相変わらずの遅い出立! 11時近かった。
今日は、思い切って Pajero を4駆に切り替え、昨日ヘボちゃんが付いていた即現場まで入る事にした。
車がガリガリになるので途中降り、鉈で小灌木を削いで進撃する・・・ 中々、スリルがあって楽しいもんだ!
昨日の雨が残り、辺りは湿メ~~~ッとし、何となく爽やか感が無い!
昨夜は、急に冷え込んで冬支度にしないと寒い程だったが、夜中から、また、元の黙阿弥に!!! 逆に湿度があり寝苦しかった! この温度上昇は、朝まで続いていた・・・
そして、山中は、陽が昇るにつれ不快指数が上がる。
餌を撒き終え、もう、イッペ~遣らかす!!!
車が横にあるので安楽椅子を取り出し、ドカッと座り、ブチブチッと缶を開ける!!! これが美味いんだなァ~~~!!! 摘みは、何時もツナ缶と決めている。
毎日食しているが、飽きが来ない! そこへいくと、鯖缶や鰯や秋刀魚の蒲焼は、もう、見るのも嫌だ!
ムスビは、婆製で小さくて美味い!!!
食べ終わって時計を見ると11時半だった。
見回りに入る。
昨日、2方向に飛んでいたので今日はこれがお目当てだ。
物凄いジャングル帯だったが、昔の山道が開いていて此処を通り道とする。
初っ端から2匹も付いていた。
赤、白の色付けをする。
コイツ等巧い事古びた参道沿いに飛んでくれる!!!
内心、シメタ!
30m程飛んで左の空間に出る!
もう、頂いたようなものだった。
其処から今度は上昇し空高く飛び消えて行く・・・
だが、2発目には落ちる場所が確認出来た。 岩と岩の間だ!!! ウウ~~~ン!
近づいて見ると、矢張り岩にガードされた天然の要塞で、誰かか?或いは、動物?が、入り口付近をかなり掘り込んであった。 が、急所個所は、石にガードされ、それ以上の掘り下げは無理のようだった。
即座に決断。 これは、自然の恵み!この儘剥かして遣ろう!!!と・・・
それにしても、この巣の蜂数は多く、界隈に撒いたどの餌にも5~6匹近く付いていた。 2~3鹹かったが、皆、この巣のようだった・・・
昨日、夕立時、谷川沿いに飛んだのを射止めよう!と、餌を歩き回る。
が、付きが悪く、ここぞ!!!と思し気ポイントに餌を撒くモノの反応なし!
蜂感が狂ったか?
10個近く餌を撒くものの、反応なし!
昨日来ていた餌近傍に、漸く、付いた。
これを撒くる!
遠い遠い!!! 谷川を1つ越え、また、一つ越え、今度は、急坂を上って消えて行く・・・
老い耄れの力では、これ以上は無理だった。
餌を向こう岸上に撒く決断をする。
10個近く撒く。
餌回るに順目に3匹付いていた。
もうこれで決まりだった!
しかし、ヘボちゃんの方が、またしても一枚上だった。
何と、太い松の木の根元に僅かな切れ込み隙間があり 、そこから通っている!!!
ウウ~~~ン!
賢い奴チァ~~~!!! 心の中で拍手を送った!
こうして、また、来年の種蜂が、また、追加された!!!
この世の中は、非常に巧妙に出来上がって居ると思った!
そして、所で、この種は何処から生じて居たんだろう?と、考えて見た。
何の事はない、2巣共、老い耄れ爺さんが、春先、女王蜂を放蜂した100~200m圏内だった!
こんな地域に進出していたのか!!!
然も在りなん!!!
巣の数は少ないとはいえ、こんな状況を把握出来、ホッとするやら安心するやら!!! 我「スガレ」人生に拍手を送りたくなった!
今年も、また、家の飼い蜂、13巣共、女王蜂に変換しよう!と!!!!! ファイトが燃えて来た!
だが、大きな課題は、放蜂場所の選定だ! 99%、嫌な天敵に浸入されている・・・
山中では、「ウバユリ」の実が目立つようになって来た・・・