「おやじぃ」の日々つぶやき

日々の生活の中で見聞や体験したことを、その歳なりで感じる気持を綴ります。

パブリックバー バラライカ創立50周年に寄せて

2011年04月04日 | 思い出
4月4日(月)です。旭川の天候は週末に寒気が入って冬模様に逆戻りした感じです。ただ、今朝は日差しがあって、いくらか気温も上がるのではと期待しています。


3月21日春分の日のことです。この夜、旭川の老舗バーバラライカの創立50周年祝賀会が催されました。私は一年ほど前から、オーナーマスターより発起人の一人として頼まれていたので、無事開催できて喜んでいます。


 ※これは祝賀会で配布されたパンフの表紙です。





 ※こちらは、北海道新聞の祝賀会翌日の報道記事です。





50年又は半世紀・・・一つのお店がこれだけ長く続いているのは、私の知る限りで全国的にもそんなに多くはないはずです。道内だと、札幌の「バーやまざき」が50年を過ぎています。


私がこの店の客として通い出して、おおよそ20数年になるかと思います。その始まりの日は1985年10月25日(金)でした。

この時、私はうつ病で入院中でした。治療を受けて20日ほど経過した時、主治医のカウンセリングを受けて「状態が少し良くなっているので、夜どこか一番行きたいところに出かけてみなさい。」と、言われました。その時あれこれ考えた結果、思い浮かんだのがこの店でした。


ただ、店の名前と場所が分からなかったので、以前連れて行ってくれた知り合いに教えてもらい、出かけました。当時の手帳に「スナック 〇〇」とメモが残っています。まだバーとかカクテルバーという名称を知らなかったのです。

当時オーナーはレストラン経営などを手がけており、店の方はベテランのバーテンダーさんにほぼ任せていました。私は店に行くときに、何をオーダーしていいのか分からなかったので、サントリーオールドを酒屋で買って行き、店のカウンターに座り、済みませんがこれを飲ませてくださいとお願いしたのを憶えています。


そして退院後職場に復帰してからは、週に1回くらい足を運ぶようになり、今に至っています。ここで飲むカクテルや洋酒が、いつも癒しになっていました。


それから、サンロクの他のバーにも飲みに行くようになりました。自分にとって酒との付き合いは40年以上になりますが、酒の世界が広がる契機になった思い出の店です。これからも出かけて行こうと思っています。




 ※祝賀会終了後の記念写真です