『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 乗っ取り!!!!! 』

2007-07-02 15:31:35 | Weblog
              

今日は、“ヘボ”チャンの乗っ取り  について考察してみたい・・・

『タカ研』の雑記帳を見ていると、
今年になって、生掘り時の発見として、通い穴の坑道で立て続けに“ヘボ”ちゃんの死骸発見が報じられている・・・  
生掘り時、丁寧に掘り上げている証と、観察力の鋭さだろう!!!    

実は、yも、昨年今頃、生掘り時、掘り始めると、巣穴の直ぐ脇に女王様が死んでいるのを発見した事がある。この時は、可笑しな所で死んでいるナァーくらいの感度しか持ち合わせていなかった。そして、それは死んだ間もない物だった。巣穴内でのバトルで、何れが死んだのか?子蜂に遣られ、運び出されたのか?定かではないが、それに近い事が起こっていたと見るのが順当だろうか?   
Kanai師匠のレポートを見れば想像に難くない・・・  

で、Kanaiレポートとは????
今年、Kanai師匠と付き合うようになり、目を見張るような吃驚仰天の『乗っ取り』話を聞いた・・・
女王蜂の蜂放から初期営巣までの生態について、師匠は、最も得意とする分野で、この観察と研究については、先ず、間違いなく第一人者であろう。。。   
TVその他で、『チャイロスズメバチ』の乗っ取りについては、既に、報じられていて、『乗っ取り』と言えば『チャイロスズメバチ』の代名詞みたいになっていたのが常識化されていたように思う・・・  思い違いだろうか?
Kanai師匠の観察に寄れば、“ヘボ”ちゃんを始め、スズメバチの世界で『乗っ取り』は、日常茶飯事、極く普通の出来事で、それほど珍しい現象ではない・・・、と言う・・・
面白い事に、『ピン』ちゃんは、どちらかと言うと早稲種!!! コイツが営巣し出す頃、『軍』ちゃんは、まだ、営巣時期を迎えていない!!!言ってみれば晩生種だ!!!
暫くすると、『軍』ちゃんも営巣時期を迎える。
この頃、『乗っ取り』が頻繁に行なわれる!!!
決まって、『ピン』ちゃんの女王蜂がヤラレルと言う・・・
でも、子蜂が剥け出し、3匹になると、『軍』ちゃんの女王蜂が『乗っ取り』を企てても、3匹の子蜂の方が強く、『軍』の女王蜂を噛み殺すそうだ!!!
触覚や脚は、食い千切られ、腹も真っ二つになるケースが多いと言う・・・
勿論、『軍』同士の間でも、『乗っ取り』は常態化されていて、そう珍しい事でもなさそうだ!
面白い事に、ピンポン玉サイズを飼育し出すと、通い穴が明々白々になる。
我々ボンクラが見ても判るのだから、まして、穴探し専門職の“ヘボ”ちゃんにしてみれば、異とも簡単な事だろう・・・ 
先ず、間違いなく『乗っ取り』が行われると言う・・・    
『ピン』と『軍』では『軍』の方が強いようだが、『軍』同士ではどちらが勝つか?時の運!!!!!気力があって、急所を先に噛み切った方が軍配を獲る事になる!!!
       風林火山:川中島合戦、関が原の戦いのようなものだ!!!
こう言う、一連の話を聞き、驚きと、一種興奮に満ちたような感情を抱いた!    

このようは習性を把握出来たのも、Kanai師匠が初期創巣の観察、研究をし続けてきた賜物だろう・・・   拍手を送りたい。  
面白い事に、勝敗は、侵入者が勝ったのか否かは判らないが、一の巣穴に最高5匹の死骸がゴロゴロ転がっていた事があったと言う・・・
それは頭がチョン切れていたり、胴が真っ二つになっていたりで、それはそれは、無残な姿だった。その画像を見せて貰った。
また、営巣したピンポン玉サイズの中に、仲良く2匹の女王蜂が混在している画像も見る事が出来た。    
一体全体、どいうコッタイ??? 珍事が起る!!!!!


その後、訪問していないが、今年は、どんなドラマが繰り広げられたであろうか?
気になる所である!!!  情報が欲しい!!!    
 
