本業に専念しなくちゃァ~・・・・  考えてみたら、4月も半ばに差し掛かる・・・ 寒い日が続いたので、季節感が失せた!    

     『 プルームテクトニクス 』

2011-04-12 00:20:34 | Weblog
                  


ではプレートを動かす犯人は?
地球の内部では奴豪い事が起きている!!!!!
そこには、硬くて高温のマグマが対流していてユックリとではあるが掻き回されている。 熱いマグマはハワイ近傍とアフリカで湧き上がり、ユーラシア大陸の中国や南米辺りに沈み込んでいる! このマグマの沸き上がりと沈み込みでプレートが動かされる!!! 常にそうだから、年間当たりの移動量が僅かでも、長い年月蓄積されると膨大な量となる。 太平洋プレートは、三陸沖の海溝でユーラシア大陸の下に潜り込んでいる。 ス~ッとは潜り込まず、境界付近では相当のブレーキが掛る。押し合い圧し合い!!! そして、歪を受けながらユックリと沈み込んで行く! この力は絶大だ! ユーラシア大陸側のプレートは、もっと歪を受けながら引き摺り込まれる。 そして堪え切ら切れ無くなった所でボボン!と、跳ね上がる。 上層部に海水は、大きく持ち上げられ、これが津波の源となる!
これがアラマシ! 
もう少し、詳細に解説しよう…

 プルームテクトニクス (地球変動のメカニズム)

それではプレートを動かす原動力は一体何なのだろう? 潜り込んだプレートは何処に行くのだろう? また、ホットスポットはどうして存在するのだろう?
ここで、地球内部構造のメカニズムを調べて見たい。
 我々は病院に行くとよくCT(シーティー)(コンピュウターライズド・トモグラフィー)スキャンのお世話になり、頭蓋骨(ずがいこつ)や内臓を輪切りにして、病巣を見つけてもらう事がある。CTスキャンのお陰で病気の早期発見がたちどころに判るようになった。これと同じ原理で地球の内部を透視する技術が『地震波トモグラフィー』である。名古屋大学の研究グループは、10年がかりで、地震の縦波(たてなみ)の伝達速度の違いを利用して、地球内部の温度分布を調べてきた。それに依ると、マントルの構造は今まで考えてきたほど単純なものではなく、冷たい物質や温かい物質が柱状になっている部分が彼方(あち)此方(こち)にあり、中でも、高温物質の巨大な上昇流:スーパープルームが、ハワイやタヒチ、アフリカの真下にある事が発見された。同時に、冷たい下降流:コールドプルームが、中国の直下と南米大陸の真下にある事も判った。
既に、4億年前、超バンゲア大陸が出来、2億年前、これが分裂し、現在は総ての大陸がユーラシア大陸に向って移動している事は述べた。
最近の研究で、大陸の離合集散は、このスーパープルーム、コールドプルームが深く関わっている事が判ってきた・・・
アフリカ・スーパープルームは、アフリカ大陸と南米大陸を裂き、太平洋スーパープルームは、太平洋を誕生させ、現在、海洋プレートを突き抜けたホットスポットは、ハワイ諸島やタヒチの島々を形成している。
では、スーパープルームとコールドプルームは何故起こるか?マントル対流に乗って移動するプレートは、例えば、太平洋プレートがユーラシア大陸の下に潜り込んでいるように、自らの重さで次第、次第に沈んで行く。そして、上部マントルに沈み込んだプレートの先端・玄武岩は、熱変成によって更に重い変成岩(エクロジャイト)に変わる。
エクロジャイトは、その重さでプレートを更に引っ張り込み、上部マントルと下部マントルの間に蓄積されていく。そしてある程度溜まると落下する・・・落下している場所は決まっていて、中国と南米の真下、つまりコールドプルームの位置にある。
この理屈に依って、何千年か後には、今回のような大地震や噴火を繰り返しながら、この地球上の様相は一変する。 総ての陸地は、中国に引っ張られ、集結する・・・

     『 ホット・スポット・・・ 』

2011-04-11 09:01:32 | Weblog
                


延々と太平洋上に浮かぶ島々、天皇海山~ハワイ諸島、これ等の島々は、今日のハワイ諸島で誕生し、プレートに乗って西に長い年月を掛け移動したものだ! プレートの移動の依って運ばれた島々!!!これがプレート移動の何よりの証拠だ!
ハワイ沖にはホット・スポットと言う、丁度、ニキビの吹き出物みたいたいにマグマの噴出孔があり活性マグマを噴出している。 キラウエア火山は余りも有名だ!!!
前日のカキコと添付画像を見ながら理解を深めよう!

最近、ホット・スポットと言う言葉が頻繁に使われるようになった・・・ NHK で福山雅治がナレーションする「ホット・スポット」がイイ例だ!

