『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 八ヶ岳山麓は不作? 』

2007-07-27 23:49:36 | Weblog
             

例年、従兄弟に4巣ほど飼い蜂を埋けてやっている。
これを満たそうと、諏訪に行って来た。諏訪と言っても八ヶ岳山麓である。
結論から言うと、4箇所も場所を変えてやったが、1匹も付かなかった。     
最初の場所は、もう既に誰かがやったみたいで、点々と白い目印と烏賊の残りが点在して、辺りを匂わせていた。
此処は、昨年11月、種蜂2巣残した場所だったので、完全にいけると思っていたが、見事、予想に反した。
で、その後、場所を3回も替えてみたが、何も付かず、疲れのみが残った一日になった・・・
やり手が多いのか?不作なのか?本場、八ヶ岳山麓は惨憺たるものだった・・・
一寸、講釈を言わせて貰うと、最初の場所でやった蜂狂のマナーは褒められた物ではなかった。餌や餌を付けたと思われる場所の目印くらい完璧に回収して貰いたいものである・・・     これが蜂狂のマナーと言うものだろう?

さて、一昨日のハプニングを・・・ 

土目のいい場所の『コバクロ』を完璧に掘り上げ、勇んで、yのC特区に埋けに行った。飼育箱の手を掛けると、ヤ、ヤヤッ!!! もうお客さんが居るではないか? 
一瞬、目を疑った。    
良く見ると『ニホンミツバチ』である!!!
物凄い通いで、箱から蜜が垂れ出していた。
困った事になったワイ!!! この『コバクロ』どうしよう?
兎に角、此処には飼育箱が無いのだ! 急遽、家に持ち帰る事にした。瞬時の判断だった。
家には、空いた飼育箱が、まだ、4巣分あるのだ。

家までの道中、考えた結論は、付知から頂いてきた1巣が、余りにも小さく、いまだ、通いがポツンポツン!!! これと合体しよう!!!と・・・
家に着くなり細工に掛った。
付知2号は、どう言う訳か?その後、全く、コロニーを大きくしておらず、巣盤1枚で、その後、卵すら産み落とされていなかった!!!
働き蜂が10数匹、と、女王蜂がいただけだった。
合体出来る代物にもなっていなかった。

それにしても、5月下旬、飼育箱をクリーニングした時は何も入っていなかったので、それ以降の出来事なのである。
コイツ等、何処から来たのだろう? かなりの軍団である!!!

10数分で埋ける予定が、2時間近く遅れてしまった。
この日、4時から夏祭りの最終打ち合わせがあったので、3時には切り上げなければならない。
再度、山に入り、『ピンコロ』を鹹かった。
コイツ、実に、面白い特性を持っていた。
羽音:チンチン!!! 顔付き:白ンベー!!!だが、飛行は、20~30mの赤松の梢の彼方に消えて行く!!! 餌持ち抜群!!!
一寸、魅力に曝された。が、時間が来てしまった。
面白い事に、此処の『ピンコロ』は、皆、この手の飛び方をする・・・    
一体、どういうことだろう???

蜂追いをしていて、“エゾゼミ”の幼虫を拾った。この羽化に興味を持っていたからだった。
夏祭りの打ち合わせをし、帰って来て、コイツを覗き込むと、丁度、背中が割れ出していた。そして、“ヘボ”ちゃんに砂糖水をくれ、カメラを持って来ると、もう、大方、羽化し、仰け反り返っていた。
丁度、その時、“ヘボ”ちゃんが、蝉の鼻先に喰らい付き、齧り出した!!!   
こいつは拙い!
柔らかい蝉の鼻先は、数齧りで掻っ切られた!
それで、急遽、撮影対象を、“ヘボ”の“エゾゼミ”齧りに切り替えた???
そして、その内に、4~5匹の“ヘボ”ちゃんが齧り付いていた・・・

遣らせではなかったが、この世の無常を感じた一瞬だった!!!
それにしても、“ヘボ”ちゃん、昆虫食が好きですネェーーー