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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

宍粟の主婦 日本代表

2011年06月01日 01時49分13秒 | 障害者の自立
ロンドンパラリンピック シッティングバレー

 8年前、バレーボールの試合中に左膝に大けがを負い、脚が不自由になった宍粟市山崎町下比地の主婦西家道代さんが、来年8月開催のロンドンパラリンピックの公式種目で、座った状態でプレーする障害者スポーツ「シッティングバレーボール」の日本代表選手に選ばれた。パラリンピックの出場権がかかった昨年12月の「広州2010アジアパラ競技大会」でアタッカーとして準優勝に貢献したことが認められ、今年4月末に行われた代表選考合宿で強化選手に内定した。西家さんは「ロンドンではメダルを持ち帰りたい」と練習に励んでいる。

 西家さんは小学6年でバレーボールを始め、高校卒業後は姫路市内のクラブチームに所属し、2年連続で全国大会に出場するなど、アタッカーとして活躍した。だが、2003年5月に試合中のジャンプで着地に失敗し、左膝のじん帯を断裂。5年半で手術を10回繰り返すなどしたが、左脚は自由に動かなかった。

 09年12月、障害があっても何かスポーツに挑戦できないかと、たつの市内の体育館を訪れた時、シッティングバレーのチームが活動していることを知り、練習に参加。「体を動かす楽しさや新しい仲間ができたうれしさから、またスポーツをやってみたいという意欲が生まれた」と振り返る。

 シッティングバレーは肩から尻までの上体の一部が床に接した状態でプレーし、ブロックやアタックなどで立ち上がると反則になる以外は、ほとんどバレーボールと同じルール。女子はネットの高さが約1メートルあり、西家さんは力強いアタックができるよう腹筋や背筋のトレーニングも繰り返した。

 10年1月には、アジアパラ競技大会の代表選考会に参加し、バレーの経験やボールへの反応の良さなどから、代表に選ばれた。アジアパラ競技大会では、強力なアタックを左右に打ち分けて活躍。強豪のイランと出場権をかけた準決勝では、相手のアタックを果敢にブロックするなど気迫あるプレーでチームを引っ張った。

 真野嘉久監督(46)は「精神力が強く、困ったときにチームを支えてくれる貴重な存在」と信頼を寄せており、西家さんは「支えてくれた家族や仲間がいたからこそ頑張ってこれた。必ずメダルを取って恩返ししたい」と話している。


ロンドンパラリンピックに出場を決めたアジアパラ競技大会の銀メダルを手にする西家さん

(2011年5月31日 読売新聞)

おおたユニバーサル駅伝:障害・世代超え、たすき 伴走役の中学生らが研修会 /東京

2011年06月01日 01時42分17秒 | 障害者の自立
 障害の有無や世代を超えてたすきをつなぐ「第4回おおたユニバーサル駅伝」(NPO法人「ジャパン ユニバーサルスポーツ・ネットワーク」主催、毎日新聞社など後援)が6月5日(午前11時10分スタート)に大田スタジアム(大田区)で開かれる。開催前に選手の伴走などを務める中学生を対象にした研修会が30日、同区の糀谷中学校であった。

 大会では、小学生▽60歳以上▽視覚障害者▽車椅子使用者▽フリースタイル(誰でも可)--の各部門から、主催者側が当日に1人ずつを選び、5人1組のチームを編成する。スタジアム周辺の約1キロを1区間とするコースを5人でつなぎ、チームでそれぞれ設定した目標タイムに近づけることを目指す。

 当日は150人で30チームを編成する予定で、それぞれのチームには5~6人の大学生や専門学校生、中高生がまとめ役や伴走役などでサポートする。

 30日に開かれた研修会では地元の中学生約50人が参加。車椅子使用者や視覚障害者などから、障害者と接する心構えやコミュニケーションの取り方などについて指導を受けた。

 昨年に続き2回目の参加となる南六郷中学校3年の西森秀美さん(14)は「去年は視覚障害者の男性をサポートしたが、ペースを合わせるのが難しかった。今年はしっかりコミュニケーションを取り、相手のペースに合わせて楽しく走りたい」と抱負を語った。

 また、主催者は今回の大会を東日本大震災のチャリティー大会と位置づけ、会場では被災地の野菜や手作りの衣料品などを販売する予定。売上金は全額被災者への義援金に充てるという。問い合わせは大会事務局(03・5753・3860)

毎日新聞 2011年5月31日 地方版

公判停止、保釈中に再犯容疑 岡崎、わいせつ罪起訴の被告

2011年06月01日 01時38分52秒 | 障害者の自立
 強制わいせつ罪で起訴された後に名古屋地裁岡崎支部が公判停止を決定し、保釈された聴覚障害者でフィリピン国籍の男性被告(30)が約1年後の今年4月、女子高生が体を触られた事件の容疑者となっていることが分かった。法的強制力はないが、被告は愛知県警の働きかけで社会福祉施設に入所している。

