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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

旭消防署 聴覚障害者に救急訓練

2018年08月10日 11時33分04秒 | 障害者の自立

 旭消防署が7月27日、聴覚に障害がある人に対して初めて救急訓練を同署で行った。モニター上に指示が表示される専用のAEDも使用。救急時に遭遇したとき、障害の壁を超えて対応できるようにすることがねらいだ。

 今回の訓練を企画したのは、市沢消防出張所の西川厚所長。きっかけは、聴覚障害者専用のAEDの存在を知ったことだった。「音声メッセージでAEDの使用方法が分かるというが、『耳の聞こえない人はどうするのか』と疑問に思い調べたところ、見つけた。家族や外出先で近くにいる人が倒れたとき、救急車が到着するまでの間に処置ができるように」と目的を話す。

 当日は聴覚に障害がある5人が参加。画像を見ながら、旭消防署の署員による説明を受けた後、旭消防団員から救急処置の指導を受けた。

 周囲の人に聴覚障害者であることを気づいてもらえるように、西川所長が作成した「SOSカード」も使用。腹部や胸部の動きから呼吸を確認後、心臓マッサージや人工呼吸の方法を指導された。

専用AEDで訓練する参加者

2018年8月9日       タウンニュース


北九州の社会福祉法人、1億6000万円不正受給

2018年08月10日 11時11分30秒 | 障害者の自立

 北九州市は8日、同市小倉南区の社会福祉法人「時優会」が給付費約1億6000万円を不正に受給したとして、障害者総合支援法などに基づき、運営する障害者就労支援施設など、計9施設の事業所指定を10月1日付で取り消し処分にすると発表した。市は刑事告訴も視野に福岡県警小倉南署に相談しており、加算金を含め約2億2000万円の返還を求める方針。

 市によると、2017年8月に市の実地指導で発覚。常勤が義務づけられているサービス管理責任者がいないのに配置しているなどと偽る手口で、15年4月~17年8月、3119件の不正受給を行っていたことが確認された。

 同会は04年に設立。小倉南区内で、障害者のグループホームなど10事業所を運営しているが、10月からは別の社会福祉法人が事業を引き継ぐという。同会の植村時子理事長は「職員に任せており、管理が不十分だった。利用者に迷惑をかけ、申し訳ない」と話した。

2018年8月9日     西日本新聞