いちじつさんしゅう【一日三秋】
一日顔をあわさないだけで、三年も過ぎ去ったような気がする。それほどに相手に対する情愛のほどが強いことのたとえ。
五十数年前に購入した大判の画用紙に描いている。すっかり赤く焼けて油っ気も無くなっている。使っている絵具は実はタミヤのプラカラーをである。これをマニキュアの除光液やアルコールで溶かして水彩風に仕上げている。もちろん水彩絵具も併用するという全くの邪道である。
紙もカラーも大量に余っている。本来ならとっくに捨ててしまう代物だが、性分なのか後生大事にとってあった。この度、水彩画のグループに参加したので、ようやく日の目を見た紙だが、プラカラーはいかがなもんかと思いながらも勿体無いの精神で使い切ろうと思っている。
絵は、映画「フーテンの寅」のどれかの作品のラストシーンをスケッチしてみた。この映画、日本各地をロケして綺麗な風景を見せてくれる。絵はまだ途中である。足りない色があるのでプラモデル屋に行かなければ・・・。