goo blog サービス終了のお知らせ 

机の上

我、机の上に散らかった日々雑多な趣味(イラスト・劇画・CG・模型・HP・生活)の更新記録です。

下々の葉無し

2022-12-06 14:02:21 | 日々是茶飲み話

 冬場は、寒い・雪が降る・歩きにくい、ただそれだけで身体の調子が悪くなる。子供の頃の話しです。住んでいた所はマイナス30度、連日の吹雪、積雪が一晩で1メートルと過酷であった。だから便所に行くのがいやで自然と便秘になっていった。

 今でもその生理状態は時々表れて便秘になる。便秘になるといっても子供の頃のように三日も四日も出ないという事はない。せいぜい二日、出すのに苦労する。寒いから何をするにも億劫になる。生活の全てがである。

 絵はそういう訳で遅々として進まない。おまけに、この二日はサッカー・ワールドカップに気を取られていた。夜中、本来は絵を描いている時間帯にサッカーを観ていた。これが本当のロスタイムだ。話が落ちていなくて恐縮。通じが悪い。

 


知ってるつもり手塚治虫

2022-12-03 06:22:04 | 本の読味

 奥田瑛二主演によるテレビドラマ「永遠のアトム手塚治虫物語」(1999)を観た。こうして実写で活きた手塚先生を見ていると、より一層先生の人と成りが実感できる。こうして活字を追いかけても奥田瑛二演じる手塚先生が浮かんでくる。

 中でも興味深いのは宝田明演じる父親粲(ゆたか)も登場する。父は幼い治虫に影響を与えたとある。先生はピアノも弾かれるが、それは母の影響でもあると書かれている。裕福な家庭に育っているのだろうなと子供心に想像はしていたが、ドラマを観てより具体化した。

 「手塚治虫ロマン大宇宙」上巻 大下栄治著は、そうした先生の家族の事も書かれている訳だが、いまさらだが人間は育った環境、とくに父や母の影響というものは大なのだなと、つくづく感じ入ってしまった。言うと、ひがみになるが自分にはないものがそこにはあった。

 奥田瑛二が演じる手塚治虫を見なかったら、この本は購入しなかっただろう。それほど奥田が演じる手塚治虫は好演していたと思う。そして奥田自身も手塚治虫を楽しんでいたに違いない。それは宝田明をはじめ他の家族にもいえる。観るこちら側としては、手塚家へお邪魔した気分だ。

 先にも書いたとおり、この本の活字を追いかけていると、奥田瑛二演ずる手塚治虫が挿し絵として浮かんでくる。それは他の家族にも言える。賑やかで明るい手塚家が具象化して活字の前に浮かんでいる。それはもう、静止画ではなく活字を追う度に動画となってしまっている。

 これは下巻もある。

 

 



 


007は飽きてきた?!!(笑)

2022-12-03 02:32:08 | 勝手な言い草

 当初、この絵は昨年お亡くなりになった、さいとうたかを先生の絵を踏襲するつもりでいた。いろいろ手を尽くしたが、結局こういう画風になった。ネットで検索していたら、あちらの国の方々のイラストに関心が移り傾倒してしまった。

 FBでお友達のМさんの欄で紹介されていた、外国イラストやアメコミなどは未知の世界の門戸を広げてくれた。フェデリック・クーパー氏などのイラストは若い頃に見た映画の宣材ポスターでよく散見した。

 お陰様で外国イラストを探す手掛かりが出来て、ネット上を徘徊する日々が続いた。外国のイラストはデッサンがしっかりしていて驚嘆するばかりである。こちらはデッサンのデの字もやっていないから塞ぎこむ日も続いたが・・・・・・・・・。

 

 



 


小心者

2022-12-02 06:05:17 | 日々是茶飲み話

 実は気が小さい。上がり症でもある。冠婚葬祭など人が多く集まる所なども苦手である。最近は慣れてきたが外食も苦手であった。若い頃は買い物などは夕方、暗くなってから町へ出た。知らない人とすれ違うのも嫌だった。

 怖がりでもある。子供の頃は映画などで怖いシーンがあると座席の下に伏せっていた。はにかみ屋で大人のひとに、ろくな挨拶も出来なかった。大きくなると、そういう自分に逆らってか、心にもない言動に走ってしまう事もあった。

 そんな訳で他人様の家やパーティーなども苦手である。平田弘史先生のお宅やパーティーにお邪魔させて頂いた時もボーっとしていた。だから帰ってきたら記憶に残っていないのである。何やら色々と動き回ったようだが、多分に自分に鞭打っての事だったと思う。

 思い出そうとすると赤面したくなる。そして、きまって妙な罪悪感に襲われる。自分の言動はどうだったのか、と考えると穴があったら入りたくなる。だから折角撮ってきた動画や写真を今だに見れずにいる。先生の長いスピーチや太鼓の演目やら、この頃少し記憶が蘇る。動画ちゃんと映っているのだろうか。

 嗚呼・・・・。もうすぐ一年かぁ。   先生・・・・・

 

 絵は途中。どこをどう手を加えたのか・・・・。

 


 

 


映画「北北西に進路をとれ」と「007危機一発」

2022-12-02 02:49:23 | 映画の味方

 最近はヒッチコック作品を観ている。何かで読んだのだが「007危機一発」は「北北西に進路をとれ」の影響を受けているとあった。気になるので、確かめようと久し振りに借りて観た。

 たしかに中盤での、主役のケーリー・グラントが飛行機で襲われる場面や後半の列車での逃避行など重なる部分もある。この映画、過去に何度も観ているのだがそういう観点には至らなかった。

 両方とも充分に独自性を持っていて面白い作品だし、改めて逆にヒッチコック作品に目覚めてしまった。相撲ではないのだから、どちらかに軍配を上げる必要もあるまい。両作品とも一級の面白さである。

 絵の方だが、走るボンドを描き直した。この頃はすっかりワコムの液タブでの制作が主となってしまった。九月から紙とインクからはご無沙汰している。液タブで劇画を描こうとも思っている。そのうちに・・・・。

 それはそうと、先に描いた物と、どちらが良いだろうか今も迷っている。それこそ、どちらかに軍配を上げなければならない。