『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 プルームテクトニクス 』

2011-04-12 00:20:34 | Weblog
                  


ではプレートを動かす犯人は?
地球の内部では奴豪い事が起きている!!!!!
そこには、硬くて高温のマグマが対流していてユックリとではあるが掻き回されている。 熱いマグマはハワイ近傍とアフリカで湧き上がり、ユーラシア大陸の中国や南米辺りに沈み込んでいる! このマグマの沸き上がりと沈み込みでプレートが動かされる!!! 常にそうだから、年間当たりの移動量が僅かでも、長い年月蓄積されると膨大な量となる。 太平洋プレートは、三陸沖の海溝でユーラシア大陸の下に潜り込んでいる。 ス~ッとは潜り込まず、境界付近では相当のブレーキが掛る。押し合い圧し合い!!! そして、歪を受けながらユックリと沈み込んで行く! この力は絶大だ! ユーラシア大陸側のプレートは、もっと歪を受けながら引き摺り込まれる。 そして堪え切ら切れ無くなった所でボボン!と、跳ね上がる。 上層部に海水は、大きく持ち上げられ、これが津波の源となる!
これがアラマシ! 
もう少し、詳細に解説しよう…

 プルームテクトニクス (地球変動のメカニズム)

それではプレートを動かす原動力は一体何なのだろう? 潜り込んだプレートは何処に行くのだろう? また、ホットスポットはどうして存在するのだろう?
ここで、地球内部構造のメカニズムを調べて見たい。
 我々は病院に行くとよくCT(シーティー)(コンピュウターライズド・トモグラフィー)スキャンのお世話になり、頭蓋骨(ずがいこつ)や内臓を輪切りにして、病巣を見つけてもらう事がある。CTスキャンのお陰で病気の早期発見がたちどころに判るようになった。これと同じ原理で地球の内部を透視する技術が『地震波トモグラフィー』である。名古屋大学の研究グループは、10年がかりで、地震の縦波(たてなみ)の伝達速度の違いを利用して、地球内部の温度分布を調べてきた。それに依ると、マントルの構造は今まで考えてきたほど単純なものではなく、冷たい物質や温かい物質が柱状になっている部分が彼方(あち)此方(こち)にあり、中でも、高温物質の巨大な上昇流:スーパープルームが、ハワイやタヒチ、アフリカの真下にある事が発見された。同時に、冷たい下降流:コールドプルームが、中国の直下と南米大陸の真下にある事も判った。
既に、4億年前、超バンゲア大陸が出来、2億年前、これが分裂し、現在は総ての大陸がユーラシア大陸に向って移動している事は述べた。
最近の研究で、大陸の離合集散は、このスーパープルーム、コールドプルームが深く関わっている事が判ってきた・・・
アフリカ・スーパープルームは、アフリカ大陸と南米大陸を裂き、太平洋スーパープルームは、太平洋を誕生させ、現在、海洋プレートを突き抜けたホットスポットは、ハワイ諸島やタヒチの島々を形成している。
では、スーパープルームとコールドプルームは何故起こるか?マントル対流に乗って移動するプレートは、例えば、太平洋プレートがユーラシア大陸の下に潜り込んでいるように、自らの重さで次第、次第に沈んで行く。そして、上部マントルに沈み込んだプレートの先端・玄武岩は、熱変成によって更に重い変成岩(エクロジャイト)に変わる。
エクロジャイトは、その重さでプレートを更に引っ張り込み、上部マントルと下部マントルの間に蓄積されていく。そしてある程度溜まると落下する・・・落下している場所は決まっていて、中国と南米の真下、つまりコールドプルームの位置にある。
この理屈に依って、何千年か後には、今回のような大地震や噴火を繰り返しながら、この地球上の様相は一変する。 総ての陸地は、中国に引っ張られ、集結する・・・

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