ゴエモンのつぶやき

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開設1カ月34人就職 市役所ハローワーク

2012年09月28日 02時34分25秒 | 障害者の自立
 佐賀労働局は佐賀市、鳥栖市と連携し、8月1日に開設した就労支援窓口の1カ月間の利用状況、就職状況をまとめた。就職件数(速報値)は34件で、同局は「まずまずの滑り出し」と評価。福祉窓口を訪れた市民がワンストップで職探しができる利便性と、就労の専門家と生活状況や性格を知る福祉担当者が関わる「チーム支援」が機能したとみられる。

 佐賀市は生活困窮者、障害者20+ 件、一人親家庭が対象。鳥栖市は生活困窮者、一人親家庭に加え、一般の就労希望者も対象にした。それぞれ「えびすワークさがし」「ジョブナビ鳥栖」の愛称をつけ、気軽に立ち寄れる環境づくりを進めた。

 佐賀市の窓口には1カ月で252件、1日平均11件の相談が寄せられた。就職に至ったのは21件だった。

 チーム支援では、性格やキャリアなどをくみ取った就労支援を実践。例えば生活保護の受給開始から1年3カ月を経過、プライドが高く求職活動が進まない50代男性に対してはハローワークと市職員がチームを組み、本人を交えて話し合いを重ねた。1対1では理屈をこね、職員の勧めに耳を貸さなかったが、複数の職員が関わることで説得力が増した。企業から実力を見込まれ、正社員採用が決まった。

 相談窓口では座る位置なども工夫。気弱な人の場合は、福祉担当者が横に座って助言する。意欲を失い、「逃げ腰」になっている人には支援者が正面に座り、ハローワーク職員と一緒に励ます。

 「保護を受ける人に『ハローワークに行ってね』と言っても、これまでは実際に行ったかどうかも分からなかった。今回の取り組みは一歩前進」と佐賀市福祉・就労支援室。相談が162件、このうち13件が就労に至った鳥栖市の社会福祉課も「就労の話をすると、生活保護の拒否と誤解される恐れもあり、対応が難しかった。就労意欲が高いうちに手が打てるようになった」と手応えを感じている。

 順調なスタートを切った就労支援窓口。効果を持続するため、佐賀市などは「受給者を対象に始めた生活保護の仕組みを知ってもらう講座の継続や密な連絡で連携を強めたい」と話す。


佐賀市の「えびすワークさがし」。就労希望者の支えとして期待されている=佐賀市役所

佐賀新聞- 2012年09月27日更新


盲老人福祉の輪広げたい 視覚障害7割が高齢者 高取町の連絡協、奈良に新事務所 ボランティア募集 /奈良

2012年09月28日 02時29分21秒 | 障害者の自立
 ◇来月、奈良に新事務所 ボランティアを募集

 視覚障害のある高齢者を支援している「NPO法人 全国盲老人福祉施設連絡協議会」(高取町)が、10月に奈良市に開設する奈良事務所での活動に携わるボランティアやインターンシップ生を募集している。厚生労働省によると、全国の視覚障害者20+件は約31万人と推定され、そのうち約7割の約22万人が60歳以上という。事務局長を務める壺阪寺(同町)の常盤勝範住職は「これから超高齢化社会を迎える中で、盲老人福祉への支援の輪がもっと広がってほしい」と願っている。

 奈良事務所は、奈良市東向中町の県経済会館内に設ける。ボランティアらは、盲老人福祉施設へのアンケート調査の集計や分析、会報などの作成を主に担当する。経験や年齢は不問だが、同市周辺に住んでいて、社会福祉に興味があり、パソコンの基本的な操作ができる人を求めている。

 同協議会は、奈良、東京、広島の盲老人ホーム4施設が組織する任意団体として68年に設立された。昨年2月にNPO法人として再編成し、現在は全国の78施設が加盟している。実態調査の結果を国に提出したり、専門性が求められる職員の研修会を開くなどしている。

 本部事務所は、全国初で県内唯一の養護盲老人ホーム「慈母園」がある壷阪寺。同寺には、300年以上前に観音が奇跡を起こして盲目の男性を開眼させたという言い伝えがあり、眼病封じの寺として知られている。同園では60〜90代の約40人が暮らしている。手すりや点字ブロックなどが設置され、職員はアイマスクをつけて歩いたり食事をするなどの研修を受けている。常盤住職は「どのくらい視力が残っているのか、障害が生まれつきなのか大人になってからなのかでも個人差が大きい。それぞれに配慮したケアが求められる」と話していた。

 募集は10月末まで。問い合わせは同寺(0744・52・2088)。

毎日新聞 2012年09月27日 地方版

横浜のものづくり交流スペースがパン提供-近隣パン店とコラボ

2012年09月28日 02時19分16秒 | 障害者の自立
 ものづくりのためのコミュニティースペース「いのちの木」(横浜市都筑区仲町台1、TEL 045-945-2223)は10月1日から、近隣パン店の協力でパンの提供を行う。

