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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

スピルバーグ氏、学習障害を告白 「映画で救われた」

2012年10月05日 10時08分21秒 | 障害者の自立
 映画監督のスティーブン・スピルバーグ氏(65)が自分に学習障害があり、それが原因で子ども時代にはいじめられていたとインタビューで告白し、話題となっている。「学校へ行くのが大嫌いだったが、映画づくりを通して救われた」と語っている。

 スピルバーグ氏が公表したのは、読み書きが困難になる「ディスレクシア」と呼ばれる障害。5年前に初めて診断され、「自分についての大きな謎が解けた」という。小学生の時は読み書きのレベルが同級生より2年遅れ、「3年生のころは、クラスの前で読むことを求められるのがいやで、とにかく学校へ行きたくなかった」「先生も心配してくれたが、学習障害についての知識もない時代で、十分に勉強していないと思われた」と打ち明けた。今でも、本や脚本を読むのに、多くの人の倍近く時間がかかるという。

 また、学習障害がきっかけでからかわれ、いじめられたことも明らかに。「中学時代が一番つらかった。他人の立場から自分を見ることがまだできない子どもは本当にきつく、嫌なことをする。今は理解できるし、恨みもないが、大変だった」と話した。一方、「自分が被害者と思ったことは一度もない。映画づくりが、負わなくていい重みから私を救ってくれた」とも述べ、10代初めから撮り始めた8ミリ映画が支えになったと話した。

(朝日新聞) 2012年10月3日(水)21:14

障害者差別禁止、条例へ 嘉田知事が表明

2012年10月05日 02時11分37秒 | 障害者の自立
 滋賀県の嘉田由紀子知事は4日、障害者の差別を禁止する条例を制定する意向を表明した。障害者だけでなく、だれもが暮らしやすい滋賀県のまちづくりにつなげる。2013年度当初予算案に調査・研究費を盛り込むとしている。

 同日、大津市の県庁を訪れた県身体障害者福祉協会と県手をつなぐ育成会、県精神障害者家族会連合会の3団体に明らかにした。

 今年6月に障害者総合支援法が成立するなど障害者をめぐる制度改革が進む中、障害者が地域で自立した生活を送る環境整備の一環として早期の条例制定を目指す。都道府県レベルで同様の条例を制定しているのは全国的にもまだ少なく、滋賀の福祉先進県としての理念を全国に発信する。

 嘉田知事は「差別はたいへん根深い。なぜ差別するのかを究明するため、まずはしっかりと調査・研究する必要がある。できるだけ速やかに県として動きたい」と答えた。

 条例を、差別をなくすための政策の基礎に位置づけ、暮らしや雇用、教育など幅広い分野で障害者との共生を進めるための規定を設けるという。嘉田知事は、知的障害者施設「近江学園」を創設し「障害者福祉の父」と呼ばれた故糸賀一雄氏らの考え方などを参考にするほか、障害者団体の声も聞いて準備を進めることも説明した。


障害者の差別を禁止する条例を制定する意向を示し、障害者団体と懇談する嘉田知事(右から2人目)=大津市・県庁

京都新聞-【 2012年10月04日 22時56分 】

障害者の働く場を守る 大和駅西側プロムナードで展示販売会

2012年10月05日 02時06分45秒 | 障害者の自立
 神奈川県障害者地域作業所県央地区連絡会が主催する「第28回展示即売会」(村松篤実行委員長=今号人物風土記)が10月13日(土)、大和駅西側プロムナードで開催される。時間は午前10時から午後3時まで。

 主催するこの連絡会は、障害者の就労支援を目的に活動する大和・座間・厚木・伊勢原の4市による障害者地域作業所・小規模福祉施設で構成する団体。

 加盟する作業所では、障害者への作業指導のほか、企業からの受注の開拓や施設外就労先の開拓などを行っている。

 当日は、各作業所の木工品や手芸品、ケーキなどの自主製品の展示販売を中心に、太鼓演奏やヒップホップダンスなどイベントも予定している。

不況で受注激減

 大和市内にはこうした作業所が19カ所あり、約300人が利用している。これまで、工業製品の品質検査や梱包作業を主に受注してきたが、地域経済の低迷により企業からの受注が3年前と比べ、4分の1から最大半分にまで減っているという。

 各事業所ではこうした現状を受けて、企業への営業の強化と自主製品の開発・販路拡大に取り組んでいるが、受注機会の拡大には至っていない。大和つきみの作業所では「納期の短縮などできる限り対応していきたい。得て不得手もあるが、がんばるしかない」という。

