老い耄れ達の昼食会をやった！
老い耄れ達の会、誰が付けたのか？「5904（ごくつぶし）の会」と呼んでいる・・・ 某会社に1959年4月入社した際「こう呼ぼう！」と、したのである。 その意味は、この数字を捩って5904（ごくつぶし）、詰り、碌でもネェ～奴ら！と、言う意味である。
入社当時13人居たが、2人辞め、1人は死亡、現在10人。
入社当時から、結構、仲のいい仲間だった。
リタイヤー時期を迎え、ボロボロと一人抜け、二人抜けしていった。
リタイヤー直後、1～2回、飲み会をした事があった。 その頃は、まだまだ、会社の名残りが色濃く、集まってもそれ程の感激は無い。
それから10数年経ったであろうか？
もう、勃々、お迎えが来てもオカシクない歳月を迎えている。 で、3月、暖かくなったら復活しようか？と、いう話になり、それが今日だった。 言うなれば10数年振りの再会である！
12時、某所に集合！！！ 昼食会。
久し振りに集まった面々！ 少しやせこけた御仁、白髪が増えた御仁、血色のいい御仁、前にも増して張り切って居る御仁、夫々マチマチ・・・ でも一人を除いて大方集まったので嬉しかった。
少し、お酒が入り出すと、口の方は、実に、滑らかに回転し出す！！！ 何時も思うのだが、人間様、年を召すに従って口の方が滑らかになる！！！ 喋くり撥？
そして、門松を多く潜った分、経験も豊かに！ 秘めたる潜在能力が高まっているようだ？一人一人の近況報告になった。
話す御仁、端から病気や交通事故の事ばかり！！！ 何となく残り少い人生を感じる！
病気の話も大病ばかりだ！ 心臓手術、膵臓癌、糖尿病と風疹、交通事故（：正面衝突）・・・ヤバイヤバイ！！！
矢張り年かァ～～～と、我身を振り返る。
でも、お互いの情報交換、自分に置き換えて得る事が多かった。 その中で、一際、キラリと光る報告があった！！！
「ボランティアー」である。 K氏からの報告だった。
K氏は、顔の色艶もよく、目は爛々と輝いていた！！！ 口の方も、何時になく滑らか！！！ 誰が見ても彼の絶頂期を思わせた。 そして、そして、それは、頭の下がるボランティアーだった。
元々、ボランティアー活動には世界中を股に掛けフル回転で当たっていた・・・と、聞いている・・・
そして、3/11、大震災以降、この活動に、更なる火が点き、磨きが掛る。 目下、東北行きが多いと言う！！！ 海外からのボランティアー要員との橋渡しをしているらしい！！！ 奥方も同様、全面参画で福島原発に掛りきりらしい。 お二人で、1週間置きに交互で出掛けている・・・と、言う！！！
そして、ポツンとこんな事を漏らしていた！
「極トン爺～、ボランティア要員の20パーセントが海外組だぜ～～～～」と・・・ そんなに、外国人が応援してくれているのかァ～～～ 老い耄れてショボ暮れているｙ、K氏の話を聞いて、恥ずかしくなった。 K氏も、ｙと同じ年！ 取り組む姿勢が基本的に違う！！！ そして、迸り出るパワー！！！
「極トン爺～、日本の危機だぜ～～～。下手をすると潰れるかも知れねェ～～～？」と、言ったのが印象的だった。
外人との付き合いで切々と感じ取っている実感からの感想だったんだろう？ 多くのボランティアー外国人、日本はヤバイ！と、見ているようだ！！！ 特に、原発関係処理に悲壮感が漂っている、と・・・
日頃、ノホホンとしてる老い耄れ、今日は、仲間の闘病報告、飄々とボランティアー活動の携わるK氏の実話を聞き、身に迫るものがあった！
今回の会合、何か一皮剥けた意義深い集いとなり、声を掛けた甲斐もあり意義深かった・・・ そして、1～2年毎に、また、遣ろう！と・・・
「5904の面々」、ご苦労様でした！！！ お互いに次回までタッシャでなァ～～～ 