 仲町台の地域活動支援センター&コミュニティーカフェ「マローンおばさんの部屋」を運営するNPO法人「五つのパン」が企画した同スペース。横浜市の「地域のセーフティーネット推進モデル事業」の補助も受け、高齢者と障害者、地域の人が交流できるスペースとして4月から本格稼働した。施設内の広さは約25坪。

 8月からはもっと気軽に交流できる場作りのためにカフェをオープン。特選ダージリンティー(420円)、アイスコーヒー(450円)、手作りスコーン(320円)などを提供してきたが、軽食の提供を要望する声が大きかったことから今回のパン販売を始める。

 協力するのは近隣のパン店「ブルーコーナー」で、同施設が公園の入り口に立地することから、公園に気軽にもっていけるようなものやカフェメニューと一緒に食べられようなものを用意。メニューは有機あんぱん(160円)、北海道えびすカボチャパン(180円)、抹茶白あんぱん(180円)など15種類。

 オープン以来高齢者が持っている技術や知恵を障害者に提供し、共同でものづくりを行っていくことを推進してきた同施設。スペース内には革細工や、手作り製本、本の修復、手工芸などができる作業場があり、ワークショップなどを通して高齢者と障害者、地域との交流の場を作ってきた。

 同NPO代表の岩永敏朗さんは「多世代間の交流の場でありたい。その交流のきっかけとしてパンやドリンクは欠かせないので、今回の提供が決まった。オープン以来、高齢者と地域の良い関係もできてきたので、そうしたつながりで街として高齢者や障害者を支えられるような姿が理想」と話す。そのほか同パン店プロデューサーのハンマーさんは「仲町台の商店同士のこうしたコラボレーションで街が盛り上がってくれたら」とも。

 営業時間は11時~18時。土曜・日曜定休。


ものづくりのためのコミュニティースペース「いのちの木」

秋田経済新聞-(2012年09月27日)


知的障害者ら練習成果発揮 ふれあい水泳大会

2012年09月28日 02時13分45秒 | 障害者の自立
 障害者の水泳競技会「大阪市ふれあい水泳大会」(市舞洲障害者スポーツセンター主催)が23日、大阪市此花区北港白津2丁目の同センター「アミティ舞洲」で開かれた。知的障害者を中心に約400人が参加し、日ごろの練習の成果を発揮した。

 大会は、障害者らの意欲や自信を養うとともに、体力向上や社会参加の機会にしてもらおうと実施。就学前から35歳以上までの七つの年齢区分を設け、14種目で行った。

 25~50メートルの自由形などに分かれた競技では、ロンドンパラリンピック100メートル背泳ぎで6位入賞した津川拓也選手も参加する中、参加者それぞれが持てる力を振り絞ってレースに挑戦した。100メートルリレーでは1チーム4人が一丸となってタイムを競い合った。

 一方で、介助者や浮助具付きの競技も用意され、泳ぎ切った参加者には全員に敢闘メダルが贈られた。

 表彰はレースをしたグループごとにされ、2位に入賞した甲正人さん(35)=住吉区=は「いつもの力を出し切れてよかった。国体(全国障害者スポーツ大会)を目指して頑張りたい」と意欲を示していた。


練習の成果を発揮する選手たち

大阪日日新聞-2012年9月27日

介護、看護の車多彩 都内で福祉機器展

2012年09月28日 02時06分20秒 | 障害者の自立
 東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれている国際福祉機器展に、自動車メーカー各社が多彩な福祉車両を出展している。高齢化で需要の増加が見込まれる中、高齢者や障害者のニーズに合った車の開発は今後加速しそうだ。

 ホンダは、広い荷室が特徴の新型軽自動車「N BOX +」の車いす仕様車を出展。車両後部に備えたアルミ製のスロープを使い、車いすのまま乗り降りできるのが特徴だ。価格は百四十七万円(四人乗り)から。

 先月末に発売したところ、年間三千台の販売目標に対し既に千五百台を受注。開発責任者の浅木泰昭主任研究員は「手ごろな価格と、レジャーなどにも使える『兼用車』というコンセプトが受けている」と話す。

 一方、トヨタ自動車は、高齢者や障害者らのさまざまな要望に応えるため、多彩な機能を持つ八台を出展。

 足が不自由な人が自ら運転する場合、運転席に乗り込んだ後の車いすの収納が困難という。そこで車いすを電動で屋根の上に持ち上げて収納する装置を開発。会場では、この装置を付けた小型ハイブリッド車(HV)「アクア」を展示した。

 また、助手席が電動で回転し、車外へ大きくスライドする「助手席リフトアップシート車」なども用意。福祉車両開発責任者の中川茂主査は「引きこもりがちな高齢者の外出機会を増やすことも、メーカーの使命」と意気込みを語った。

 国際福祉機器展は二十八日まで開催されている。


車いすを電動で屋根の上に持ち上げる装置を取り付けたトヨタのHV「アクア」=26日、東京都江東区で

2東京新聞-012年9月27日 朝刊