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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

視覚障害者の映画製作ドキュメンタリー 横浜の支援団体が公開

2013年05月15日 01時56分12秒 | 障害者の自立
 視覚障害者がSF映画の製作に取り組む過程を追ったドキュメンタリー映画「INNERVISION(インナーヴィジョン)」が都内で公開されている。プロデューサーを務めたのは視覚障害者10+ 件支援団体「View-Net神奈川」(横浜市西区)理事長の新城直さん(56)。自身も視覚障害がある新城さんは「目が見えないと普通は『映画なんて作れないだろう』と考えるが、視点を変えれば作れると実証したかった。啓蒙(けいもう)的ではなく、若い人が楽しんで感じてもらえるドキュメンタリー映画に仕上がった」と話す。

 「View-Net神奈川」で企画が持ち上がり、会員でシステムエンジニアの加藤秀幸さん(37)が脚本と音楽を任される。映画づくりのヒントを得るため映像製作会社や映画監督を訪ね、SFアクションの構想を固めていくまでの姿を友人の佐々木誠監督(37)が記録。45分のドキュメンタリーにまとめた。

 「3Dというよりも、まず2Dが分からない」

 「美人って何? 誰がその顔が美しいって決めたの?」

 生まれつき視覚がない加藤さんの“視点”は、「見えないのが当たり前」という世界と同時に「見えること」をあらためて考えさせる。

 加藤さん自身が「衝撃的だった」と振り返るのはホラー映画を得意とする山本清史監督のアドバイスだ。主人公が立ち向かう敵の存在を考える際、ホラー映画に出てくるような空想のキャラクターの風貌や動きが想像できず、脚本には「人型とは限らない」とだけ記していた。

 「そこは考えなくていい」。山本監督は、イメージを言葉にして伝え、形にしてくれる人がいれば映画は成り立つと説く。加藤さんは次第に、見える/見えないにかかわらず、作品を作りあげる際のコミュニケーションの問題に行き着く。

 4月、都内で行われたドキュメンタリーの先行上映会後のトークイベントに新城さん、加藤さん、佐々木監督が登場。映画づくりの難しさや狙いを語り合った。

 佐々木監督は「『加藤君の世界はこうです』と結論づける映画にはしたくなかったし、分からなくてもコミュニケーションを取るのが大事。映画は人に頼らないとできないし、人と分かり合うにはコミュニケーションしかない。感想を言い合うなど、映画がそのツールになれば」と期待した。

 東京都渋谷区のアップリンクで17日まで公開。一般1500円。詳細はホームページhttp://www.uplink.co.jp/


映画の先行上映後のトークイベントで話す加藤さん(中央)と新城さん(左)、佐々木監督(右)=4月15日、東京都渋谷区

カナロコ(神奈川新聞)-2013年5月12日

障害者の働く場支援 食堂兼売店あすオープン

2013年05月15日 01時53分14秒 | 障害者の自立
■県西部事務所

 障害者の社会進出支援などに取り組む米子市中島のNPO法人「地域活動支援センターおおぞら」(植村ゆかり理事長)は15日、同市の県西部総合事務所2階に障害のある通所者が働く食堂兼売店の交流スペース「ハート&ハート」をオープンさせる。開店に先立ち、行政や福祉関係者ら約40人を招き、内覧会が13日開かれた。

 宮城県で庁舎を活用した障害者の就労事業が行われているのを鳥取県職員が知り、出店を持ちかけていた。以前の食堂は老朽化しており、市民にも食べに来てもらえるようにと、県は約250万円かけて改修した。

 約170平方メートルの食堂兼売店には、同NPOの職員3人と毎日交代で2人の通所者が働く。メニューは、「おおぞら」にある畑で収穫した野菜などを使った日替わりランチ(限定50食、500円)やカレー(400円)など。売店では作業所で焼いたパンやクッキー(200~500円)のほか、布小物などを販売する。

 内覧会には平井知事も訪れ、看板ボードを除幕するなどして祝福。参加者は日替わりランチを味わっていた。植村理事長は「通所者が多くの人に会い、顔を覚えてもらえる良い機会になる。笑い声の絶えない食堂にしたい」と話していた。

(2013年5月14日 読売新聞)

障害者の賃金向上へ、助成金贈る/ヤマト福祉財団

2013年05月15日 01時46分04秒 | 障害者の自立
 ヤマト福祉財団(有富慶二理事長)は13日、障害者20+ 件の就労支援に取り組む楽笑(香川県坂出市江尻町)と、らでぃっしゅ福祉会(高松市鹿角町)に助成金としてそれぞれ100万円、だんしエコ作業所(同市檀紙町)に59万円を贈った。

 同財団は社会貢献活動の一環として、1993年から毎年、障害者20+ 件の賃金アップに取り組む施設などに助成している。今回は全国の58団体に計5126万円を寄付する。

 同日、宇多津町のヤマト運輸香川主管支店で贈呈式があり、同社の川崎良弘四国支社長が「障害者20+ 件の賃金向上に役立ててほしい」と述べ、各施設の代表者に目録を手渡した。

四国新聞- 2013/05/14 09:29

障害者らが田植えに挑戦/小豆島・中山の千枚田

2013年05月15日 01時37分20秒 | 障害者の自立
 美しい景観を誇る小豆島町中山の千枚田で13日、小豆島、岡山県玉野市、広島市にある障害者支援施設の利用者らが、昔ながらの田植えに挑戦。初夏の日差しを浴びながら、懸命に作業に励み、心地よい汗を流した。

 田植え体験は、小豆島町が取り組む「障がい者農業就労体験交流事業」の一環で、今年で3年目。他施設や地元の人たちと交流を深めるとともに、障害の農業就労の可能性を探るのが狙い。また、耕作放棄地が増えている町内の農地保全につなげるのも目的としている。

 小豆島町の「あすなろの家」、土庄町の「ひまわりの家」、玉野市の「のぞみ園」をはじめ、今回が初参加となる広島市のNPO法人「風の家」の利用者や施設職員、町職員約70人が参加した。

 苗は、小豆島町の「アグリサポーター」として新規就農者らを支援している地元農家が育てたコシヒカリで、参加者は田植え用の定規の使い方やこつを教えてもらいながら、5枚(計5アール)の棚田に、丁寧に苗を手植えした。

 秋には収穫も一緒に体験する。


田植え用の定規を使って手植えに挑戦する参加者=香川県小豆島町中山

四国新聞- 2013/05/14 09:34


障害者支援に NTT西日本がNPOに寄付

2013年05月15日 01時25分06秒 | 障害者の自立
 NTT西日本佐賀支店(佐賀市、田中光二支店長)と、社員でつくるH&Nボランティア基金九州総ブロックは13日、発達障害者を支援している佐賀市のNPO法人「それいゆ」に30万8千円を寄付した。

 贈呈式では、田中支店長と井手康博九州総ブロック副代表が「少しでも役に立てれば」とあいさつ。目録を受け取ったそれいゆの伊藤博教理事長が「支援者の療育や生活活動支援に使います」とお礼を述べた。

 寄付は、社会貢献を目的に社員から募金を集め、それと同額を会社も寄付する「マッチングギフトプログラム」制度に基づき、佐賀では17回目となった。


左から、H&Nボランティア基金九州総ブロックの井手康博副代表、「それいゆ」の江口寧子事務局長、伊藤博教理事長、NTT西日本佐賀支店の田中光二支店長=佐賀市の「それいゆ」

佐賀新聞-2013年05月14日更新