ゴエモンのつぶやき

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高齢者に人気の iPad アプリは?―インターリンク、「シルバー向け無料 iPad 教室」の活動を報告

2011年06月25日 01時49分56秒 | 障害者の自立
ブロードバンド接続サービスの株式会社インターリンクは、社会貢献活動として「インターネットのある生活で、元気に100歳を超えよう」をスローガンに、iPad を使った高齢者向けインターネット教室を全国各地で開催。予定していた全12回を終えて、2011年6月24日に活動報告を行った。

同教室は、ストレスケア病棟や聴力障がい者協会、デイサービスセンターなどで開催。参加人数は計204名(男性94名、女性110名)で、平均年齢は72歳、最高齢は98歳だった。

各講習は、「ゲーム」「新聞の閲覧」「地図検索」「動画鑑賞」「電子書籍の閲覧」「電子メールとフォトフレームの体験」の順で進行。ゲームでは、画面のタッチに慣れてもらえるようなアプリを用意したところ、「漢字力診断」と「天ぷら侍」、「アイスホッケー」が人気で、どの会場も大きな笑いが起こった。あっという間に参加者から、iPad への抵抗が無くなったという。

ゲームに慣れた参加者は、新聞や電子書籍の閲覧時のピンチイン・アウトも難なくこなし、眼鏡なしで文字を読み進められることに驚いていた。「新聞を束ねなくてもよい」、「本棚が不要」などの好意的な感想が大半を占めた。最高齢参加者の男性(98歳・東京都)も、電子書籍に大変強い興味を持ったが、国内の作品が少ないことに不満を漏らしていた。

「地図検索」では、現在地から目的地までの検索を体験。基本的な説明だけで、子供や孫達の住所、さらにはハワイやオーストラリアを目的地として設定し、地図検索機能を使いこなしていた。奈良市聴力障害者協会(第7回)で催された教室では、「旅先では他人に尋ねられないので、旅行が楽しくなる」との意見もあったという。

「電子メールとフォトフレームの体験」は、デジカメ画像付きメールを開封して画像を iPad へ保存した後、フォトフレームで表示することを体験。札幌太田病院ストレスケア病棟/老健施設(第5回)の教室では、家族や友人とのコンタクトに使いたいと好評で、他の教室では災害を知らせるソフトを望む声も上がった。

休憩時間や講習終了後には iPad の質問が集中し、特に端末の購入方法や購入金額、月々の費用に関する内容が数多く寄せられた。修了証書授与では、感極まる参加者も少なくなかった。同社では全12回の講習を通して、iPad は高齢者にも適していることを実感したという。

同報告では、参加者の間で人気が高かった iPad アプリのランキングも公開しており、1位は「標準マップアプリ」、2位は「産経新聞」、3位は「漢字力診断」、4位は「YouTube」、5位は「天ぷら侍」だった。

また、「もし自分専用の iPad があったら何をしたいですか?」を参加者に聞いたところ、1位は「本を読みたい」、2位は「新聞を読みたい」、3位は「デジカメから写真を取り込み、写真の管理がしたい」、4位は「地図・旅行検索」、5位は「インターネット」だった。「iPad は楽しかったですか?」の質問では94%が「楽しかった」と回答し、「iPad をもっと使ってみたいですか?」の質問でも「使ってみたい」の回答が71%にのぼるなど、iPad を好意的に受け止めた参加者が多かった。

「シルバー向け無料 iPad 教室」は2011年4月22日で終了したが、インターリンクは同教室で利用していた iPad 10台のうち、3台を NPO 法人 文化学習協同ネットーワーク(東京)、1台を盛岡地域若者サポートステーション(岩手)へ寄付した。いずれも、不登校やひきこもり、ニートを支援している団体で、文化学習協同ネットーワークでは、iPad アプリ開発への利用や、井の頭公園付近にある「風の駅」に7月30日より設置する予定だという。

毎日新聞

世界初、PC用フットコントローラー

2011年06月25日 01時44分13秒 | 障害者の自立
KMI (Keith McMillen Instruments) から発表された USB 駆動の PC 用フットコントローラーが本家にて紹介されている (Hot Hardware の記事、本家 /. 記事より) 。

今回発表された SoftStep KeyWorx は、世界初の足でコントロールできるマルチタッチのデジタルインターフェースである。Mac と Windows の両方に対応しており、10 個あるキーはカスタマイズ可能で 100 個までのコマンドを記憶することができるのだそうだ。これだけを見ると「単に 10 個フットスイッチがあるだけ」に見えるが、各スイッチにはセンサーがあるので足でズーム機能を操作したり Photoshop のブラシサイズを変更したりなどが可能である。ゲーム、動画編集、プログラミング、データ入力、ウェブのブラウジングなど多岐に渡り使用することができ、身体障害者や反復性ストレス障害に苦しむ人も有効的に操作できるという。また、デスク下の暗闇でもキーを確認することができる青のバックライト付き。気になるお値段 290 USD (2.3 万円ほど) 。

