机の上

我、机の上に散らかった日々雑多な趣味(イラスト・劇画・CG・模型・HP・生活)の更新記録です。

現代劇

2020-05-31 05:25:00 | 楽描き
 私の絵を見た方の感想にこういうのがありました。
「まるで怪奇漫画みたい」
確かに言われてみると、そうかもしれないと思いました。

 絵は女性はともかく男性は何かに取り憑かれているかのように、げっそりとした顔で驚いています。下絵のときには、そうでもなかったのですが、こうしてペン入れして仕上げてみると、確かに言われた通りかもしれないです。

 怪奇、オカルト、妖怪等は意識した事はありませんが、猟奇はあります。
昔、猟奇雑誌なる物が、ありまして、そこで描かれている挿絵に憧れていました。
街の看板描きほど下手ではなく(失礼)さりとて公募展に出品されているような上品さもなく微妙な色っぽさがありました。

 マイナーでけっして表に出ることのない画家達の多くは技術が高く、充分に基礎を積まれている方達と思いました。中には高名な方もいて、食べるために仕方なく描いていたという話しを後年知りました。

 手塚治虫の絵は真似出来ても、こういう絵の真似を出来なかった少年は、其の後もこうして老骨に鞭を打って絵を描いているのです。





Kさんへの返信・草稿

2020-05-30 04:27:00 | 日々是茶飲み話
 感動。
本当にそうですね。
私のように歳を重ねても大事にして生きたいです。

 つげ先生が初とは驚きました。感動はこれからも続きますね。
表題作がリアリズムの宿とありますが内容はどういうものか気になりますね。

 装丁が新しい物のようですが最近の発行のものですね。見たことがありません。リアリズムの宿は読んだ記憶がありますが、内容は忘れてしまいました。腐界の本棚を捜してみます。

 つげ義春作品とは小学生の低学年から縁があります。
雑誌「ぼくら」に読み切りが掲載されていました。
子供心に手塚先生に絵が似ているなという思いが今も記憶にあります。

 当時はそういう作家さんが多かったですね。
出ては消え、出ては消えの戦国時代でした。
好きな作家さんが多数いたのですが、今ではほとんど語られる事はありませんね。素敵な作品が一杯ありました。

 私の世代はその後の貸本時代。そして雑誌「ガロ」の時代を忘れるわけにはいきません。
当時は心酔していました。つげ先生の登場は衝撃でした。一斉にマスコミがスポットライトを浴びせました。その狂乱振りは凄かったです。

 私は今ではすっかり熱も冷めて、この度発行される全集も悩みましたが買いません。これ以上に本が増えては家人に迷惑をかけます。
特別、熱心なコレクターではないですし、その時々縁があったら購入するという、呑気な父さんです。買いもらしても後悔はありません。この頃は近隣の本屋が全滅してしまい、バスと地下鉄で出かけなければ本屋に辿り着けないです。

 通勤途中のショッピングモールの本屋にもビックコミックくらいしか置いていない現状では、紙の時代の終焉は加速化するのでしょうか。淋しい限りです。

 なんだか、終わりをパッと明るく締めくくりたかったのですが悲観的になってしまいました。

時代は動く自分は立ち尽くすという、今日この頃です。


ゴルゴ13の休日

2020-05-09 03:39:00 | 楽描き
 50余年にも渡る雑誌連載で初めての休載という事がニュースになった。
その名はゴルゴ13。

 不死身のゴルゴ13もコロナウィルスには勝てないという事らしい。
気がかりなのは作者のさいとうたかを先生である。気落ちしないかと心配である。

 テマエは随分と長い事、ゴルゴ13の読者ではない。
ビックコミックが月刊誌から週刊誌に変わる頃から読むのををやめてしまった。恐縮である。

 それでも、たまには病院の待合室などで読む事がある。
相変わらず内容は面白いし、最近の傾向が取り入れられている。ただ、老眼なので見えなくて、なかなか作品世界に入り込めない。

 四段に仕切られたコマ割りに際密に描かれた絵に、ビッシリとネームにセリフが書き込まれていて、まるで小説だ。

 むかし、旧友がマンガは読まないが、ゴルゴ13だけは読むと言っていた。
確かにゴルゴ13には時事ネタが盛り込まれていて、大人の鑑賞にも叶うのだろう。凄い奴だゴルゴ13という男は。
そういえば、どこぞの政治家も読むと言っていたような。

 

 絵は休日のゴルゴ13を描いてみた。似ていない。似顔絵コンクールなら落選だろう。さいとうたかをプロにも合格しない。苦笑の限りである。

 話を絵に戻そう。折角の休日だからゆっくりすればよいのだが、何か殺気を感じ取ったらしい。落ち着いて休めやしない、プロほど細心なのである。

 コロナウィルスで思わぬ休日となったゴルゴ13。
本当はゴルゴ13にコロナウィルスの真実を追跡して貰いたかったのだが、残念である。

横着

2020-05-07 06:51:00 | 楽描き
 じつは随分と前からフェイスブックを始めている。長い事、蜘蛛の巣状態でほったらかしであったが、ある機会から活発化してきた。

 ある機会とは、会社の上司がフェイスブックを開設しているのであれば友達になりましょうとコンタクトしてきたからだ。

 おかげさまで今では友達が10人を越えてきた。こちらから無理に友達申請した方もいらっしゃるが、多くは向こうからリクエストされたものだ。

 普段、実際に会う友人とはまた違う感慨があり、なにか心が豊かになるのは自分ばかりではないと思う。

 必然的であるが、このブログは文章が中心になってきて画像の掲載がなされなくなってしまった。掟破りの画像リンクというのはどうであろうか。横着である。

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2891955750916908&set=a.2027485620697263&type=3&theater

横着はいけないので画像をアップする。