     『 プレートテクトニクス・・・ 』

2011-04-10 21:55:15 | Weblog
                 


地震がある度に、太平洋プレートがユーラシア大陸プレートに潜り込んでいると言う話が出て来る。
然らば、どのようなメカニズムで太平洋プレートが生まれ出のだろう? 実に、興味深い!
それは、太平洋の奴真中に海嶺(かいれい)と呼ばれる生みの親が太平洋の北から南の延々何百㎞と走っている。 この海嶺から、実に、遅いがムクムクとマグマが生れ、この海嶺は西と東にプレートを押しやっている。
西に発達するプレートいは、ユックリとユーラシア大陸プレートの下に潜り込む! ここを海溝と呼ぶ。 他方、東に発達するプレートはアメリカの西海岸辺りで北米大陸プレートの下に、同様、潜り込む!
潜り込む量は、5~10㎝/年と僅かなモノであるが、これが延々と続くとその量は大変なものとなる!!!
今回の東北関東大地震は、南北に50㎞、幅にして20㎞にも及んだと言う! この地域は度々地震が起きているが、今回のモノは、その集積された莫大な量で、一気に弾き返され5mも海面が持ち上がったと言う。
TV ニュース等で報道されている通りだ。

判り易い資料を作ってあったので、理解を容易にする為掲げておこう!

ウェゲナーがプレートの移動を提唱した。
当時、このような斬新(ざんしん)な考え方は受け入れられず、『キチガイ沙汰だ・・・』と馬鹿にされ、アメリカ石油地質協会はウェグナーを狂人として排斥した。
ウェゲナーは、南米、アフリカ両大陸の輪郭(りんかく)が一致する事、太古の生物や氷河から両大陸の分裂を説明しようとした。が、学会からも無視され続け、ヨーロッパ大陸の分離状況をグリーンランドまで観測に出向き、そこで行方不明になってしまった。
彼の説が理解されるようになったのは1960年代に入ってからで、先ず、深海部の観測で海嶺が発見され、同時に海底が沈み込んでいる海溝(かいこう)の発見に、また、地球の表層は10数枚のプレートで覆われている事、プレートは夫々の方向に毎年数cm(センチメートル)動いている事が判った。こうして『プレートテクトニクス』理論が生まれた。

プレートテクトニクス

こうした痕跡(こんせき)は世界各地で見られる・・・アフリカ大陸東部やアイスランドの大地溝帯、紅海(こうかい)は、アフリカ大陸とアラビヤ半島の分裂で・・・、南極大陸から分かれたインドはユーラシヤ大陸にぶつかり、その下に潜り込み、過って深海だった部分が押し上げられ、8000m級の山:ヒマラヤ連邦になった等々・・・ 
日本列島は太平洋プレートとユウラシア・プレートの境にあり、更に、北側から北米大陸プレート、南からフィリッピン海プレートが入り込んでいる。4つのプレートは互い衝突したり、離れたり、或いは横ズレしたり、極めて複雑な動きをしている。
例えば、伊豆半島は、フィリッピン海プレートの先端にあり、日本列島に衝突して出来た山が富士山で、また、日本列島を東西に2分するフォッサマグナは、北米プレートとユーラシア・プレートがぶつかり、横ズレしている所である。偶然とは言え、フォッサマグナを境に東西の文化が著しく異なっているのも興味深い話である?・・・
2000万年前、日本海は日本列島がユーラシア大陸から分かれた名残で、一時、北米に接近したが、現在は、ユーラシア大陸に向って接近している。日本海は、徐々に狭くなっている・・・ 4つのプレートに乗る日本列島は、5000万年後には4つ裂きになり、1.5億年後にはユーラシア大陸に吸収されてしまう。このような事からも植生の一元化が証明される・・・また、北米大陸だけでなく、総ての大陸はユーラシア大陸東部(中国辺り)の方向に移動しており、2億年後には太平洋はなくなり、総ての大陸は、また、バンゲニア超大陸のように集約されると言う・・・ 
このような大陸の離合集散は、19億年前に超大陸が出現してから5回もあったと言う・・・ 大陸は、プレートの潜り込みによって出来たもので、最初の超大陸(ローレンシア超大陸)は、ユーラシア大陸と北米大陸を合わせた程度だったようだ・・・日本列島も太平洋プレートの潜り込みによって出来た一部の欠片(かけら)である。が、ここで興味を引くのは、同じ島でもハワイ諸島は少し様子が違う・・・ハワイ周辺の島や海中の山はハワイ火山列が規則正しく並び、更にその先に天皇海山列が伸びている。今から100万年前に出来た一番東のハワイ島が最も新しく、最北端の明治海山が7000万年前に出来た最も古い海山である。これ等の島や海山は、プレートの下のマントル層で、円柱状の高温物質:プルームを作り出している部分:『ホット・スポット』が突き破り噴出したもの。謂わば、地球の吹き出物、ニキビ見たいなものである。もし、プレートが移動していなければ、天皇海山列やハワイ海山列は存在しないと言う・・・
マントルの上をプレートが移動するため、現在のハワイ島の位置にあるホット・スポットによって生産された島が、プレートに乗って順々に西に送られていった。