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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

国際会議開催で2年連続 福岡市が全国2位

2011年11月16日 02時22分59秒 | 障害者の自立
 福岡市の高島宗一郎市長は15日の定例記者会見で、JNTO(日本政府観光局)の集計で、市内で昨年開催された国際会議の件数が216件(前年比10件増)となり、2年連続で東京都に次ぐ全国2位だったと発表した。

 集計によると、1位の東京都での開催は492件。福岡市以外で10位以内に入った西日本の都市は4位の京都市(156件)と6位の神戸市(91件)、9位の大阪市(69件)。

 福岡市によると、アジア太平洋経済協力会議(APEC)の分科会・石炭セミナーでは約300人、アジア・オーストラレーシャン麻酔科学会では約6200人が同市に集まった。

 高島市長は「アジアの主要都市とのアクセスのよさや宿泊施設が充実している点が好調の要因」と分析。「国際会議開催による経済効果は大きく、小売業、宿泊といった市の主要産業にとってプラスになる。これからも精力的にトップセールスをしたい」と話した。

                   ◇

 車いす用スロープなど、障害者らが使用しやすいユニバーサルデザイン(UD)製品の普及を目指す国際ユニヴァーサルデザイン協議会(会長=山本卓眞・富士通名誉会長)は15日、第4回会議を来年10月に福岡国際会議場(福岡市博多区)などで開催すると発表した。

 約30カ国のNPO法人、企業などがUDに関する研究発表や事例報告をする予定。開催地としては福岡市のほか、関東地方などの3都市が名乗りを上げていたという。山本会長は「福岡市が誘致に最も熱心で、物心両面の協力が得られると判断した」と話している。

2011.11.16 02:05    MSN産経ニュース - 

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2011年11月16日 02時19分13秒 | 障害者の自立
 内臓疾患や精神疾患など外見からは分かりにくい病気や障害を抱えた人たちがツイッターでつながり、「見えない障害バッジ」を作った。透明のリボンをかたどったバッジに赤いハートマークが当事者の目印で、「人知れず困っている人が、身近にいることを知ってほしい」との願いを込める。

 バッジは、作家で自己免疫疾患の難病を抱える大野更紗さん(27)をはじめ、障害者やその家族、大野さんの読者らがツイッターでバッジの狙いやデザインを話し合いながら10月に完成した。「バッジをつけた人を見かけたら、『何かお手伝いしましょうか』と気軽に声をかけられる社会になれば」との思いから、病気の種類や症状の程度は問わず身につけられるものにした。

 全身が激しく痛む病気「線維筋痛症」を抱える会社員、楠田華枝さん(38)は、バッジをマフラーや上着につけている。電車で立っていると揺れるたびに痛みに襲われるが、高齢者でもない自分からは「席を譲って」とは言い出しにくく、じっと耐えている。

 「何かしたい、と思っている優しい人はいるはず。バッジが行動に移すきっかけになれば」と期待を寄せる。

 バッジは、当事者用の他にハートマークのない支援者用もある。ともに1個400円で、ウェブサイト(http://watashinofukushi.com/)から申し込みできる。


安全ピンなどを取り付けた楠田さんの「見えない障害バッジ」。「大切なものは目にみえない」というメッセージが添えられている

毎日新聞 2011年11月15日 東京夕刊


安心トイレ:高齢者や障害者、子供連れが利用 普及へ県が協力施設募集 /熊本

2011年11月16日 02時16分31秒 | 障害者の自立
 誰もがトイレの心配をせずに外出できるよう、高齢者や障害者、乳幼児を連れた人たちが利用しやすいトイレを持つ施設を県が募集している。

 県の「おでかけ安心トイレ普及事業」。▽車椅子対応(出入り口幅が80センチ以上など)▽オストメイト対応(立ってパウチなどの洗浄ができる水洗装置を設置)▽おむつ交換台付き--の3種類のいずれかの設備があり、施設の利用者以外でも使用が可能なことが条件。協力施設の情報は、名称や利用時間、定休日、トイレ設備タイプなどの情報とともに県のホームページに掲載する。

