ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

「心のケア」拠点開所 宮城県精神保健福祉協運営

2011年12月04日 02時50分42秒 | 障害者の自立
 東日本大震災による被災者のストレスに対処する市町村の窓口を総合的に支援する「みやぎ心のケアセンター」(仙台市青葉区)が1日開所し、最長で約10年を想定した長期的な取り組みが始動した。
 社団法人「宮城県精神保健福祉協会」が運営し、精神保健福祉士や保健師ら5人が常駐する。現場の相談窓口となる市町村と、医療機関をつなぐ役割を果たす。
 被災市町が43カ所に整備した「仮設住宅サポートセンター」とも連携し、巡回相談や精神障害者の支援を実施。精神疾患の予防や症状の緩和に努める。
 来年度は石巻、気仙沼両市内に「地域センター」を設置。人員を30人体制に拡充して被災自治体を支援する。
 センターによると、失業や生活環境の激変を背景に、心的外傷後ストレス障害(PTSD)やアルコール依存、抑うつ傾向が懸念されるという。
 精神科医の白沢英勝センター長(東北会病院理事長)は「心の傷は歳月とともにさらに深まる恐れがある。国の事業を活用して専門職の確保を急ぎ、きめ細かく対応していきたい」と語った。


震災ストレスに関連して被災自治体の相談窓口を支援するケアセンター

2011年12月03日土曜日


社説:避難者の冬 寒さと孤独から守れ

2011年12月04日 02時46分18秒 | 障害者の自立
 本格的な冬が到来した。被災地では、さまざまな不便に雪と寒さが加わる。津波で家を流されたり、原発事故で故郷を追われて避難生活を余儀なくされている被災者たちは、殊に不安を募らせていることだろう。

 岩手、宮城、福島3県の仮設住宅は5万戸を超える。各県が民間などから借り上げた「みなし仮設」も計6万戸以上に上る。

 各県は、断熱材の補強や窓の二重化など仮設住宅の寒さ対策を進めてきた。だが、資材不足もあり、地域によっては対応の遅れが目立つ。

 特に宮城県は、工事が年明けにずれ込む仮設住宅が出てくると懸念されている。管理を市町村に任せきりにしたからとも批判される。やむを得ず自費で防寒に乗り出した住民も少なくない。これは失態ではないか。深刻に受け止めて反省すべきだ。

 厚生労働省は、石油ストーブなど暖房器具の費用を災害救助法による国庫負担とすることを各県に通知した。工事が遅れている仮設住宅にはせめて暖房器具の配布を優先するなど、きめ細かい配慮が必要だろう。

 障害者や高齢者用のスロープや手すりが未設置の仮設住宅も多い。消火栓が近くにないため、石油ストーブの使用を見合わせた仮設住宅もある。街灯の設置が遅れ、「夜道が怖い」との声も出ている。いずれも看過できない。優先順位をつけて急ピッチで対応してほしい。

 「夏は暑く、冬は寒い。その上狭い」--。プレハブ仕様の仮設住宅の住み心地の悪さは、阪神大震災の教訓として残っていたはずだ。突然の震災後の突貫工事でやむを得ない面はあるだろうが、今後のために国としても検証すべきだろう。

 もう一つ心配なのが孤独死だ。阪神大震災では、誰にもみとられず仮設住宅で亡くなった孤独死の人が震災後4年で200人以上に上った。雪や寒さで1人暮らしの高齢者が部屋にこもればリスクは高まる。

 保健師や民生委員が巡回するなどの対策はもちろん必要だ。自治会組織の結成が進む。ボランティアも参加して、集会所に人が集まる機会を増やすことも有効だろう。地域で声を掛け合うための知恵を絞りたい。

 自宅からの避難を余儀なくされたのは、「みなし仮設」の住民も同じだ。だが、暖房器具などの配布はなく、生活に関する情報も入ってこないと不公平感が高まっている。岩手県では、「みなし仮設」に入居した人の住所を、「個人情報」との理由で元々住んでいた市町村に伝えていなかった。行政が情報の蛇口を閉めていたに等しい。今後改めるというがあきれた話だ。硬直化した行政対応でこれ以上、避難者らを苦しめてはならない。