 捜査関係者によると、被告は耳が聞こえず、日本語も母国語も手話もできないため、意思の疎通が難しい状態。2009年7月、愛知県西三河地方で少女にわいせつな行為をした疑いで、岡崎署に現行犯逮捕された。

 名古屋地検岡崎支部が09年8月に起訴した後、地裁支部が精神鑑定し、訴訟の意味を理解する能力を調べた。地裁支部は、黙秘権など被告人の権利を行使できない状態と判断し、初公判前の10年3月、異例の公判停止を決め、保釈した。

 岡崎署によると、女子高生が体を触られる事件は今年4月にあり、被害者の証言から被告が容疑者として浮上した。被告に精神障害の疑いがあることから、精神保健福祉法に基づき、保健所長に通報。公判停止や保釈中の事情に配慮して逮捕は避け、同居家族の同意と岡崎市の協力を得て今月、施設に入所させた。岡崎署は「二度と被害者を出さないための苦渋の措置」としている。

 地検岡崎支部の坂口順造支部長は「訴訟能力、責任能力があるとみて起訴した。保釈中にあってはならない事が起きた」と話した。

 ■名城大・加藤克佳教授(刑事訴訟法)の話 この男性被告は社会から隔絶されてはいるが、法的な拘束力がなく中途半端な状態。何らかの形で訴訟手続きを打ち切らなければ、治療にも踏み出せず、再犯を十分に予防するのも難しい。裁判所が再度の精神鑑定を命じて刑事責任能力の判断に踏み込み、責任能力なしと認定できれば無罪判決を出して医療観察に委ねる道もある。

 【精神保健福祉法】 精神障害者の福祉と国民の精神保健向上を目的とした法。警察官が「精神障害のために自身を傷つけ、または他人に害を及ぼすおそれがあると認められる者を発見した」際、最寄りの保健所長を通じて都道府県知事に通報する義務を定めている。

(中日新聞)

公園のバリアーフリー化、着々

2011年06月01日 01時33分27秒 | 障害者の自立
 障害者や高齢者が住みよいまちをつくろうと、宇治市は、2年前から公園のバリアフリー化を進めている。今年度は、城南荘児童公園(神明宮東)など16カ所を予定。段差を解消したり、身障者用のトイレを新設したりして、誰でも利用しやすいよう改善していく。

 公園のバリアフリー化は2006年(平成18年)施行の「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー新法)」に基づき、国の交付金を受けて09年から5カ年計画で取り組んでいる。
 市内の公園は人口が急増した昭和30~40年代に造られたものがほとんどで、老朽化が進んでいる。同新法のガイドラインでは、園路と公園内の段差解消、身障者用のトイレなどの必要性を定めているが、調査の結果、市内にある大小の公園495カ所(10年度末)のうち約100カ所で何らかの対応が必要と分かった。
 これまで毎年、約4000万円前後の予算を計上し、地域要望も踏まえて大きな公園は3カ所程度進めていくようにしている。09年度は折居台第2児童公園と天神台第2児童公園、10年度は莵道公園と北山公園、熊小路第2児童公園で実施した。
 今年度は城南荘児童公園と折居台第1児童公園、各地の小規模公園の計16カ所で改修を行う。入口の段差を解消したり、園路をスロープにしたり、身障者用のトイレや駐車場を新設したり、水飲み場を車椅子で使えるタイプに設置する。また、事業では遊具の改修もメニューにあり、老朽化して危険性があるものを更新していく。
 事業計画では13年度までだが、改修の必要性がある公園は残るため、国の動向を踏まえつつ、市は「優先度をみながら、健全化に向けて引き続き取り組んでいきたいと考えている」という。

洛南タイムス

マイコプラズマ集団感染 杵藤地区 佐賀県

2011年06月01日 01時31分04秒 | 障害者の自立
 県は30日、杵藤保健福祉事務所管内(武雄、鹿島、嬉野の3市と杵島、藤津両郡)の知的障害者援護施設で病原性微生物「マイコプラズマ」の集団感染が発生し、入所者と職員計72人が発熱やせきなどの症状を訴えて医療機関にかかったと発表した。このうち、入所者3人が肺炎で一時入院した。症状は全員軽く、集団感染は終息に向かっているという。

 県によると、この施設は入所者103人、職員70人。今月10~30日に入所者62人(20~70歳代)と職員10人(20~50歳代)が症状を訴え、このうち20人が血液検査などからマイコプラズマによる感染症と診断された。

 マイコプラズマ感染症は、せきなどの飛沫(ひまつ)や接触でうつる。潜伏期間は2、3週間で、乾いたせきなどが特徴。子どもの感染が多く、成人の集団感染はあまり例がないという。

(2011年5月31日 読売新聞)