 問い合わせは健康福祉政策課福祉のまちづくり室096・333・2202。

毎日新聞 2011年11月15日 地方版


テレ東『カンブリア宮殿』が大反響!人間の幸せとは

2011年11月16日 02時09分51秒 | 障害者の自立
 人間の、究極の幸せとは何なのか。知的障害者の雇用に取り組み、ベストセラー『日本でいちばん大切にしたい会社』やトーク・ドキュメンタリー番組『カンブリア宮殿』で注目されたリーダーの哲学が、「幸せ=経済成長」ではないことを教えてくれる。

 --『カンブリア宮殿』の放送(2008年11月)後、大きな反響があったそうですね

 「私が大切にしてきた『人間の究極の幸せ』=表=についてお話ししたら、放送直後から500通ものメールが会社に届きました。半数以上が現役サラリーマンの方で、『元気が出ました』といった感想が多かったです。((1)以外の(2)~(4)は)働くことで得られるため、実際に働いてる世代には特に響いたのでしょう」

 --4つの幸せは、いつから大切にされているのでしょうか

 「1960(昭和35)年に知的障害者の雇用を始めてまもなくの頃、禅のお坊さんから教わりました。最初は『働くことを知らずに施設で一生を終えるのはかわいそう』という同情で始めた障害者雇用でした。でも、この言葉を知ってから、『チョーク屋ではたいした会社になれっこないから、多くの障害者が働けるために頑張ってみようか』と考え直したのです」

 --字が読めない知的障害者を生産ラインで活用するのは大変なことです

 「字が読めなくても、ものを判断できるのはどんなときか考えました。たまたま交通信号を渡る姿をみて、色の区別はできると分かった。そこで、材料の計量を色で区別できるようにしました」

 --どのように?

 「てんびんで計量するとき『○・○キロにしなさい』といっても目盛りが読めないからできない。そこで、材料を量る缶を赤や青に塗り、赤の缶なら赤のおもり、青の缶なら青のおもりで釣り合わせるようにしたのです。持っている理解力に合わせて作業を組み立てれば、従業員は安心です。安心だから余計に集中できる。そうすると、健常者よりも飽きずに集中して打ち込み、その姿は、周囲に訴えかけるものすらあります」

 --大学は法学部でした

 「日本国憲法も学びましたが、その中に、『すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負う』とあります。一人前に働けないから働かなくていいよ、というわけではない。誰もが、幸せのもとになる働く義務がある。『働』という字は人偏に動ですから、『人のために動く』と読めます。誰もが、人のために動く義務があり、そのなかで幸せを得ていくのです」

 --これからの経営戦略は?

 「ホワイトボードの普及や映像機器の多用により、チョークの消費が減りました。そこで開発したのが、家庭で子供が遊べるよう、ガラス窓に描けて拭けば簡単に消えるチョーク『キットパス』。窓外の木々や小鳥を直接みながら描けば五感を強く刺激され、3歳児までの教育にとてもいいそうです」

 --各家庭をターゲットにすればかえって商圏は広がります

 「そう。それと、商品名のゴロがいい。『きっと、パス(合格)する』とかけて験(げん)を担ぎ、受験生にプレゼントする方も徐々に増えています。これから『キットパス』を主力商品にしていきたいですね」 (久保木善浩)

 【会社メモ】文房具製造。1937年創業。本社は川崎市高津区。資本金2000万円。2010年12月期は売上高約5億7500万円。従業員数74人で、うち55人が知的障害者。主力商品は、ホタテの貝殻を再利用した粉の出ない「ダストレスチョーク」。小中学校などで使われ、国内トップのシェア30%を占める。

 ■おおやま・やすひろ 1932年11月15日生まれ、78歳。東京都出身。中央大法学部卒業後、病身の父を継ぐため日本理化学工業に入り、専務として実質的経営に携わる。養護学校から2人の知的障害者の就業体験を受け入れたことをきっかけに、60年から本格的な障害者雇用に取り組む。74年、社長に就任。75年、労働省(当時)の融資を受け、日本初の知的障害者多数雇用モデル工場を建設した。2008年に会長。著書に『利他のすすめ』(WAVE出版)など。

■人間の究極の幸せ
(1)人に愛されること
(2)人に褒められること
(3)人の役に立つこと
(4)人から必要とされること

 【趣味】ゴルフ。ハンディは最高で14。20代後半から続け、「自分ひとりの責任ででき、結果も自分の責任、というところが好き」。

 【家族】妻と長女、次女、長男(現社長の隆久氏)

