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先生の還暦祝

私は大阪大学薬学部出身ですが、薬学部では4回生になると研究室に配属され、そこで先生や院生の人の研究の手伝い兼卒業研究をします。
私も親しくしていた友達2人と一緒に3人娘として研究室に入りました。
(余談ですけど、3人とも背格好も良く似ていたので、研究室での飲み会のかくし芸はキャンディーズの唄とフリでした)

そのときちょうど研究生から助手に昇格されたT先生が、今はその研究室の教授になっておられて今年還暦を迎えられるということで、私たち卒業生にもお祝いの会開催のお知らせが届き、今夜、大阪大学中ノ島センターで開かれた会に出席してきました。

私がついていたのは別の院生の人でしたが、友達のついていたのがT先生でした。友達は今は横浜市に住んでいるのですが、わざわざ大阪に出てきてくれました。

T教授はとってもシャイな方で、お祝いの会なんてしてほしくないと言っていたそうですが、准教授や助教の先生たちで取り囲むようにして説得し、研究室の院生や4回生と一緒に準備し、今日の日を迎えたとのことでした。

会場に着いて参加者名簿を見てみると、なんと私たちと同じ時期に院生であったIさんが卒業生では一番年長で、私たちもその次に続いています。知っている人はIさんぐらいかな~なんて言いながら会場に入ると、一人の女性が話しかけてくれました。

彼女は私たちの一年下の人で、お互いに結婚をして苗字が変わっているのでわからなかったけれど、私が友達と話している声を聞いてすぐに私だとわかったとのことで声をかけてくれたのです。(こんなとき特徴的な声をもっていると便利!)

私もすぐに彼女のことを思い出して、いろいろ話していたのですが、「あれっ、1年下ということは研究室ですれ違いのはずなのになぜお互いに知っているの?」って思いました。
彼女曰く「古沢さん(私の旧姓)たちが卒業して何度か研究室に遊びに来てくれたでしょう。とにかく小柄な3人の女性がキャッキャ、キャッキャしながらおしゃべりしていた楽しい雰囲気を良く覚えていたのです」とのことでした。

当時、院生だったIさんもT教授も「そうやな~君たち賑やかというか、うるさいほどだったなぁ~。いつになったら卒業研究始めるんやろぅ?って思っていたよ」と言われて、あら~私たちが賑やかなのはその当時からなのね!って再認識。

今夜も、さしでがましいなかぁと思いながらも、記念写真のときのT教授の花束の持ち方から、花束の持って帰り方、また会が終わってからのお見送りの手はずまで、しっかりでしゃばって、にぎやかしてきました。

でも、楽しかった。やっぱり学生時代に同じ空気を吸っていた仲間って、いつになっても会うとお互いにその当時の気持ちに帰りますね。
毎年、同窓会をしていたら、ずっと若々しい気持ちでいられるかも???

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腸年齢

皆さん 腸年齢って聞いたことありますか?
腸年齢とは腸の状態。つまり便の形状や規則正しい排便、食生活、喫煙の有無などから腸内細菌の状況などを推測して、腸は元気かどうかをみるものです。

今日は午後から「みんなの健康展」に参加しました。午後1時からのオープニングセレモニーの後、所属している吹田市薬剤師会のコーナーでお手伝いもしました。

そのお手伝いは白衣を着て(白衣はお借りしました)薬剤師会の名札をつけて、腸年齢の自己診断をするコーナーの対応です。

チェックリストの中から当てはまるものに○をつけてもらって、○の数で診断します。そして、実年齢よりも腸年齢の高い人には整腸剤のサンプルをプレゼントするというものです。

1時間ほどお手伝いしましたが、全般的に高年齢の人ほど腸年齢が若く、40代ぐらいの人が多い人では20歳も腸年齢が実年齢よりも高い人がいました。
仕事が忙しく食事時間が不規則だったり、バランスの良い食事がとれなかったり、一番の原因はストレスなんでしょうね。

私も気をつけなければって思いました。

*白衣を着るのは25年ぶりぐらいなか?でも白衣を着ると気持ちがキリっとしますね。知り合いが「白衣を着ているから、最初わからなかったけど、やっぱり薬剤師さんって顔になっているね」って言ってくれました。
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褒め上手を目指して

<風致地区にふさわしい建物を求めて>
以前、みなさんもよくご存知の賃貸住宅の建設が千里山の風致地区内におこりました。民有地に建てるものだから無闇に反対はできないけれど、せめて風致地区にふさわしい外観や植栽をお願いしたいと周辺地域の皆さんが思いました。

建設担当者や土地所有者にも働きかけましたが、うまく行かず。それでもあきらめずに働きかけた結果、いちばん気にかかっていた壁面の模様はなくなり、一応は落ち着いた外壁の建物に出来上がりました。

<100点満点ではないけれど、次につなげたい>
相談を受けていた私としても、100点満点とはいえないけれど、一つでも良いことがあったから良かったとおもって喜んでいました。
そして、会社の社長さんにもお礼の手紙を書き、できればこの地域だけでなく今後も周辺地域の景観に配慮した建設をお願いしたいと要望と提案をさせてもらいました。

その手紙に対して、できればお返事いただければありがたいと書き加えましたが、今まだお返事はありません。

<やっぱり配慮する気持ちはないのか?>
そうこうしているうちに、周辺景観に配慮して外壁デザインも考えて造ったはずの建物の敷地内に、派手派手な幟旗が立っていると聞きました。
入居者募集の看板を設置するのは良いとしても、幟旗まで立てなければならないのだろうか?というのが素朴な疑問です。

風致地区の規制では幟旗などに関するものはなく、どうしようもないのかもしれませんが、幟旗を立てたから入居者が増えるわけでもないはずです。

利潤追求の民間事業者としては当たり前のことなのかもしれませんが、今の時代は、金儲けだけでなく地域に貢献、地域の景観に配慮、環境に配慮することが求められているのではないでしょうか。

<他人を変える前に自らが変わること>
またそれと同時に考えなければならないのは、たとえば景観に配慮してほしいと事業者に言うだけではなく、私たち自身が景観に配慮した街並みを保存、創生していくことで、景観に配慮していない建物を建てる人が恥ずかしくなるような、そういうまちづくりが、遠回りかもしれませんが大切なのではないかと思います。

そして、良くできたものにはきちんと褒めること。
褒めて育てよ!は子育てだけではないですよね。

褒め上手を目指して、頑張ります。
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