ハンズフリーで操作できることから効率性アップを期待できるとのことだが、間違えてとなりのキーを踏まないよう「ブラインドステップ」を練習する必要がありそうだ。

本家記事では「これ別に世界初じゃねーよ」といったコメントがつけられているのだが、どうなんだろう。確かに USB で接続されたフットスイッチはいろいろあるだろうが、スイッチ部分に感圧センサがあってマルチタッチインターフェイスになっているというものを僕は知らない。あと「マルチタッチ」とあるがデモ映像では「タッチインターフェース」ではあってもマルチなところが分からない。というか足でマルチタッチな操作するのはとても大変だと思うのだが…。

これまではマウスやキーボード、コンロールパッド、ジョイスティックなど手元でコントロールするものばかりであったが、今回発表されたSoftStep KeyWorxは、世界初となる足でコントロールできるデジタルインターフェースである。MacとWindowsの両方に対応しており、10個あるキーはカスタマイズ可能でコマンドを100個まで記憶することができるのだそうだ。ゲーム、動画編集、プログラミング、データ入力、ウェブのブラウジングなど多岐に渡り使用することができ、身体障害者や反復性ストレス障害に苦しむ人も有効的に操作できるという。また、デスク下の暗闇でもキーを確認することができる青のバックライト付き。

ハンズフリーで操作できることから効率性アップを期待できるとのことだが、間違えてとなりのキーを踏まないよう「ブラインドステップ」を練習する必要がありそうだ。

スラッシュドット・ジャパン

社会福祉法人向け福祉総合システムASPサービスを開始

2011年06月25日 01時42分11秒 | 障害者の自立
(@Press) -  株式会社CIJソリューションズ(本社:東京都台東区、代表取締役社長:松岡 正治、以下 CSOL)は、社会福祉施設・事業所/社会福祉協議会向け総合システム(注1、以下 SWING)をASPサービス(以下 本サービス)として平成23年7月より提供を開始します。


■SWINGとは
 SWINGは、高齢者施設、障害者援護施設、児童施設、社会福祉協議会等の運営をしている社会福祉法人等の業務の効率化を推進する総合システムで、長年にわたり全国施設への導入実績があります。提供されるASPサービスには、財務会計システム(注2)、給与計算システム、資産管理システム等があります。
 システムは、従来のクライアント・サーバー型、クライアント型の自社内システムとして提供されており、システムの維持管理、保守・運用が大きな課題となっていました。CSOLではこの課題の解決及び、高いシステム信頼性、安全性を確保するためクラウド技術を採用した「安心・安全なASPサービス」を提供します。


■サービスの特長
 本サービスの導入により、ユーザーは、従来煩雑であったプログラムのバージョンアップの作業等、システム維持管理・運用業務が大幅に軽減され、本来業務に専念することが出来ます。更には、各拠点に散在していたデータをネットワーク経由にて授受することができ、事務効率が大幅に向上します。
 本サービスは、信頼性、安全性の高いデータセンター内にお客様データを一元管理するため、データのセキュリティが大幅に向上し、データの情報漏洩を防止することが出来ます。また、ネットワークを介してプログラムのバージョンアップ自動化、PCトラブル時の早期復旧を図ることができます。
 本サービス導入により本部・拠点間がネットワークで接続されるため、法人内情報共有、メールサービス、ファイルストレージサービス等を享受することが出来るようになります。

<SWING‐ASPサービス概要図>
http://www.atpress.ne.jp/releases/21121/1_1.jpg


 尚、本サービスの販売にあたっては、CSOLからの直接販売に加え、下記販売代理店様を初め多くの代理店様にご協賛頂いております。
 株式会社大塚商会様、株式会社仙台大気堂様、テクノ株式会社様  等々


■株式会社CIJソリューションズについて
 株式会社CIJソリューションズ(CSOL)は、CIJグループの中核会社として社会福祉法人向け福祉総合システム(SWING)、自治体向け福祉総合システム(注3、SWAN)の開発・販売を手がけて参り、多数の社会福祉法人様、自治体様から高い評価を得ています。
 また、ソリューション・プロバイダーとして、生損保・銀行を中心とした金融系システム開発、ミドルウェア開発並びにネットワーク開発、制御・組込系開発、SAPを中心としたERP開発及び中国におけるオフショア開発サービスを提供しています。
URL: http://www.csol.jp

(注1)SWING:Social Welfare Intelligent Network Groupの略
(注2)株式会社福祉会計サービスセンターの監修を受けた、唯一の福祉財務会計システム
(注3)SWAN:Social Welfare Office Automation system on Networkの略

朝日新聞

低価格で軽量!センサー付き電子白杖が製品化

2011年06月25日 01時38分53秒 | 障害者の自立
大学と共同研究で開発
秋田精工株式会社は、秋田県立大学と共同で開発を進めていた視覚障がい者用のセンサー付き電子白杖の製品化に成功し、5月31日から受注を開始したと発表した。

