名張市が精神障害者保健福祉手帳1~3級所有者らの入院に対する助成を削減し、月額3000円と決めた問題で、市精神障害者連絡会(佐々木康弘代表)は22日、亀井利克市長あてに、助成対象の再考などを求める要望書を提出した。
要望書では、一律の助成ではなく、所得の低い非課税世帯に援助を集中し、入院費の半額を補助するよう要請。3000円は入院患者の月平均負担額の約1割に過ぎないため、佐々木代表は、「現状では、あまり効果がない。本当に困っている人を助けてほしい」としている。また、「事前に当事者と話し合っていれば、こうした食い違いは起きなかった」(佐々木代表)として、市が今月中に示す方針の医療費助成に関する条例の再改正の素案については、亀井市長との懇談を開くよう求めている。
市は「入院患者全員を対象にすることを第一に考えた」と話している
要望書では、一律の助成ではなく、所得の低い非課税世帯に援助を集中し、入院費の半額を補助するよう要請。3000円は入院患者の月平均負担額の約1割に過ぎないため、佐々木代表は、「現状では、あまり効果がない。本当に困っている人を助けてほしい」としている。また、「事前に当事者と話し合っていれば、こうした食い違いは起きなかった」(佐々木代表)として、市が今月中に示す方針の医療費助成に関する条例の再改正の素案については、亀井市長との懇談を開くよう求めている。
市は「入院患者全員を対象にすることを第一に考えた」と話している