机の上

我、机の上に散らかった日々雑多な趣味(イラスト・劇画・CG・模型・HP・生活)の更新記録です。

サンデー

2015-08-31 07:52:00 | 本の読味
 少年サンデーの新編集長のメッセージが話題をよんでいる。(なんでも編集長の独断に重きを置き作品掲載をしてゆくという事である)(ざっくり言うと)

 ので、サンデーの思い出を一言二言。
 
 創刊当時の記憶は余り無い。手塚治虫の「キャプテンKen」を立ち読みした記憶がある。あるが、子供心に面白いとは、思わなかった。理由は火星が舞台なのに、雰囲気が西部劇タッチなのは不自然だろう。(記憶違いなら御免なさい)(間違いついでに、後年知る事となるSF火星シリーズが元ネタだろうか?)絵が乱暴だ。(これは画風のせいか)(当時から忙しかったのだろう アトムは青騎士を殴っていたが、この方もアトムを描き殴っていた)本当にそう思っていた。子供は正直だという事で許していただきたい。

 いずれにしてもお金を出して購読していたのは中学一年頃だ。
白土三平作品一点を読みたい一心で買っていた。白土作品は毎号連載ではなかったので、掲載号だけ買っていたような気がする。残念乍ら今は手元には無い。家人が断り無く処分してしまった。(現物があればましなコメントが書けるのだが)(白土作品である四貫目というタイトルは今も強烈に残る)(内容は忘れたが)

 白土作品の掲載ページの片隅に白土先生の作品が「漫画雑誌ガロ」に連載中とあった。それからというもの、サンデーとは疎遠である。 

 以来「ガロ」は70年代後半まで購読していたが、これもまた家人に処分されてしまった。

 自分の物はよいとして、他人の物を投げるのはいかがなものであろうか。
なんだか家人への恨みつらみの文になってしまった。


 


 
 

 

 

冷飯とおさんとちゃん

2015-08-31 07:14:00 | 映画の味方
「いい映画だなぁ 感涙した」
1965年公開 全三話構成。
スタッフ

監督      田坂具隆
脚色      鈴木尚之
原作      山本周五郎
企画      岡田茂 、 小川三喜雄 、 三村敬三
製作      大川博
撮影      飯村雅彦
美術      鈴木孝俊
音楽      佐藤勝
録音      中山茂二
照明      和多田弘
編集      宮本信太郎
スチール    諸角義雄

キャスト

     冷飯(一話)

柴山大四郎    萬屋錦之介
椙女      木暮実千代
柴山又左衛門  原田甲子郎
志乃      岡田千代
柴山粂之助    中村錦司
中村又三郎   小沢昭一
中井岡三郎    花澤徳衛
深見ぬい    入江若葉
深見新蔵    唐沢民賢
下女      山乃美七子
中川八郎兵衛  千秋実
梶       不二和子
平松吉之助    河原崎長一郎
屑屋      浜村純
古道具屋の親父 藤原釜足
河重の女将   東龍子
河重の女中   宮園純子
中川家の家士  前川良三
中川家の使者  源八郎
若殿      五十嵐義弘
家老      矢奈木邦二郎

   おさん(二話)

参太      萬屋錦之介
おさん     三田佳子
おふさ     新珠三千代
伊三      安中滋
辰造      佐藤慶
作次      大坂志郎
作次の女房    富永佳代子
小助店のおかみ 赤木春恵
棗店のおかみ  中畑道子
乃里屋の番頭  市川裕二
長屋の男    畑中伶一

  ちゃん(三話)

重吉      萬屋錦之介
お直      森光子
良吉      伊藤敏孝
おつぎ     岡田由紀子
亀吉      君塚秀修
お芳      藤山直子
お蝶      渡辺美佐子
新助      北村和夫
喜助      三木のり平
源平      坂本武
おくに     都賀静子
長屋のおかみ  高橋漣
酒屋の親父   中村時之介
お玉      塩野崎貞子

「いい役者揃いだなぁ 今の映画やドラマは人手不足だなぁ』

妖刀物語

2015-08-30 08:29:00 | 映画の味方
「花の吉原百人斬り」と見出しがこちらの方が大きい副題がある。


スタッフ

監督     内田吐夢
脚本     依田義賢
企画     玉木潤一郎
撮影     吉田貞次
美術     鈴木孝俊

キャスト

片岡千恵蔵  佐野の次郎左衛門
水谷八重子  八ツ橋
水野浩    次兵衛
松浦築枝   おせい
片岡栄二郎  治六
山東昭子   おさき

作品データ
製作年 1960年
配給 東映
上映時間 109分

北京世界陸上女子マラソンGO音!



絵は映画「蜩ノ記」の印象。



蜩ノ記

2015-08-28 12:54:00 | 映画の味方
下絵。


スタッフ
監督    小泉堯史
原作    葉室麟
脚本    小泉堯史 古田求
製作    市川南
キャスト
役所広司  戸田秋谷
岡田准一  檀野庄三郎
堀北真希  薫
原田美枝子 織江
青木崇高  水上信吾

日活映画

2015-08-27 13:21:00 | 映画の味方
「霧笛が俺をよんでいる」をイメージして描いた。

最初に描いた素描のラフの日付を見ると8月4日とある。なかなか思うように描けない。



 幼年の頃から今日までどちらかというと挿絵が好きである。昔の少年雑誌はマンガよりも読み物と挿絵、絵物語などが主流であった。挿絵画家達は子供向けの仕事もしていたが、大半は大人向けの本の挿絵の仕事もしていた。
  
 古くはカストリ雑誌、猟奇雑誌と呼ばれ、近年でいうところのエロ雑誌にも活動の幅を広げていた。

 少年雑誌に散見する高名な画家もいて、素晴らしい画力で参考にしようにも手がでない筆致で、指をくわえて見ていたものである。

 ダンボールひと箱分の雑誌のコレクションを家人に無断で投げられた話は前にも書いたか、人に話したか忘れたが投げられたショックは今も時々思い出す。

 よって残念乍ら画家達のタッチを思い出せずにいる。なんとも頼りげな、それでいて確信に満ちた描線は確かなデッサン力とあいまって魅了した。

 挿絵画家達の爪の垢を煎じて飲みたいが、今は手元に教科書が無い。喪失感が時々胸を襲う。