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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者就職件数:08年度上半期、前年同期比27.6%減 /山梨

2008年11月27日 00時30分38秒 | 障害者の自立
◇景気後退で弱者にしわ寄せ
 県内のハローワークが仲介した障害者の就職件数が今年度上半期(4~10月)、前年の同時期に比べて27・6%も減っていたことが分かった。昨年度は過去最高の就職件数を記録したにもかかわらず、景気の後退で一転、弱い立場にある人々にしわ寄せがいく現状が浮き彫りになった。

 ハローワーク甲府によると、08年度上半期の就職件数は168件で、07年上半期の232件から急減した。就職希望者のうち、実際に就職できた人の割合を示す就職率でみても、07年上半期の62・7%から20ポイント減の40・97%となった。

 従業員56人以上の企業は、障害者雇用促進法で障害者雇用率1・8%の達成が義務づけられるが、求人数全体が減る中で、障害者の雇用はより厳しくなっているとみられる。

 同ハローワークによれば、06年10月の障害者自立支援法施行を機に、ハローワークが積極的に障害者雇用の掘り起こしに努め、企業も重い腰を上げ始めたことや、正採用前に3カ月の試用期間を設けるトライアル雇用や、職場で障害者にアドバイスする「ジョブコーチ」の導入など、各種の雇用支援策が奏功し、07年の就職件数は最終的に409件となった。県内企業の障害者雇用率は1・62%となり、調査開始以降、最高値を記録した。

 しかし、今年10月に甲府市で障害者を対象に開いた面接会では、参加159人のうち、採用決定は数人にとどまっている。同ハローワークは「先行きは明るくないが、法定雇用率を達成してもらうよう、一社一社にお願いしていくしかない」という。

高齢者・障害者110番:県弁護士会が無料法律相談を実施--28日 /福岡

2008年11月27日 00時28分57秒 | 障害者の自立
 県弁護士会は28日、福祉施設での虐待や消費者被害に関する無料法律相談「高齢者・障害者110番」を実施する。

 開催場所は▽中央区の県弁護士会館(092・724・2644)▽北九州市小倉北区の北九州弁護士会館(093・571・7870、7871)▽久留米市篠山町の筑後弁護士会館(0942・46・2667)。各会館3~4人の弁護士が、電話・来館相談に応じる。

 県弁護士会高齢者・障害者委員会によると、昨年10月の110番では約70件の相談が寄せられた。施設内虐待や成年後見人、多額の借金を抱えた高齢者の債務整理、年金・生活保護などの相談が目立ったという。

 受付時間は3カ所とも午前10時から午後4時まで。


バリアフリー化を推進 障害者施策協議会で首相

2008年11月27日 00時26分58秒 | 障害者の自立
 麻生太郎首相は26日、官邸で開かれた「中央障害者施策推進協議会」であいさつし、「障害のある、なしにかかわらず、互いに認め合い尊重しあえる共生社会の実現が必要だ」と述べ、障害者の社会参加の機会を増やすため、バリアフリー環境の整備を一層推進する考えを強調した。

 その上で、障害者雇用の数値目標などを盛り込んだ政府の障害者施策推進本部の「重点施策実施5カ年計画」(2008-12年度)の着実な履行の必要性を指摘した。

 協議会では障害者に健常者と同様の権利を保障する「障害者権利条約」の早期締結を求める意見が出たほか、障害者施策に関し「ネガティブな印象を与える『障害』という言葉を見直してほしい」との指摘もあった。


「障害者積極雇用」を支援 県、認定企業にマーク

2008年11月27日 00時25分25秒 | 障害者の自立
PR活用、HPで紹介も
 県は、県内企業の障害者雇用を促進するため、積極的に障害者を採用している企業を「いしかわ障害者雇用推進カンパニー」に認定し、支援する制度を始める。認定は来年1月からで、認定されれば、名刺や広告などにシンボルマーク=図案=を使用できるほか、県のホームページ(HP)にも掲載される。

 認定の対象は、〈1〉県内に本店もしくは支店、工場があり、6月1日現在の障害者雇用率2・1%以上の企業〈2〉障害者就労支援を行う授産施設などの事業所。県労働企画課((電)076・225・1532)で申請を受け付けている。

 石川労働局によると、従業員56人以上の県内企業(789社)の障害者雇用率は6月1日現在、1・62%にとどまっている。2年連続で上昇しているが、障害者雇用促進法が定める雇用率1・8%には達していない。

 そのため県は、印刷物などにシンボルマークを使うことで企業PRに役立ててもらうほか、社会的評価を高める一助としてHPに認定企業・事業所名を掲載し、企業の積極的な雇用を促したい考えだ。

 同課は「認定企業を増やしていくことで、より多くの障害者が働くことのできる社会づくりを進めたい」としている。


ともに進む明日:障害者週間記念事業・補助犬シンポに寄せて/2 /兵庫

2008年11月27日 00時24分03秒 | 障害者の自立
 ◆NPO法人「とことこ」理事長・中山君江さん(58)=宝塚市

 ◇啓発の担い手になって 3代の盲導犬と歩んだ思い
 盲導犬と暮らして22年になる。2代目のウインクを昨年9月に病気で失い、「心にポッカリ穴が空いたようだった」が、12月に3代目のエレナがやってきた。「甘えん坊で賢くて、覚えの早い」エレナと、自宅から職場まで歩く毎日だ。

 初代のヴィッキーのころは断りもなく触ったり声をかける人が多かった。理解してもらうために盲導犬の本を配ったり、繰り返し説明した。「もっと電車に乗ったり、知らない店に入らんと」と義務感さえ感じた。「しんどかった。生活のために犬を手に入れたはずなのに、生活を削って啓発しないといけない時代だった」

 エレナと歩く今は違う。多くの母親が子どもに「あの犬は仕事中やから触ったらあかんよ」と話すのを聞く。以前は、同じ宝塚に住んでいた介助犬シンシアと間違われることが多かったが、今はなくなった。「盲導犬も介助犬も理解は進んだと思う。でも、伝えることをやめれば10年後、子どもに『あかんよ』と教える母親はいなくなる。伝え続けないと」。シンポジウムでは、盲導犬と歩き続けてきたベテランユーザーの思いをアピール文にして発表する。参加者が啓発の担い手になってくれるよう願いを込めて。

◇第17回障害者週間記念事業 第10回身体障害者補助犬シンポジウム
 30日午前10時から宝塚市山本南2の市立東公民館。同市や障害者団体、毎日新聞社などでつくる実行委主催。午前は「おあや座」の演劇や障害者の座談会など、午後は補助犬シンポジウム、病気で左手だけの演奏を続けるピアニストの智内(ちない)威雄さんのミニコンサート。各団体のパネル展示もある。無料。問い合わせは宝塚市障害福祉課(0797・77・2077)。