『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 先見性… 』

2011-04-04 23:41:06 | Weblog
                


4月になったと言うのに、毎日毎日、肌を刺すような日が続く! 全く持って変な年だ!
三寒四温どころか四寒三温だ?
こう寒くちゃァ~何事もする気にならない!
朝からサテアンに入り込み芽が動き出した「イワチドリ」や「セッコク」の見回りをする程度だ! 寒くても腐乱病:バッタリ病に掛って倒れて行く「イワチドリ」があるから参ってしまう! これで気温が上がってきたらどうなるんだろう?
節目節目で咲き出した「イワチドリ」の写真撮影を試みている・・・ yにとって長閑な一時である。

TVやラジオは、ひっきりなしに福島原発の放射能漏れを報道している。 目に見えない上に被曝すると後々後遺症や遺伝子破壊が起こるから厄介な問題である。
人間様は判って居ながらこのような放射性物質を人間サイドから見た勝手な判断で「安全」だと言い張り、使用に踏み込んで行くから厄介な問題になる。
老い耄れ爺のような素人が考えても不自然さを感じるから然るべき知識者:専門家からすれば推して知るべし!だ。

学生の頃、専門学科に「機械設計」という授業があった。
yの専門は機械工学。 だから、諸々の知識を集約して、機械を設計するのが本業だった。
機械設計をする際、基本中の基本に「安全率」という係数設定が重要な役目を果たしていた。 即ち、危ない機構には材料力学で計算した値に何倍かの係数を掛け、破損、破壊等の事故回避を図るのが設計者の優秀か?鈍ら?かを決める総てであった。
面白いもんで、安全率を掛け過ぎると、重厚で馬鹿デカイ途轍もない鉄の塊になり、使用に供しなくなる。 逆に、安全率が低いと、ヘナヘナ、軟な機械となり如何にも危なっかしい!!!
当然、機械のモチ(耐久性)も低く、直に、壊れてしまう!
要は、バランスよく安全率を使い分けると言うのがミソだった!!!
3年生の春休み、三協精機さんでアルバイト実習をさせて貰った。 オッカナイ係長の元で、「3号のベンチレースをスケッチ、設計しろ!」と、いう課題を与えられた。 何しろ実践設計だったから緊張した。 悉くケチを点けられ、コッ酷く扱かれた!!!
ソリャァ~そうだわな!世間、生産会社の水はそう甘くはないんだ!と、厳しさを学った! 
就職してから機械設計や時計設計に携わった事は無かったが、この時学んだ「安全率」の魂は、ビンビンと生きていて、同僚の設計した諸機械や製品に煩い注文を点けた事は言うまでもない! こうして、一企業として世間様に通用する製品造りに貢献した・・・
このアルバイト実習で学んだ3号ベンチレース設計、今日でも肥やしになっていて、商品耐久評価の尺度の一つにしている。
原子力発電施設や原子炉の事は、皆目、判らないが、日々流れて来るニュースを聞いていると、これだけ危ないものを扱うのに設備面、炉の安全性等々安全率の採り方に抜かりはなかったか? 疑問が生ずる? お偉いさんは、地震の大きさ、津波の大きさが想定外! と、片付けて居るが、放射性物質という物がモノだけに過剰設備投資!重厚設備!になろうとも安全率の設定に欠落があったと言わざるを得ないだろう?
況して、海辺の原子力発電所、裸同然! 日頃から「ヤダナァ~~~!」と、思っていただけに悔いが残る。
これは、地球46億年の歴史を紐解いて行けば明々白々!!! 今回の地震や津波、まだまだ、か弱いものだ! 46億年の歴史の中で、想像を絶する出来事が頻発している! 
地球全球凍結! 大陸の離合集結! 想像絶するハリケーン! 隕石衝突! マグマ(プルーン)大爆発!!!等々数え上げれば限が無い。。。 これ等の事故は、それこそ悲惨のモノだった!
地球上の総ての生命が絶滅すると言う大惨事だったのである! 
地球は生きている!!! これからも何百年、何千年、何億年のインターバルで、必ず、起きて、全く、不思議はない!
地球は、そう言う星なのだ!!!

関連して、悔いが残る課題の一つに電力の周波数問題がある!
東の50サイクル!、西の60サイクル!!!
狭い国で何故?こんな政策を採ったのだろう? 先見性の無さに悲しさを覚える!!!
発電機の輸入先の違いから!と、言う事らしいが、常識的工学からすると、一寸、信じられない!
投じてしまったインフラは帰って来ない!!! 
これから何が起こるか判らない! 遅きに失した感はあるが、これから先、想定される国難の為にも大々的なサイクル変換装置の充実を図るべきだろう!!!
yの友人:Mulliganさんが有益なブログを発信していた。 よく勉強されている!
mulligan さんのHP http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/
このブログでもお判りの通り、今のままの変換では、蛙にションベン! 極小過ぎて話にならない!!! 日本東西で20~30パーセント否30~40パーセントの融通が出来る変換装置の備は、先ず、不可欠だろう。 東京、名古屋、阪神という大都会を抱えている日本。 政治家、国のリーダーは、少し長い目で見た国造りのあり方を議論して欲しいものだ! チマチマした足の引っ張り合いはどうでもいい!!!         

   色々と教えられた大震災だった!