今日の画像は、“オオスズメバチ”の昆虫酒場でのバトルを載せておこう! 『乗っ取り』は、このような生きるか死ぬかのバトルであろう?  



     『 可愛い、子蜂!!! 』

2007-07-02 01:04:26 | Weblog
            

何たるコッタイ!!! 折角書き上げたブログの投稿キーをチェックせずにカット・ダウン!!!、アジャァーーー  
泣くに泣けない!!!  クソーーー

今年、子蜂を見るの、初めてだったので、感激したネェーーー   
それが1匹や2匹ではない! かなりの餌に子蜂が付いていた。
これを見ただけでも来た甲斐があった!!! 高橋会長、有難うさん!   
子蜂は、実に、チンチクリンだが、働きは、イッチョウ前だ!!!
お尻を漕ぐようにして、ウグイの餌を齧り取る! そして、態勢を整え、一目散に巣の在処に帰る・・・飛行高度もイッチョウ前だ!!!
   可愛いネェーーー!!!!!

2つ掘った内の上級品を紹介しておこう。
餌場からは20mソコソコの距離だったが、高い木を越え、道を越え、樹上に出て消えていくヘボちゃんだった。この方角に2匹飛ぶ・・・“赤”と“青”の背番号を付けた!
高橋さんは、専ら、脱脂綿の紙縒り専門! 糸道が細く、弱いので、比較的早く帰ってくる・・・だが、視界が悪いと、見難い? でも、付知の蜂狂さんは、実に目が肥えていて、追従が正確だ!!!でも、今回は、光線の具合もあり、見難かった。Oさんにy等が使うビロビロの紙縒りを付けて運んで貰った。
樹上に消えた紙縒りが樹上でUターンして待ち構えている目の前に降りて来た。
ハーーーイ、現着!!!!!      
yは、巣穴の確認はしなかったが、通いは、中々だと言う・・・
見ると背面斜度80度もある壁のようだった! 足場が悪い!!!
此処の餌には3匹も付いていた。内、2匹はこの巣へ・・・背番号は“赤”と“青”だった。
背番号“緑”がよく来ていたが、全員揃い、狙いを定めると来なくなってしまった。
仕方なく、次の餌場へ・・・
とマァーこんな具合に攻略していく・・・

こんな具合に次から次へ・・・ 結局、7巣仕留めた。

この背面斜度8度の巣をyが貰う事にした。
もう3時を廻っていたので、掘り出す事にした。 勿論、生掘り!
何も付けずに脅かしを掛けると7~8匹の攻撃蜂が吹き出した!
足場が悪いので、逃げるのに必死だった。内、1匹は4~5分、yに纏わり付いていた。
ヤバイナァーーー
道まで出て、身支度をして、また、脅かしの振動を・・・その度に10匹近い攻撃蜂が噴き出る・・・20分ほどして帰り蜂が、略、なくなったので、掘り出した。
急斜面で、昨日の雨で、土はベトベト・・・
20cmほど掘り進むと、ワヤが見えてきた。
此処からは慎重に遣る事にしている・・・上手い具合に真ん丸く掘り出せた。
サイズは、丁度、硬式ボールくらい!!! 上出来の代物!!!
骨箱は12cm角サイズにした。
巣を入れると、丁度、上手い具合に収まった。
ワヤは杉、桧と雑木の斑模様で、サイズも手頃、最高の巣だった。
働き蜂は50匹の上居たであろうか? 総ての働き蜂を回収して、一件落着!
後、1巣掘り、これは働き蜂10匹くらいの小サイズだったが、なんだかんだで5時過ぎまで掛り、高橋さんのお宅でお茶をご馳走になり、遅くなってしまった。

付知を7時に出て、家に着いたのは9時を廻っていた。
道中のOさんとのヘボ談義は、湧いた!!!翌週の土日の約束まで出来た。
帰宅後、その足で飼育箱にセットした。

今朝見ると順調な通い!!! 昨日の疲れもナンノソノ! 今朝は6時に起き、ヘボちゃんに餌を・・・
常時、6~7匹の働き蜂が、ウグイを齧っていた。   
大きな肉団子にして、良く運んでいた。 こんなの見ると可愛くなるネェーーー
豊富な餌で一気に大きくなるだろう? いや、そうあって欲しい!