机の上

我、机の上に散らかった日々雑多な趣味(イラスト・劇画・CG・模型・HP・生活)の更新記録です。

映画・大地の侍

2024-07-21 18:23:00 | 映画の味方
 本庄 陸男 の小説「石狩川」を原作とする映画である。この数十年、観たかった映画であるが、公式の動画サイトにアップされていた。

 改めて調べてみると地元の有志が製作元の映画会社にDVD化をお願いをしていたようである。随分と時間を要したようでもある。

 この映画の公開時は北海道開拓九十周年とあるが自分は百周年の記憶がある。さらにそれを記念して札幌の郊外に北海道開拓記念塔が建てられた。

 さらに時は流れ、今は百五十周年位になったのであろうか。映画は小説を丁寧に映像化しており一級の資料としての価値がある。

 私たちの先人がいかに苦労をして、この北の大地に根を下ろしたのか、涙なくしては観ることはできない素晴らしい映画である。

津川雅彦・家康

2023-11-23 07:48:10 | 映画の味方

 津川雅彦。好きな役者の一人である。芸も達者である。なんと言っても語り口がいい。若い頃の伊豆の踊子や晩年のテレビドラマ相棒でも良かった。

 絵は彼の徳川家康役を模した。ここでも彼の口調は素晴らしく耳に心地よい。この大河ドラマ徳川葵三代はネットなどで評判が良く、今視ている途中である。

 絵は描き直してみた。

   


007劇画より愛をこめて

2023-10-01 19:10:05 | 映画の味方

 僕が子供の頃、小学生から中学生の頃にかけて、ショーン・コネリーの007シリーズは劇場公開された。

 当時は雑誌にも、さいとうたかを先生によって、007は劇画化されていて映画同様に随分と熱狂したのを思い出す。

 絵は当時の「007危機一発」をイメージアップした。何とか、さいとうボンドとコネリーボンドと合体しようと苦慮している。

   



劇画「眼の壁」三章一枚目

2023-07-11 07:21:04 | 映画の味方

 去年の九月に筆が止まってしまって、ようやく三の十六枚がペン入れ完了となりました。これからゆっくりとデジタル化してゆきます。

 映画「眼の壁」の原作はまだ未読なのです。若い頃はSF物ばかり読んでいてこういう探偵物とは疎遠でした。それでも「張り込み」は読みました。

 この作品は本当にあった事件を題材にしているので迫真性があり、起承転結もしっかりしていて劇画の材料としてはいい教材です。

 ただ、今の社会通念からみると突っ込みどころが多々ありますが、舞台が昭和三十年代ですから、世の中の人も呑気だったのでしょう。

 主人公は事件関係者と接触して聞き込みをしていきます。今なら他人にものを尋ねても、教えて貰えるのは、せいぜい道筋位なものでしょう。



 

 


映画の看板・・空の大怪獣ラドン

2023-06-28 01:14:02 | 映画の味方

 完成である。テキストも合成もメディバンペイント一本ですませた。テキストとはラドン、出演俳優等の文字打ちの事で、合成とは先に描いた俳優、佐原健二、白川由美をコピーペーストした。当初はデータをフォトショップに持っていき、しかる後にイラストレータでテキストをと考えていた。昔はこいう手描きの映画の看板が巷に溢れていた。

      

 ラドンは怪獣映画としては初のカラー作品と記憶している。DVDで改めて観るとラドンを吊っているワイヤーも背中から丸見えである。制作者のコメントによると今時の技術ならワイヤーも消せるがリマスターするにあたってそのままにしたとの事だ。

      

 上記の絵はテキスト打ち前の俳優をコピペした状態の絵である。メディバンペイントにも大部慣れてきたのでフォトショップに移動せずに処理した。今見ると女優の白川由美の方に入れ込んで描いているのが分かる。時間も三倍ほど掛かっている。

      

 上記の絵は背景のみである。これはこれでレイヤーは十個ほどある。レイヤーとは階層の事である。紙描きの一枚で描くのとは違い、透明の薄いセルロイドにそれぞれに遠景、近景、等と分けて描いていると願いたい。この場合は戦車、地面、街並み、ラドン、空と分かれている。お互いが干渉しないので便利である。