机の上

我、机の上に散らかった日々雑多な趣味(イラスト・劇画・CG・模型・HP・生活)の更新記録です。

サイレンサーの話

2022-09-14 06:46:20 | 映画の味方
 小説「凶銃ルガーP08」の冒頭で銃の先端部分を加工する場面が描かれている。照星をヤスリで丁寧に削り落し、銃口部分をダイスでネジ山を切っていく。サイレンサーを装着する為だ。

 映画でサイレンサーを初めて見たのは小学生の頃で、日活映画のアクション映画だった。宍戸錠が「こういう街中で銃をぶっ放す時はこういう物を使わなきゃ駄目だ」と、サレンサーに手をかける。「熱っ」

 映画「007は殺しの番号」ではショーン・コネリーは銃からサイレンサーを外す時に涼しい顔でスポッと抜いていた。差し込み式なのかと思ったが、「007危機一発」ではロバート・ショーは、くるくる回して装着していた。

 ルガーP08はむき出し銃身だ。作動に干渉する事なくサイレンサーをネジ式で装着出来る。銃口側がオスねじでサイレンサー側がメスねじだ。そうでなければ弾丸は銃口からサイレンサーへと通過しない。

 一方、ジェームズ・ボンドが使用するワルサーPPKの銃口部分はどうなっているのだろうか?今も疑問が残る。スポッと抜いたり、くるくる回したりと、銃口部分は謎だ。こんな所で上げ足を取ってもしょうがないかぁ。

 絵はひとまず、これで止めておく。あとで少し直すとして次に行こうと思う。余談だが、昔に所有していた玩具ガンの銃口部分は、内側にメスねじが切られていた。玩具だからいいのだろう。映画の小道具もきっとそうだ。