商品名は「スマート電子白杖」で、現在は商標特許出願中。杖の上部の超音波センサーが正面と頭部前方の障害物を感知すると、グリップとリストバンドが振動して使用者に伝えるという仕組み。

秋田県立大学の岡安光博教授が3年前から開発を始め、2年前からは秋田精工株式会社が設計と製作を担当。秋田県視覚障害者福祉協会の協力も得て完成した。

助成制度もスタート
電源にはリチウムイオン電池を採用しており、通常で2~3ヶ月の継続使用が可能。万が一電池切れになった場合は、コンビニエンスストアなどで販売されている市販のリチウムイオン電池を使用することができる。

価格は3万円前後。すでに市販されている外国製の電子白杖(10万円~25万円)と比べると低価格と言える。本体重量は一般の白杖と同程度で、軽量化にも成功している。

秋田県では、今年度からスタートさせた「視覚障害者用電子白杖購入助成事業」に基づき、スマート電子白杖の購入者への助成を行うとしている。

秋田精工株式会社ホームページ
http://sabaoth.net/akita-seiko/index.cfm

Amazon.co.jp : スマート電子白杖

障がい者の働く場ニュース -

逃げる その時(4)備え(気仙沼・唐桑町小鯖地区)‎

2011年06月25日 01時36分25秒 | 障害者の自立
 地域を挙げて避難訓練を重ね、手助けが必要な障害者やお年寄りの把握にも努めてきた気仙沼市唐桑町小鯖地区(155世帯)では、住民がほぼ訓練通りに行動し、犠牲者を最小限に食い止めた。自治会が「隣組」ごとに編成した12班は、それぞれ事前に決めていた避難場所に組織的に避難。各班の責任者に配備されたトランシーバーも、安否確認や責任者同士の連絡に威力を発揮した。

◎訓練通り、迅速に誘導/住民名簿・無線も威力

 「迷わず、訓練通りに体が動いた」。7班責任者の衣料店経営鈴木茂さん(56)が、地震直後の行動を振り返る。
 玄関に常備するトランシーバーを手に外に出た鈴木さんは、7班の全10世帯を避難路に誘導し、体が不自由なお年寄りだけを車に乗せて避難場所へと運んだ。「うちにいたい」と拒む人もいたが、親類を連れて再び迎えに行き、説得した。
 「5班は大丈夫」「異常なし」。住民の安否確認を終えた各班の責任者から、相次いでトランシーバーに連絡が入った。
 鈴木さんは「携帯電話がつながらない中、班ごとに安否が確認できた。大きな安心感があった」と振り返る。

 小鯖漁港のそばで釣具店を営む小松好子さん(82)を救ったのは、近所のガソリンスタンドの男性社員の声だった。
 「地震の次は津波が来るから。もう1段、もう1段上がりなさい」
 当時自宅にいたのは、6人家族のうち小松さんだけ。避難を促す声に背中を押されるように、自宅裏の避難階段を夢中で上った。
 午後3時10分すぎ。後ろから10メートル以上の黒い波が迫ってきた。高台に上った小松さんは、引き波で店舗を兼ねた自宅が湾内に流されるのを見た。
 最後尾で誘導した尾形和洋さん(34)は「お年寄りの足では、津波にのまれかねなかった。高齢者の避難に最も気を使った」と言う。
 小鯖自治会副会長の鈴木貞治さん(62)は「迅速に避難を誘導できたのは、日ごろの訓練のおかげ」と強調する。
 12班はそれぞれ最寄りの高台を1次避難場所に指定し、経路を示した避難地図を全戸に配布。要援護者を把握するため、「住民名簿」や「家族カード」を作り、訓練を重ねて、近所ごとに要援護者を誘導する取り組みも進めていた。

 津波で海岸沿いの住宅53世帯が被災したが、1次避難場所は全て無事だった。浸水域は、避難地図作成のベースになった宮城県沖地震の想定浸水範囲「標高10メートルライン」と重なる。1次避難場所は標高20メートル前後の場所に指定していた。
 避難場所に逃げたのは12カ所で計151人。自宅にいたほとんどの住民が助かったが、3世帯6人が行方不明となった。
 住民によると、このうち1世帯3人はいったん避難路を上ったが、「忘れ物」と言って自宅に戻った。家族の一人は元遠洋漁船員。航海が長く、日ごろ訓練に参加できなかった。
 12班の責任者、後藤一郎さん(63)も行方が分からない。地震発生後、トランシーバーで「異常なし」と仲間に連絡していた。妻光子さん(55)は「近所の安否確認をした後、つないでいた愛犬を逃がすため自宅に戻ったのでは」とみている。
 ほかに、お年寄りと娘の1世帯2人が逃げ遅れた。
 万全だったはずの備え。想定通りの津波。それでも犠牲者が出た。
 住民は言う。「津波から逃げるには、備えが要る。でも、いざとなれば何が起こるか分からない。失敗こそ教訓にして、記憶にとどめたい」

河北新報