先月6月29日(日)午後5時から、第16回シングルモルトの会を行いました。
会場は、バーブレリアスでした。
今回のテーマは「スコッチ/マッカランをメインにしたモルトの飲み比べ」です。ブレリアスのマスターが、熟成の樽の使い分けによる味わいの違いを知ることをポイントに、6つのボトルを選んでくれました。
その6銘柄のリストです。
そして、今回のボトルの写真です
写真の左から、No.1 MACALLAN AMBER / No.2 MACALLAN SIENNA / No.3 MACALLAN RUBY / No.4 LONGROW AUSTRALIAN SHIRAZ CASK 11年 / No.5 BLACKADDER CRAGGANMORE 1989-2002 / No.6 CHIVAS REGAL MIZUNARA
※No.5だけがボトラーのモルト。会社名のブラッカダーは「黒まむし」の意味。ラベルにも絵が使われています。 No.6はブレンドもので、日本向けに日本のミズナラを使った樽で熟成したもの。No.4はスプリングバンク蒸留所で造られている銘柄です。
開会前の、試飲のグラス(1グラス・15cc)などをセットしたところです。
開会の直前の様子です。
開会して、まず会場のオーナーマスターから6銘柄についての説明がありました。それをメモしたりした後、試飲を開始します。いつもは順番は自由になっています。ただ、今回は山浦マスターから、 最初にNo.5を味わうのは避けて、No.6から始めるのが適当ではと、アドバイスがありました。No.5は度数も一番強くて、かつ熟成樽の個性を出すようなボトリングをしているといった理由でした。そして試飲を開始。いつもながら、皆さん、真剣に取り組んでいます。
約1時間ほど飲み比べをした後、恒例の感想の発表です。ほぼ一致していたのは、No.6はインパクトが弱いのではという意見でした。No.1、No.2、No.3の MACALLANの3銘柄は、それぞれ、評価が良い感想でした。ただシェフの方からは、この3銘柄は料理には合わない味わいでは、との感想もありました。
私の個人的感想で、No.5は思ったほど強烈には感じませんでした。少し加水をした後は、まろやかな味に変わったように感じました。CRAGGANMOREの蒸留所は、MACALLANと同じスペイサイドにあり、どこか共通するものがあるのかもしれません。また、山浦マスターからNo.3のマッカラン・ルビーは、グラスに注いだ時より色が変化している、ワインにも似たような変化をするものがあるとのご意見がありました。
今回の参加者は9名(男性8・女性1)[内訳:バーオーナー3名(男性2・女性1)、会社員2名、シェフ1名 勤務医1名、地方公務員1名 、無職1名]でした。
次回は9月末ころに、バースプーンで開催する予定にしました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます