机の上

我、机の上に散らかった日々雑多な趣味(イラスト・劇画・CG・模型・HP・生活)の更新記録です。

屁の話

2023-09-23 10:15:45 | 日々是茶飲み話

 六十代の後半、病院の守衛をしていた。七十代後半の先輩は歩く度に屁を放っていた。一歩づつ歩く度にである。その音は優しく漏れている感じである。ああ、締まりがないのだと後ろを歩いていて感じた。

 時が過ぎ、やがて自分も歩く度に、肛門から空気が漏れ出した。やがては自分も先輩のようになるのだろうと思ってはいたが、その時のように微笑ましくは思えなかった。自分の意志とは関係なく空気が漏れるのだ。

 すれ違った看護師さんに気付かれなかったろうか。音といい臭いといい、気を引き締めても身体が緩んでいるのだ。これが歳を取るという事かと観念するが納得もいかない。屁も元気が無く、言う事も効かない。

 絵はそういう事とは、まったく関係がない。志村立美画伯の絵をコピーした。

 

 

 


 


洋服の皺

2023-09-14 01:06:13 | 日々是茶飲み話

 テレビドラマや映画などの、どこを見ているかというと洋服の皺をもっぱら見ている。背広の肩の部分やワイシャツの胸元など、俳優の一挙手一投足を目で追っている。

 話しの筋などは二の次で、好みの俳優が出れば努めてみる事にしている。本当に洋服の皺は難しい。同様に時代劇の着物の皺も難題で、皺は一生の主題かも知れない。

     

 劇画の三章の十六枚、脱稿である。