毎日新聞 2011年12月4日 2時31分


大道でイルミフェス

2011年12月04日 02時41分42秒 | 障害者の自立
 障害者週間(12月3日〜9日)にあわせてさかえちょう公園(栄町9の14)で12月4日(日)から25日(日)まで、「2011in大道 イルミネーションフェスティバル」が開催される。

 昨年に続き2回目の開催で、期間中は市内の障害者施設や地元の大道商和会、大道自治会や子供会が協力して製作したオブジェが展示される。

 明日4日にはオープニングセレモニーが開かれる。午前10時半には餅つき大会、模擬店は同11時からで、つきたてのお餅やうどん、肉まん、やきとりなどを販売。午後1時からは地元ハワイアンバンド、本町中ブラスバンドなどの演奏も行われる。

 夕方5時には、古谷義幸市長によるイルミネーションの点灯式も予定されている。

 同フェスの実行委員会では「ぜひ多くの方にご参加いただきたい」と来場を呼びかけている。

 問合せは、市障害者事業推進センター(ともしびショップゆめ散歩)【電話】0463(73)6031まで。

2011年12月 3日号 タウンニュース


心豊かな人権尊重社会を 松山で啓発イベント

2011年12月04日 02時36分55秒 | 障害者の自立
 「人権啓発フェスティバル2011」(松山市、市人権教育推進協議会主催)が3日、松山市湊町7丁目の市総合コミュニティセンターであり、パネル展示や障害者団体の物品販売など多彩な催しを通じ、市民に人権を守ることの大切さを呼び掛けた。
 心豊かな人権尊重社会を目指して毎年実施。会場では、市内の障害者施設や共同作業所が古着や利用者手作りの手芸品を販売したほか、発展途上国から公正価格で輸入したコーヒーを提供するフェアトレードカフェが開かれた。
 また、松山空襲の写真や新聞記事をはじめ、犯罪被害や女性に対する暴力、自殺など人権に関わる問題を参加団体がパネルで解説し、訪れた市民の関心を集めていた。



愛媛のニュース 2011年12月03日(土)

手でこぐ自転車にグッドデザイン賞 狭山の町田さん

2011年12月04日 02時26分33秒 | 障害者の自立
 「障害者週間」(3日~9日)を前に狭山市地域自立支援協議会は2日まで、同市役所1階エントランスホールで「夢をかたちに」をテーマにした障害者の活躍にスポットを当てた展示会を開催している。その中で注目を集めているのがハンドサイクル「トリニティドライブ」を考案し、今年のグッドデザイン賞を受賞した同市入間川在住の町田敦志さん(35)の活躍だ。

 町田さんは中学生の頃から自転車に興味を持ち、マウンテンバイクを買ってからはどこへ行くにも自転車で出掛けた。自転車ロードレースの最高峰といわれるツール・ド・フランスの全行程を自分の自転車で追い掛け、2001年から自転車雑誌のフリーライターとして活動した。

 2007年2月、自転車で走行中に街路樹に激突する事故に遭い、首から下が動かない障害を負った。懸命のリハビリにより、両腕にある程度の自由が戻り、車イスの生活が可能になった。「自転車にもう一度乗りたい」という思いが湧き、足が不自由でも乗れる自転車を探したが、求めるものはなかった。そこで夢をかなえるために、自ら手でペダルを操るハンドサイクルを作ることにした。

 製作やデザインをする仲間を探し、10年にハンドサイクルブランド「トリニティドライブ」を設立。自分がアイデアを出して1年かけてハンドサイクルを完成させた。これは障害の有無によらず誰でも軽快に乗ることができる新しいタイプのハンドサイクルで、「風を切って自転車に乗り続けたい」という夢をかなえてくれた。

 「壁を乗り越えるのが無理だからとあきらめるのではなく、無理はするもの」と話す町田さん。次の夢は「自転車のマラソン・ホノルルセンチュリーライドのハンドサイクルの部門に挑戦したい」という。町田さんは前向きに新たな目標を持ち生きる。

 トリニティドライブの問い合わせは宇賀神溶接工業所・朝霞市浜崎(048・486・2720)へ。


町田敦志さんと愛車のハンドサイクル「トリニティドライブ」

2011/12/03 00:10 【埼玉新聞】