『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 強制営巣について考える・・・(7) 』

2008-02-25 11:53:42 | Weblog
             


これまで縷々書き立ててきたが、これ等は強制営巣と言うには、一寸、オコガマシク疑問が残る・・・ 言うなれば、“ヘボ”ちゃんに頼る、『あなた負かせ!!!』の要因が多いからだ・・・   
でも、やらないよりはマシ?・・・、と、言う事だろうか?  汗汗・・・汗(^^..

最近、Kanai師匠と付き合うようになり判ってきた事だが、多くの蜂狂、このピンポン玉サイズまでは、何とか成功を収めている。 が、途中放棄!!!に。。。
営巣初期、女王蜂は、極めてナーバス!!!即ち、神経をピリピリ尖らせている。
彼女等にストレスを与えると恐怖心だろうと推察されるが、意図も簡単に放棄する!!! これは、3年前、山の飼育箱に営巣してくれた“ヘボ”ちゃんが、事の外労しく、画像に収められないか?、営巣を継続してくれないか?で、一寸、悩んだ事があった。
お気に入りは、ムービーカメラにバッチリ収められ初期の目的は達せられたが、一週間後には、女王様が帰らぬ身となってしまった。   
画像撮影ルンルン、帰らぬ身ショボショボ!!! 何とも複雑な気持ちだった。
後になり、女王蜂が帰らざる身!!!となった事を悔いたものだ!!!
でも、この時の画像、多くの蜂狂に堪能して貰っている・・・ これも宝物一つになっている。

一方、放棄する主原因に湿度不足が考えられる!!!  
湿度不足???
Kanai師匠は、yより多くの試料を持っている。矢張り、放棄事例が桁違いに多いと言う・・・ 隙間等空間営巣の場合、放棄すると・・・
隙間空間で蛹~働き蜂誕生まで漕ぎ着けられると、Hashiba~Kanai方式で飼育可能な技術が確立しているのだが・・・  
このように初期営巣までは漕ぎ着けられるものの、数多くの放棄事例を見てくると、土中着巣を考えたくなるのが人情・・・?
土中は、ストレスの少ない暗所が確保される事、外界温度に然程影響されない事、程良い湿度が得られる事等が考えられる。
此処2~3年の調査で判った事だが、『アシナガバチ』『コガタスズメバチ』は、巣造り、餌取り以外暇さえあれば、天気のいい日でも巣盤暖かめ:カーリングをしている。。。産み付けた卵、また、孵化したての幼虫に暖を取る為だ!!!
営巣初期、働き手が、全く、居ない育房にあって温度、湿度維持が如何に大事であるか理解出来る。

このような情報を元に、『ロス式変形飼育箱』を手掛けているのである。