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5月10日から17日の予定

10日(日) 

11日(月) 10時~16時 千里山まちかどサロン

12日(火) 10時~ 本会議(提案・説明)
      18時半~ アジェンダ21すいた幹事会(市役所)

13日(水) 18時~ 阪大環境リスク(阪大中之島センター)

14日(木) 10時~16時 千里山まちかどサロン
      いけぶちは午後、布ぞうり講座と阪大環境リスク

15日(金) 午前中ふれあい昼食会(千二公民館)
      18時~ 阪大環境リスク(阪大中之島センター)

16日(土) 

17日(日) 12時半~ JC40周年 染色体験(万博公園)
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消費者のつどい

消費者のつどいに参加しました。

別の用事と重なっていたので、残念ながら前半しか参加できなかったのですが、「ニセ科学とつきあうために」というテーマで大阪大学のサイバーメディアセンター(とおりすがりさんに教えていただき修正しました)の菊池誠教授の講演はもっと聞いていたいなぁと思う内容でした。

講演をお聞きして記憶に残っているのは「相関関係と因果関係は別物」という言葉です。2つの事柄に相関関係があれば、因果関係があると思いがちですが、そこに陥りがちな罠があります。

例として挙げられていたのは、1970年から平均寿命が延びており、Xというものも延びている、というグラフです。このグラフから平均寿命とXとの間に相関関係がある(一方が増えると他方も増える)と見え、だからXが増えれば平均寿命も増えるんだと思う人もいるでしょう。
けれど、Xと平均寿命はなんら因果関係がありません。
実は、Xは日本の家庭におけるテレビの保有台数です。というのが種明かしです。
平均寿命もテレビの保有台数も年を経るごとに順調に増えてきたというだけで、両者の間に因果関係はありません。

この場合、Xがテレビ保有台数だったから、「ああ~なんだ。そういうことか」ということになりますが、もしXが健康食品とかだったらどうだろう?ということです。
健康食品の購買数が増えると平均寿命が増えているように見えたとすると、その健康食品を摂れば寿命が延びると思う人もでてきますよね。

そういうお話でした。

レジュメとしていただいたペーパーを電車の中で読んでいて、印象に残った言葉は「実験にはexperimentとdemonstrationの二種類がある」ということです。
ここでは詳しく説明しませんが、なるほどと納得した言葉でした。


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