机の上

我、机の上に散らかった日々雑多な趣味(イラスト・劇画・CG・模型・HP・生活)の更新記録です。

映画・大地の侍

2024-07-21 18:23:00 | 映画の味方
 本庄 陸男 の小説「石狩川」を原作とする映画である。この数十年、観たかった映画であるが、公式の動画サイトにアップされていた。

 改めて調べてみると地元の有志が製作元の映画会社にDVD化をお願いをしていたようである。随分と時間を要したようでもある。

 この映画の公開時は北海道開拓九十周年とあるが自分は百周年の記憶がある。さらにそれを記念して札幌の郊外に北海道開拓記念塔が建てられた。

 さらに時は流れ、今は百五十周年位になったのであろうか。映画は小説を丁寧に映像化しており一級の資料としての価値がある。

 私たちの先人がいかに苦労をして、この北の大地に根を下ろしたのか、涙なくしては観ることはできない素晴らしい映画である。

古い絵

2024-07-18 16:47:22 | 楽描き
 水彩画のサークルに入会した。長いこと墨一色の劇画を描いてきたので、ここらで色付きの絵を勉強したいとの事だ。

 そういう訳で、四十年前の絵を引っぱり出してきて、背景などに手を加えてみた。この頃は、こういった傾向に興味があったようだ。

 このSF風の絵は、当時はどういった心境で描いたのか、今となっては思い出せないが、70年代から80年代にかけて映画「スターウォーズ」が流行っていたのを思い出される。

 あと、スーパーリアリズムなるものがイラスト界を席巻していたと記憶する。自分はというと、少年時代の雑誌の口絵や挿絵の影響もあり、こういったつじつまの合わないテーマを選んだようだ。

 背景には最初は宇宙船が墜落した様を描いたのだが、今回はこれを消して火山の噴火と想定してみた。手前の女性は裸体で想定が近未来であるのに対して旧式のライフルを所持している。

 そして、女性はアンドロイドなのが、腕の負傷によってわかる。立っている場所が地球なのか他の惑星なのか謎が残るが火が燃えているから酸素はあるのだろう。

 今回、手を加えたのは女性の影に問題がある。後ろで火が燃えているのなら逆光にしなければならない。向かって右側からの光の当たり方を今更直すのも面倒なので背景を処理して誤魔化そうという魂胆だ。

  

 

記憶喪失

2024-07-15 12:33:44 | 日々是茶飲み話
 忘却とは忘れ去ることなり、昔に流行ったドラマの名セリフだったか。このドラマ、忘れたくても、忘れられない人の事を追い求めるドラマだったか。

 当方、こちらは想い出したくても、想い出せなくて悩んでいる所存。この間などはバイクの鍵を失くしてしまった。数日、家中を探し回る日々であった。

 違う部屋へ、物を取りに行こうと思って、これまた敷居を一歩またぐと、はて自分は何を取りに来たのかと想い出せないでいる。結局もとの部屋へ戻る。

 机の上の定規もいまだ行方不明である。どこへ持って行くわけでもなく、何故なくなるのか、いまだ判らない。しまいには泥棒が入っているのだろうかと疑心暗鬼になる。

 机の上が出たところで、近作をアップする。


 これは水彩画の下絵。桜並木と川かな。写真をみて写生。次は劇画の一枚。


 何年もかかっている。製作開始が2017年だったか。まだ半分。

夏の雨

2024-07-10 03:44:14 | 楽描き
 昨日は二枚の絵に手をかけた。一枚は先に挙げた風景画のラフスケッチ。そして、もう一枚はこれ浮世絵は國貞の模倣である。

 写しとあっても自分流に手を加えている。浮世絵とマンガは線でくくるという点では共通している。日本独自の表現方法である。

 西洋絵画は光と影の3Dの表現が主であるのに対しての浮世絵は2Dで点と線で二次元の世界である。陰影がないから絵が愉快でもある。

 

昼寝覚

2024-07-10 03:09:49 | 日々是茶飲み話
 年齢のせいか、よく寝落ちする。テレビを視ていては、気が付くと寝ている。一時間も寝たかなと目覚めると、これが10分ほどしか経っていないのだ。

 食事をした後も眠くなる。胃に血流が集中してか、はたまた血糖値が上がってのことか、これは危険行為だと妻に起こされる、本当は食事の後は軽く運動をするのが良いのだ。

 通っている水彩画グループの女史から宿題を頼まれた。その女史は他の諸先輩方に、絵の見本を見せてよと風景写真を見せてお願いしていたのだが、先輩方は上手に断っていた。

 私の方にお鉢が回ってきたので快く承諾した。本当は断れない性格なのだ。快諾したものの水彩での風景画など、この数十年、描いたことが無い。どうなること事やら不安である。