 企業だけでなく、行政や外郭団体による積極的な発注などで包括的な支援が必要ともされている。


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タウンニュース-2012年10月 5日

南房総の障害者施設入所者虐待:「行政対応遅かった」 通報者保護規定、職員が次々証言 /千葉

2012年10月05日 02時03分57秒 | 障害者の自立
 「理事長による虐待は日常的だった」−−。障害者10+件虐待防止法が1日施行されたことに伴い、元職員が通報した南房総市白浜町の精神障害者施設「ふるさとホーム白浜」を運営する社会福祉法人「愛と光の会」の山下洋子理事長(70)自らによる女性入所者(50)への虐待疑惑。3日に県の調査が入り、これまで沈黙を守ってきた職員の口から虐待に関する具体的な証言が明らかになったが、理事長は全面的に虐待を否定しており、県の調査の行方が注目される。

 同法施行で、障害者への虐待を知った施設職員らは、市町村の虐待防止センターへの通報が義務づけられた。

 今回は施設の元職員による、南房総市への電話通報が調査のきっかけとなったが、同法は、通報者が解雇などの不利益を受けることのないよう「通報者保護」の規定も盛り込まれている。3日の県の調査で、複数の施設職員が、理事長の虐待について証言した背景にはこうした事情もあるとみられる。

 ただ、県に理事長の虐待を証言した職員たちは、「県や警察は虐待の疑いに気付きながら、動きが遅かった」との不満もぶつけたという。県や県警は「不作為」を問われない速やかな対応が求められている。

毎日新聞 2012年10月04日 地方版

精神障害者フットサル 初の全国大会へ

2012年10月05日 01時57分18秒 | 障害者の自立
■精神障害者チーム、初の全国大会へ
■仲良くフットサル 心の病を改善


 精神障害者によるフットサルの全国大会に、道代表が初出場する。初の道代表は2チームがつくられ、今月に大阪、12月に横浜である大会に1チームずつが参加する。「みんなで仲良くやって勝ちたい」。選手たちはこう意気込んでいる。


 チーム名は、ポルトガル語で自由を意味する「リベルダージ北海道」。統合失調症や、躁うつ病などの患者が5月から練習し、38人の中から8月下旬に各チーム12人が選出された。監督はSC鳥取(現在サッカーJ2のガイナーレ鳥取)のMFだった伊東貴史さん(32)、コーチは昨季までフットサルのFリーグ・エスポラーダ北海道のGKだった豊川大地さん(27)が務める。


 北海道精神障害者スポーツサポーターズクラブ代表で石金病院(札幌市北区)の精神科医師・井上誠士郎さん(40)が提案し、昨秋から全国出場への準備を進めてきた。精神障害者のフットサル大会は2007年に大阪府で始まった。年齢や男女に関係なく気軽にプレーができるスポーツで、指示するなど自然にコミュニケーションが取れ、患者の意欲、自主性が出てくる利点があるという。


 井上さんは、患者と社会の壁をなくすことも目標に掲げている。井上さんの誘いで監督に就いた伊東さんは、現在は製薬会社の営業マンとして精神科にも出入りする。


 伊東さんは「院内とここ(ピッチ)では患者さんが全然違い、精神疾患を感じさせない。代表を目指してモチベーションも技術も上がってきた。これがきっかけで社会復帰につながればうれしい」と話す。


 豊川さんは、精神障害者のフットサルクリニックで講師をしたのを機にチームにかかわった。「最初はどんな人たちかなと偏見もあったけれど、初めて見たときに、ミスをしても責めることなく『頑張ろう』『次だ次』と、選手のまとまりを感じた。自分たちが学ぶことも多い」と語る。


 石狩市の高木雅史さん(38)は横浜遠征組の主将に選ばれた。石金病院に入院中に競技を始め、「以前より周りに気を使い、和を大切にするようになれた。代表に選ばれたからには、みんなで仲良くやって勝ちたい」。いまは退院して、就労に向けて準備中だ。


 「大会を目標に生きています、という人もいるんですよ。うれしいですね」と井上さん。Jリーグのチームが主催するガンバ大阪スカンビオカップは10月13日、横浜FCヨコハマぽるとカップは12月1日に行われる。


全国大会に向けて練習する選手たち=札幌市

朝日新聞-2012年10月04日