障害者自立支援法に基づく電動車椅子購入のための費用の支給決定を撤回したのは不当などとして、四肢体幹機能に障害がある橋本市の上田新(あらた)さん(24)が今月中にも、同市に取り消しを求める訴訟を和歌山地裁に起こす。
上田さんは5歳のころ、高野町内の児童公園で友人と遊んでいた際、池に転落。後遺症で障害を負い座る姿勢を維持することなどが困難になった。重度の知的、身体障害で現在、市内の障害者支援施設に通い、リハビリを続ける。手動車椅子では介助者に押してもらわなければ自分で移動することはできない。
代理人弁護士によると、上田さんは現在、電動車椅子1台と手動車椅子2台の計3台を所有。手動1台の更新のため昨年秋、市に相談したところ、乗車が楽なリクライニング機能付きの電動車椅子にしてはどうかと提案されたという。助言に従い12月に購入のための「補装具費」の支給を申請。市は県更生相談所から「操作能力がないので不可」との判断を受けたが12月下旬、施設内利用限定で認めるとして支給決定を出した。ところが、今年3月14日、操作能力に問題があるとして一転、決定を取り消した。上田さんは異議申し立てをしたが、却下された。
橋本市は「安全面での配慮が必要で危害が第三者に及ぶことを考えると操作能力は無視できない」とする。
上田さんの家族によると、上田さんは幼少のころから乗り物が好きで電動車椅子を操作している時はいきいきしているという。現在、電動車椅子は施設内のみで利用しているが、リクライニング機能付きは長時間乗れるため、今後は外出も可能になると期待していた。母親は「操作能力がないというがこれまで事故を起こしていない。市の対応はあんまり」と話す。
毎日新聞 2012年09月14日 地方版
一般的には、電動車イスを申請する時点で「運転・操作が出来るか」を判定する「適性検査」が行われた後での「支給の可否」が決まります。
市町村職員から「電動車イスを使いませんか?」という言葉は出てこないと思いますし、その言葉が行政職員の口から出た時点で「支給決定OK」と判断するのはごく普通だと思います。
ここの行政職員の方の,勉強不足で有り、上司の指導不足、制度に対しての「無知」を自分達で認めたようなものです。
しかし,最後に困るのはやはり私たち「当事者」なんですよね。
すでに電動車イスを使われている方に対して「操作能力がないので不可」とはおかしな話しです。支給決定が出る事を応援してます。ゴエモン
上田さんは5歳のころ、高野町内の児童公園で友人と遊んでいた際、池に転落。後遺症で障害を負い座る姿勢を維持することなどが困難になった。重度の知的、身体障害で現在、市内の障害者支援施設に通い、リハビリを続ける。手動車椅子では介助者に押してもらわなければ自分で移動することはできない。
代理人弁護士によると、上田さんは現在、電動車椅子1台と手動車椅子2台の計3台を所有。手動1台の更新のため昨年秋、市に相談したところ、乗車が楽なリクライニング機能付きの電動車椅子にしてはどうかと提案されたという。助言に従い12月に購入のための「補装具費」の支給を申請。市は県更生相談所から「操作能力がないので不可」との判断を受けたが12月下旬、施設内利用限定で認めるとして支給決定を出した。ところが、今年3月14日、操作能力に問題があるとして一転、決定を取り消した。上田さんは異議申し立てをしたが、却下された。
橋本市は「安全面での配慮が必要で危害が第三者に及ぶことを考えると操作能力は無視できない」とする。
上田さんの家族によると、上田さんは幼少のころから乗り物が好きで電動車椅子を操作している時はいきいきしているという。現在、電動車椅子は施設内のみで利用しているが、リクライニング機能付きは長時間乗れるため、今後は外出も可能になると期待していた。母親は「操作能力がないというがこれまで事故を起こしていない。市の対応はあんまり」と話す。
毎日新聞 2012年09月14日 地方版
一般的には、電動車イスを申請する時点で「運転・操作が出来るか」を判定する「適性検査」が行われた後での「支給の可否」が決まります。
市町村職員から「電動車イスを使いませんか?」という言葉は出てこないと思いますし、その言葉が行政職員の口から出た時点で「支給決定OK」と判断するのはごく普通だと思います。
ここの行政職員の方の,勉強不足で有り、上司の指導不足、制度に対しての「無知」を自分達で認めたようなものです。
しかし,最後に困るのはやはり私たち「当事者」なんですよね。
すでに電動車イスを使われている方に対して「操作能力がないので不可」とはおかしな話しです。支給決定が出る事を応援してます。ゴエモン