 【お酒】学生時代はビールをグラス1杯で真っ赤になったが、社長就任後、地方出張の機会が増え各地の地酒を飲むうちに慣れていった。「アルコールを入れると気分転換ができ、疲れも多少とれてよく眠れる。お酒が好きになってよかったな、と思っています」

 【“仲人”は富士山!?】知人の紹介で付き合っていた彼女と富士山登山に。頑張って登る姿をみて、「これなら一緒にやっていけるかな」と思い、62年に結婚。富士山は思い出の地ということもあり、お酒はウイスキー『富士山麓』を好んで飲む。

 【睡眠時間】二度寝を含めて合計で6~7時間。夜中の1時半ごろに必ず目が覚めるため、ウイスキーを軽く飲みながら書類の整理などをする。「ウイスキーと一緒に飲む水がとてもおいしく感じます。夜中のウイスキーはかえって頭が冴え、考えごとをすると結構なひらめき、気付きがある。そのうちにまたウトウトと眠くなって布団に戻ります」

 【心に残った一冊】壺井栄の名作『二十四の瞳』。若い頃、学校の先生になりたいと思わせた本だった。「『教育者は心の芸術者』という言葉に心を打たれました。芸術者として人間の心を美しくする。そういう人になれたらいいな、と思ったのです」

 【尊敬する人物】日本資本主義の父といわれる渋沢栄一。09年、健全な企業活動と社会貢献を行っている全国の企業経営者に贈られる「渋沢栄一賞(第7回)」を受賞している。

 【健康法】ぬるめのシャワーによる皮膚の刺激。湯船より5度低いシャワーを1分浴び、再び湯船で1分という手順を3回繰り返す。「皮膚に刺激を与えて皮膚を若返らせると、いい酸素を全身で吸い込める。もう30年以上やっていますが、おかげでカゼもひきません」

 【「究極の幸せ」を解釈】「4つの幸せを言い換えると、人間は皆、愛されることを求めているのだと思う。愛されるために、まず、周囲に褒められる存在となり、人の役に立ち、必要とされるまで努力しなさい。そうすれば必ず愛されますよ、ということでしょう。じっと待っていても愛されはしません。自分から働きかけなければいけないのです」

 【「共感脳」に注目】「脳のお医者さんによると、人間はみな、グループの中で役に立つと心地よさ、やすらぎを覚える『共感脳』を持っているそうです。これを前提に考えれば、人間の生き方、社会の仕組みも変わってくるのではないでしょうか」


日本理化学工業 大山泰弘会長

2011.11.15   ZAKZAK  

障害者の就労可能性に着目 三島・田方の企業で成果

2011年11月16日 02時05分45秒 | 障害者の自立
 厳しい雇用情勢の中、三島、田方地域に精神障害者の就労に取り組む事業所が出てきている。製造業などの現場で、障害の特性に合った業務を見いだし、業績につなげているケースがある。
 三島市竹倉の医療機器精密部品メーカー「大丸電機」は1年2カ月ほど前から、30代の精神障害者の男性を雇う。仕事は検品作業。ミリ単位の細さの配線チェックを行う。大木宏康社長は「これまで見つけられなかったロスを発見し、品質の精度が高まった。会社の信用向上に大変助かっている」と話す。
 男性を雇い入れて半年ほどは適した作業が見つからず戸惑ったが、「粘っこく、辛抱強い性質が検品に向いていると気づいた」という。男性は「仕事にやりがいを感じている。続けていきたい」と話した。
 パチンコ店などを運営する函南町塚本の田村総業は4年前から採用を始め、現在は24〜62歳の4人の精神障害者が働く。店舗周辺のせん定や清掃が主な仕事で、同社総務課は「まじめで意欲が高い」と評す。ホテルチェーン東横イン富士山三島駅では、伊豆の国市の井川勇人さん(27)がトライアル雇用を経て8月からパートとして常用雇用された。佐藤美和子支配人は「無遅刻無欠勤で仕事がきちんとしている。今ではいろいろな仕事を任せている」。いずれの職場も「体調が悪そうな時は声を掛ける」など配慮と工夫をしている。
 三島市の就労支援事業所「ワークショップまごころ」のスタッフ鈴木康一さんは「障害者の可能性に着目してほしい。企業の理解を広め、就労の場を開拓していきたい」と話した。

(11/12 09:28)   静岡新聞社