障害者が暮らしやすい社会づくりを考える特別講座が27日、京都府福知山市の成美大であり、脳性まひの障害がある男性が日常生活で不自由を感じた経験を紹介し、理解を訴えた。
福祉施設職員の八田健司さん(22)=神戸市=が話した。言語障害とともに手が不自由で細かな作業が難しく、店の会員申込書の記入欄が小さすぎて苦労した体験などを紹介。「トイレや階段の手すりなどのバリアフリー化は進んでいるが、細かな部分で配慮が十分に行き渡っていない」と指摘した。
その上で「障害者という枠でとらえられがちだが、何ができないかは十人十色。それぞれの障害を理解して接してほしい」と語り、受講した同大学1年と地元市民ら約50人が聞き入った。

障害者への理解と住みやすい社会の実現を訴える八田さん(福知山市堀・成美大)
京都新聞
福祉施設職員の八田健司さん(22)=神戸市=が話した。言語障害とともに手が不自由で細かな作業が難しく、店の会員申込書の記入欄が小さすぎて苦労した体験などを紹介。「トイレや階段の手すりなどのバリアフリー化は進んでいるが、細かな部分で配慮が十分に行き渡っていない」と指摘した。
その上で「障害者という枠でとらえられがちだが、何ができないかは十人十色。それぞれの障害を理解して接してほしい」と語り、受講した同大学1年と地元市民ら約50人が聞き入った。

障害者への理解と住みやすい社会の実現を訴える八田さん(福知山市堀・成美大)
京都新聞