ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

室蘭・海陽小4年生が視力障害者ガイドヘルパー体験

2012年10月25日 02時37分43秒 | 障害者の自立
 室蘭市海陽小学校(伊藤敏伸校長)で室蘭視力障害者ガイドヘルパーの会(小林與志美会長)のメンバーを招いた授業が23日行われ、4年生が視力障害者の身になって考える優しい心を学んだ。

 4年生96人は総合的な学習の時間で「やさしさの種をまこう」と題したテーマで、障害者への理解を深める学習に取り組んでおり、3グループに分かれて手話や点字、視力障害者のガイドヘルパー(手引き)を学んでいる。

 この日は小林会長ら5人が来校。児童たちは最初にアイマスクをして目が見えない状態を体験すると「暗い」「音で判断するしかない」などと感想を話した。同会のメンバーは「『五感』のうち、生活の中で一番使うのが視覚。朝から晩までアイマスクをした状態の人たちのことを考えてください」と語り掛け、ガイドのポイントとして「声掛け」と「ものに触れる」の2点を挙げた。

 アイマスクをした状態で、いすに座ったり、階段を上り下りすることも体験。児童たちは「着きましたよ」「あと5段で終わります」と声を掛けながらガイドに取り組み、目の不自由な人にとって安心感を与える方法を学んでいた。

室蘭民報-【2012年10月24日(水)夕刊】

障害者の生活苦 “家族頼み”はもはや限界だ

2012年10月25日 02時30分18秒 | 障害者の自立
 収入はきわめて少なく、親など家族と同居しなくては生活が成り立たない―。障害者の厳しい暮らしぶりが障害者団体の調査で明らかになりました。家族に万が一のことがあれば、たちどころに生活に行き詰まる障害者の生活のもろさを示しています。周囲に知られることなく家族が先に亡くなり、残された障害者まで命を落とす「孤立死」の悲劇も相次いでいます。障害者と家族が希望をもって安心して生きていける社会への基盤づくりが急がれます。

“共倒れ”の危険
 調査をしたのは全国の小規模作業所などでつくる「きょうされん」です。福祉施設などを利用する障害者や家族約1万人が回答しました。

 浮き彫りになったのは極端に少ない障害者の収入です。「ワーキングプア」(働く貧困層)水準といわれる年収200万円以下は98・9%に達しました。年収100万円以下は56・1%にのぼります。障害のない人との収入の差は歴然としています。生活保護を受給している人は回答者の9・95%と、障害のない人の生活保護の利用率の6倍以上でした。障害年金、障害手当、福祉施設での賃金などを合わせても、とても暮らせないというのはきわめて異常です。

 低収入状態が、障害者が長期にわたって家族に依存せざるをえない状況をつくり出しています。10代から40代前半までの障害者の約6割が「親と同居」していました。40代後半から50代前半の障害者でも4割前後が親と同居を続けています。結婚している障害者はわずか4%です。

 親との同居でも十分な収入が保障されるとは限りません。50歳前後になった障害者の親はほとんど年金暮らしです。少ない年金で障害者も親もギリギリの生活を強いられているのです。

 収入が少ない障害者ほど外出の機会が減り、施設の休みの日などは自宅に閉じこもる傾向にあることも調査で分かりました。親も、子どもの世話で必死の生活で余裕を失い、周囲から孤立しがちになるといわれています。経済的困難が、「家族依存」を強めさせ、家族も地域とのつながりを希薄にしていく―まさに悪循環です。

 親の高齢化もすすんでいます。両親ともに健在という家庭も少なくなっています。介護者の6割以上が母親で、そのうちの49%が60歳以上という調査もあります。年老いた親が障害者の面倒をみることは体力的にも無理があります。子どもが生まれたときから懸命に介護してきた親たちが心身ともに疲弊し、追い詰められる社会であっていいはずがありません。

支える体制づくりを
 障害者の生活支援をもっぱら家族に押し付け、安上がりの社会保障政策を続けてきた歴代政権の責任は重大です。障害者と家族を支える社会保障政策に転換するときです。

 地域で暮らす障害者と家族が安心して生活できるために、障害者年金の拡充など十分な所得保障制度をつくることが必要です。不足しているケアホームなど障害者が地域で自立して生活できる基盤づくりを行政の責任ですすめなければなりません。家族を支える体制の整備も求められます。障害者と家族の願う障害者関連法制の改定を実現する取り組みが重要です。

しんぶん赤旗-2012年10月24日(水)

聴覚障害者も楽しんで 体感音響システム付き招待席−−川崎で来月16日開幕 /神奈川

2012年10月25日 02時27分31秒 | 障害者の自立
 11月16日から川崎市で開催される世界3大ジャズフェスティバルの一つ「モントルー・ジャズ・フェスティバル」の日本公演で、聴覚障害者向けのシステムを装備した招待席が用意される。難聴や中途失聴の人は音楽がはっきり聞こえ、完全失聴者も音楽を体感して楽しめるという。

 招待席に装備されるのは、音響機器メーカー、パイオニア(川崎市幸区)が開発した「体感音響システム」。同社の家庭用高級スピーカーを改良し、骨伝導で音を伝える振動機内蔵のシートや難聴者向けのヘッドホンなどで構成される。同社社員がボランティアで搬入、設置する。

