ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

廃棄の真珠貝殻有効活用 スキンクリーム開発

2011年12月28日 02時06分23秒 | 障害者の自立
 県工業技術センター(大村市)と、化粧品メーカーの「ツバキ美容長崎研究所」(雲仙市)が真珠養殖で出る貝殻のタンパク質を生かしたスキンクリーム「パール美珠」を共同開発した。年間500トン超の貝殻のほとんどが廃棄処分されており、有効活用と、新たな県ブランド商品として期待される。

 同センターは2008年から貝殻の活用を研究してきた。貝殻の表面を磨き、取り出した光沢のある真珠層を調べたところ、シミの原因であるメラニン生成を抑えるタンパク質が含まれていることが分かった。

 ツバキ美容長崎研究所が、このタンパク質と県産つばき油を含む天然成分配合のスキンクリームを製品化した。貝殻は田崎真珠(神戸市)の九十九島養殖場(佐世保市)が提供、同社の創業者が設立した身体障害者授産施設「大村パールハイム」(大村市)の利用者が貝殻を磨く作業などを担うことになった。

 スキンクリームは、皮膚の乾燥を防ぎ、張りや艶を与えるという。大村パールハイムのほか、県内の物産店などで販売する。80グラム入りで3200円。問い合わせ先は大村パールハイム=0957(53)6709。

=2011/12/27付 西日本新聞朝刊=

被爆体験者訴訟が結審 第1陣、6月に判決言い渡し

2011年12月28日 02時03分02秒 | 障害者の自立
 爆心地から半径12キロ以内の被爆未指定地域で長崎原爆に遭った「被爆体験者」が国、県、長崎市を相手に被爆者健康手帳の交付などを求めた訴訟の口頭弁論が26日、長崎地裁(井田宏裁判長)であり、原告側が意見陳述し結審した。一連の訴訟の第1陣で原告数395人(うち20人死亡)。判決言い渡しは来年6月25日。

 国は1957年の被爆者援護事業開始の際、当時の行政区域に基づき被爆地域を指定し被爆者を線引き。原告側は最終陳述で「旧長崎市にいた人は原告より(爆心地から)遠い場所でも被爆者と認められ、非科学的で不合理。放射性降下物は行政区画に沿って降ったのか」と批判し、内部被ばくによる深刻な健康被害を訴えた。

 原告弁護団の龍田紘一朗団長は、原告は原爆投下当時、広範囲に飛散した放射性物質を体内に取り込んだとして、被爆者援護法が定める「3号被爆者」(身体に原爆放射能の影響を受けるような事情の下にあった者)に当たると主張。「放射能の影響を疑われる者こそが真の被爆者の定義だ」と述べた。

 一方、国側は準備書面で原告の居住地は健康障害が生じるような被ばく線量ではなかったと反論。「3号被爆者」の適用についても、個別事情を考慮して被爆者か否かを判断する余地を残した例外規定だと指摘し、訴えの棄却を求めた。

 閉廷後、原告団が長崎地裁前で開いた集会で、小川博文原告団長(68)は「われわれは被爆体験者ではなく被爆者だ」。支援者で被爆者の川野浩一さん(71)は、内部被ばくの影響が争点の一つである点を踏まえ「福島(の原発事故被災者)の将来を決める裁判でもある」と訴えた。

12月27日のながさきニュース 長崎新聞

公害健康被害補償不服審査会 大気系疾病1件と石綿関係疾病2件の不服審査請求を裁決

2011年12月28日 02時00分03秒 | 障害者の自立
 環境省は、公害健康被害補償不服審査会が、平成23年12月21日に公害健康被害の補償等に関する法律に基づいて行われ、大気系疾病1件と石綿関係疾病2件の不服審査請求を裁決したと発表。
 裁決では、大気系疾病被認定者の障害補償費に関する事件では、都道府県知事等が行った、遺族補償費の不支給処分を不服として審査請求されている1件について、審査請求の棄却であった。
 また、石綿による健康被害に関する事件では立行政法人環境再生保全機構が行った、特別遺族弔慰金及び特別葬祭料等の支給を行わないとする処分を不服として審査請求されている事件1件、並びに未支給の医療費及び療養手当の支給を行わないとする処分を不服として審査請求されている事件1件ともに審査請求の棄却であった。
 なお、12月21日現在、大気系疾病審査請求に関わる未処理案件は17件、石綿による健康被害の救済に係る審査請求に関わる未処理案件は36件であった。【環境省】

2011.12.27

柏で除染業務者への講習会

2011年12月28日 01時57分09秒 | 障害者の自立
 千葉労働局は27日、千葉県柏市のさわやかちば県民プラザ柏の葉で、除染作業に従事する人たちのための講習会を開いた。厚生労働省が、放射性物質(放射能)に汚染された土壌を除染する際の放射線障害防止のための「除染則」を定めたのに伴う講習会。

 除染則では、放射線量が毎時0・23マイクロシーベルト以上の汚染状況重点地域で除染作業をする労働者に、事業所が特別の教育を行うことを義務づけている。実施が難しい事業所もあることから、同労働局が講習会を開いた。

 この日は、柏市周辺の事業所から400人余りが参加。講義担当者らが、放射線の人体に与える影響や被(ひ)曝(ばく)線量の管理方法、除染作業の方法などについて映像を使いながら解説し、参加者たちは熱心に耳を傾けていた。

 受講希望者が多いことから千葉労働局では来年1月11日にも参加者300人程度の講習会を開くが、すでに満席で募集を停止。3月中に、さらに1回実施する予定という。

2011.12.27 21:58 MSN産経ニュース

デマンドバス:高齢者向け 来年度から一律300円、太田市が再編案 /群馬

2011年12月28日 01時54分30秒 | 障害者の自立
 高齢者向けの事前登録・予約制のデマンド型バスを運行する太田市は、無料にしていた利用料を来年度から一律300円にするなど市バスの再編案をまとめた。県の補助金などが期限切れになるため。また来年度以降は民間に事業委託し、マイクロバス6台で送迎を行う。

 同市は赤字を理由に10年度から11路線35系統あったバス路線を2路線4系統に縮小。代わりに事前に登録した65歳以上の高齢者や障害者らが必要に応じて送迎を予約するデマンド型の「おうかがい市バス」を無料で運行していた。

 また、これとは別に路線バスのなかった「毛里田足利赤十字病院線(仮称)」(太田駅-足利赤十字病院の約10・4キロ)を新設するほか、12年4月に同市大島町の太田記念病院が開設することに伴い、新田線と尾島線の停留所・運行時刻を見直す。いずれも来年4月から。

毎日新聞 2011年12月27日 地方版