 企画したフェスティバル事務局の山本武司さんは「音がはっきりしているジャズは体感に適している。ぜひ世界最高の音楽を楽しんでほしい」と話す。

 招待席が用意されるのは、世界的なビッグバンドなどが出演して、11月16日午後7時に市教育文化会館で開演するオープニングライブ。招待席は無料で、市内在住・在勤者を対象に定員20人。介添人の席もある。フェスのウェブサイトなどから応募でき、締め切りは11月2日。問い合わせはフェス事務局(044・222・5866)。

毎日新聞 2012年10月24日 地方版

横浜で障害者就労を考えるシンポジウム-当事者・支援者の声を共有

2012年10月25日 02時21分31秒 | 障害者の自立
 横浜市は10月28日、横浜市西公会堂ホール(横浜市西区岡野1)でシンポジウム「働きたい!あなたのシンポジウム」を開催する。

 同シンポジウムは当事者や企業の意見を聞き、障害者就労について考えることを目的に開催。

 基調講演では、障害者雇用に力を注いでいるエルアイ武田・事業推進室の大森千恵さんが同社の取り組みや理念について話す。エルアイ武田は、武田薬品工業の特例子会社として、「働く障害者を愛する会社」という経営理念の元に設立。現在は同グループ会社内の清掃や印刷補助業務などを行っている。

 また、就労中の障害者や支援者の体験談、神奈川県や横浜市の就労に役立つ情報など、現場で活動する人々の話も紹介する。

 横浜市健康福祉局障害企画課就労支援課長の永井俊雄さんは「働くことを希望する障害のある方やその支援者、障害者を雇いたいと考える企業はもちろん、多くの方々に関心を持っていただく機会としたい。出演者の方々を見て、障害のある方と『一緒に働く』ことを前向きに考えてもらえれば」と話している。

 開催時間は13時30分~16時30分(開場は12時30分)。入場無料。

 参加には事前申し込みが必要。規定の申込期間は終了しているが、空席がある限り申し込みを受け付ける。申し込みは、氏名・連絡先と、手話・筆記通訳・車いす席・保育の希望の有無を記載のうえ、ファックス(045-671-3566)、もしくはメール(kf-syuurou@city.yokohama.jp)で受け付ける。

象の鼻テラスで「横浜ランデヴー プロジェクト」展-商品製作の実演も(ヨコハマ経済新聞)かながわの映画館3館で「バリアフリー映画祭」-手話弁士付き上映も(ヨコハマ経済新聞)MMに障害者地域活動支援センター「仕事処アニミ」-カフェやパン工房も(ヨコハマ経済新聞)みなとみらいで「バリアフリーフェア」-暗闇の中の体験型イベント(ヨコハマ経済新聞)イマジネーション広げ、新しい世界に気づく機会に 「バリアフリーフェア2012」 NPOスクエア連絡会代表・石井揚子さん 事務局・山本洋子さん(ヨコハマ経済新聞)



ヨコハマ経済新聞-8 時間前(2012年10月24日)

障害者の作品展や映画祭楽しもう HKT48指原さんら開会宣言−−来月 /佐賀

2012年10月25日 02時17分47秒 | 障害者の自立
 障害の有無にかかわらず、映画や芸術を楽しめる「バラエティ・アート・フェスタさが2012」が11月23〜25日、佐賀市で開かれる。障害者10+件の作品展「アール・ブリュット展」や、ロンドンパラリンピックで注目された視覚障害者10+件のスポーツ「ゴールボール」を金メダリストと体験する企画など多彩なイベントがそろう。人気アイドルも出演するオープニングセレモニー(開会式)への参加申し込みは今月24日まで。

 会場は佐賀市日の出の市文化会館と県総合体育館。11月23日のオープニングセレモニーでは、アイドルグループのAKB48の片山陽加さんやHKT48の指原莉乃さんらが開会宣言する。

 翌24日には、NHK大河ドラマ「平清盛」の題字を担当したダウン症の書道家、金澤翔子さんによる書道パフォーマンスもある。

 美術の専門教育を受けていない障害者10+件が表現する「アール・ブリュット展」は佐賀で初開催。県内外から約300点が出品される。

 今年で3回目となる、全作品に字幕を付けるなどした「バリアフリー映画祭」は同フェスタの一環として開催。初日には、俳優の豊川悦司さんと山崎努さんがそれぞれの出演作上映時にゲストとして舞台あいさつする。

 上映作品と時間は次の通り。

 <23日>「一枚のハガキ」午後2時10分▽「ドルフィンブルー」午後5時10分

 <24日>「裸の島」午前10時5分▽「毎日がアルツハイマー」午後0時35分▽「人生ここにあり!」午後4時5分▽「夢売るふたり」午後6時45分

 <25日>「渚の二人」午前10時10分▽「借りぐらしのアリエッティ」午後0時25分

 ◇開会式申し込み、きょう締め切り


 オープニングセレモニー参加の申し込みは今月24日午後6時必着。ホームページ(http://www.v-fes.com)▽メール(info@v-fes.com)▽ファクス(0952・97・7464)−−で。応募者多数の場合は抽選。

毎日新聞 2012年10月24日 地方版